ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
China: the Middle Kingdom (Decision Games)・クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・BigBang (同人)をプレイしました。

DGのChinaはBritannia (AH)システムの中国史ゲーム。春秋戦国時代から国共内戦までを扱いますが、前半または後半だけをプレイするハーフゲームも可能です。今回は前半だけをプレイ。これだと唐の成立でゲーム終了です。
Britanniaを引き継いだシステムはよくできています。ルールの違いは、スタック制限の変更と征服ボーナス(どの国でも他国を滅ぼすとその国力に応じたボーナスが得られる)の追加程度です。これがほどよく機能し、中原を平定する大王朝が入れ替わり立ち代わり登場しつつ辺境に様々な蛮族が根強くはびこる中国史をよく再現できています。
前半プレイだけだと大国ばかりの人や蛮族ばかりの人がいて、プレイヤー間の国の配分はやや疑問。それでも最後にT口氏が最後の唐の得点で逆転して0.5点差でトップになったあたりバランスはそれなりに取れているようでもあります。

クイーンズブレイドはフルメンバーの5人プレイ。人数が増えても女王の体力は変わらないので、多人数だと一撃の大きいキャラにも勝ち目が出てくるようです。女王の方から来てくれないと攻撃が当たらないのでどうしても運次第になりますが。
星矢5人。冥闘士入り。アテナ+星矢(G)対サガ+シャカ(E)対シオン(S)という豪華対決。サガでしたがE陣営が真っ先に脱落してGの勝ち。

他の卓ではアグリコラ(Lookout)・China Rails (Mayfair)がプレイされていました。

終了後、移動して裏例会。参加者3人。
A Touch of Evil (FFP)・RftG (RGG)をプレイしました。

A Touch of Evilは村に潜む魔獣を捜索して倒すホラーゲーム。ボード上を移動してカードを引いて遭遇を行い、装備が整ったらラスボスとの最終決戦に挑むというシステムはまるでアーカムホラー(Chaosium/FFG)にそっくりです。もともとヘビーゲーム化したところにエキスパンションがいくつも投入されて今や混沌と化しつつある新版アーカムホラーから精髄だけをうまく再抽出した感じの好ゲームです。
多数の銃器を揃えて弁慶のように武装し、いの一番に魔獣の巣に突入しましたがあと一歩で及ばず。2人めのK川氏にうまくさらわれてしまいました。
対決プレイだと最終戦闘を楽しめる人はせいぜい2人かそこらなので、人数によらず協調プレイかチームプレイを選択した方がよいかもしれません。

RftGはInterstellar Bankと低コスト技術という無駄のない初期手札でうまく発進でき、後半には必要な6コスト技術がタイミングよく手に入るという都合のよい展開で快勝できました。

SLニセコ号

ここのところ毎週SLニセコ号を追いかけてます。
今日は200kmポストの跨線橋にしてみました。紅葉はもう散り始め。やはり先週の方がよかったようです。爆煙とまでいきませんがまあまあ。時おり強い風が吹いていて煙も流されぎみでした。ニセコ駅まで追っかけてみましたが、雲ひとつない青空にもかかわらず靄がかかったような感じで、ニセコ駅から見た羊蹄山は輪郭だけはくっきりしてるのに薄青色の書割みたいな感じでちょっと秋らしくありません。
下りは蘭島直線に行ってみました。4時半ごろ通過なのですが、すでに日没後。待ってる間にもどんどん暗くなってきます。それでも7~8人のギャラリーの前で景気よく煙を上げてくれました。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・RftG (RGG)・Agricola (Lookout)・ブロックス3D (ビバリー)をプレイしました。

クイーンズブレイド・ザ・コロシアムですが、人数が増えても女王の体力や攻撃力が変わらないので、多人数だとあっという間に女王が倒されてしまいます。被ダメージ時についでに脱衣のシステムの使いどころを考えると、このくらいのペースが設計意図なのかもしれませんが。システム的に一度に大ダメージを与えるより少ないダメージを何度も与えた方が有利なので、SPで移動して遠距離でも近距離でも攻撃できる2人が強く、キャラクター間のバランスは取れてない感じです。

アグリコラは全員Iデッキ。カードの引きが微妙だったので大きな進歩のオーブン戦略で。残念ながら材木が足りなくて柵で空きスペースを埋められなくて2位でした。
4人だと藁・石・食料のマスがあって序盤から石を手に入れやすいので、オーブンとパン焼きを食料確保の方法の一つとして考慮に入れる価値は大きいです。また、人数が増えると家族を増加アクションの取り合いが激しくなります。3人くらいなら他プレイヤーの家の増築ペースに気をつけていれば家族の増加を取り損なうことはほとんどないのですが、4人にもなるとスタートプレイヤーなしでは空き部屋を抱えたまま何ターンも待つはめになるので要注意です。

ブロックス3Dはルミと全く同じでした。ターンテーブルの動きが渋いとか、何段まで建てられるのか見にくいとか、コマが軽くて倒れやすいとかの不満はありますが、ゲーム自体は何も変わっていないので安心です。運よく全部置ききって勝利。
RftGは2戦2敗。

SLニセコ号

今回は然別銀山間の函館本線216.3kmポイント。前回の白樺バックからさらに奥に400m進んだところです。カーブのアウト側、イン側の下、イン側の上と撮影適所の多いポイントですが、今日は僕を含めて4人しか来てませんでした。イン側の下から撮影してみました。
雲が多く日が照ったり陰ったりと一定しない天気でした。煙ひかえめでドレンもなしでちょっとがっかり。
白樺バックよりさらに車に戻るのに時間のかかるポイントなので追っかけは無理なのですが、聞いた話では200kmポイントでは爆煙だったそうなので、定番中の定番ポイントでないと煙はあんまり出さないのかもしれません。

倶知安の北4線踏切に移動して下り列車も撮ることにしました。
バック運転ですが羊蹄山をバックに撮れる定番ポイントです。
雲が多いのはあいかわらずで、結局羊蹄山にかかった雲が消えませんでした。

苗穂工場公開

鉄道の日ということで、JR北海道の苗穂工場が公開されたのを見に行ってきました。
(正門からも入れますが)苗穂駅から普段は職員専用の跨線橋を通って入ります。この跨線橋が狭くて大渋滞です。
展示の目玉はC62の牽引運転、他は工場作業の実演やDMVなどの車両の走行です。
C62は製造60周年ということで記念ヘッドマークをつけてDLに引かれていました。ロッドが動くので無動力でもちゃんとシュポシュポと音がします。客車はまりもの車両でした。
工場の方ではレールの溶接の実演をしていました。普通のアーク溶接ではなく、炉から熔けた鉄を流し込むテルミット溶接でした。一気に火花が燃え上がっていました。

白樺バック

SLニセコ号を撮りに行ってきました。
然別~銀山間の函館本線216.7kmポイント、通称「白樺バック」です。
天気は良好でしたが、紅葉はまだ少し早い感じ。白樺は針葉樹に隠れてもう「白樺?バック」と改名した方がよいくらいです。
今日のC11はもくもくと泰山のような煙を吹き上げておりました。

鉄オタはみんな知ってるけど具体的な場所のよくわからない白樺バックですが、道順は以下のようになります。周辺の道路は改良で付け替えられているので古い地図だと迷います。つか迷いました。

国道5号か道道36号から道道1022号に入る。国道5号と銀山の間に稲穂峠下というバス停と小さな橋があるので、そばのT字路を西へ入る。直後の十字路を左折してしばらく直進。途中T字路から先はダート。鉄橋の下で行き止まりなので、車を置いて階段を登り線路に出る(階段の踏板は腐って抜けているので注意)。ここが217kmなので、鉄橋を渡って線路沿いに300m徒歩で南下。216.7kmのキロポストの近くが下のお立ち台。さらに進んで18.2‰の勾配標のあたりが上のお立ち台。
SLの運行日はたぶん人が多いので問題ないと思いますが、一応は熊注意。線路の真ん中に大盛りカレー大のヽ( ・∀・)ノ ウンコーが落ちてました。人糞じゃないよねぇ。ガクガクブルブル

ML.K 裏例会

アステロイドの某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・Im Reich der Wüstensöhne (KOSMOS)・Key Harvest (R&D Games/RGG)・RftG(RGG)・Agricola (Lookout)・Robotics (Pegasus Spiele)・1826 (DTG)をプレイしました。

クイーンズブレイド・ザ・コロシアムは脱衣ロストワールド「クイーンズブレイド」のボードゲーム版。ボード中央にいる女王をみんなで殴って勝利に一番貢献した人の勝ち。位置取りの都合で女王を攻撃できないときは服を脱いで観客にアピールするアホな世界観です。火力は低いけれど特殊攻撃を外すことのないエキドナで勝利。

砂漠の王子は砂漠版エントデッカー。砂漠の海にオアシスの島を作って探検家を置いて得点します。小さいタコ焼島をたくさん作るのが勝利の鍵なところまで同じです。外周が砂漠でもオアシスでもよくなっているのでエントデッカーよりは閉じやすくなっています。周りが埋まって探検家を回収しそこねてしまい大敗。

キーハーベストは農地タイルを売買してひと続きの農場を作るゲーム。農地タイルは置く場所が決まっていてそれぞれ1枚ずつしかないので、実質的には1枚の大きなマップ上で陣取りをしているのと同じです。よほど下手を打たない限りここでは大差はつきません。全員同じものが配られている6人の農場労働者もイーブンで、人と差がつくのは全体で6人しかいない町民タイルでした。ということに気づいたのはゲームも終盤。ルールブック末尾のプレイのヒントにはこのことを書いておくべきだと思います。

RftGはエイリアン作戦で大勝。
アグリコラは全員Iデッキ。K川氏の水呑み百姓作戦が炸裂して手も足も出ず。どうして井戸系のカードはいつもまとめて一人のところに行くのでしょうか?

ロボティクスは買ったり拾ったりしたロボットの部品を水道管ゲーム方式で組み立てて、設計図通りのロボを作るゲーム。何はなくともパーツの一部として胴体がないとロボットを組み立てられないのに、システム的には何もケアされていないという不親切設計。ロボットを作るのは楽しいのですが、ゲームとしては破綻しています。一応、早々に2体を完成させて10,000クレジット獲得して勝利できました。

今回の1826は第一国鉄も第二国鉄もできない珍しい展開。私のMidiは株価トップでしたが社長5割、相方はノルトで離れているうえに初手リール入りを阻止されて散々な結果でした。

旭山動物園号

函館本線は三笠の道の駅のそばの踏切で朝一の旭山動物園号を撮ってみました。すごいカラフルな列車です。
午前順光の撮影地ですが下り列車の正面が影になるので少し曇っていた方がよいようです。上り列車は踏切のそばぎりぎりから撮れないこともないといった感じです。

午前中の特急をいくつか撮ってから上砂川の廃駅を見に行きました。やっと少し晴れてきました。

ML.K 9月例会

札幌市北区民センターでML.Kの9月例会がありました。参加者6人。
Canal Mania (Ragnar Bros)・BigBang (同人)・San Juan (alea)をプレイしました。

カナルマニア4人。リバプール~マンチェスター線を起点にうまく一筆書きな水路を引くことができました。これから稼ごうというところで人が増えたので途中終了。この時点では全員割と僅差でした。複数回プレイすると序盤の展開にあまり変化がないのがちょっと気になります。
BigBangを6人・6人・5人と3回プレイ。ダイスをひたすら振るゲームなので肩が疲れました。
最後は余り時間で4人サンファン。蝦夷総督のY田氏はやはり強かったです。

終了後場所を移して裏例会。3人。Conquest of Paradise (GMT)・Giganten (Queen)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

GMTのConquest of Paradiseはオセアニアにおける征服ゲーム。サモアやトンガなどの島からスタートして南太平洋を探検し、自分の部族の集落を増やしていきます。探検は本当にランダムで現実の場所に島があるとは限らないので、近場の海域に手頃な島がなければ豊かな島を襲って手に入れることになります。海上には移動を妨げるものはなく戦闘に地形的な要素は何もないので、あまり作戦や戦術面で見るべきものはありません。ひとしきり探検を楽しんだ後は、順番のマジックで大スタックをぶつけあって決着をつけるゲームです。序盤から地道にカードと戦力に投資した分が実って勝利。
Queenのギガンテンは別名AirShipでダイスを振って飛行船を開発するゲーム。同社のラッキーループとそっくりですが、こちらの方がテーマに合ったシステムになっていると思います。以外と簡単に終了スイッチを押されてしまい最下位。
アグリコラはKデッキ2人対Zデッキ1人。Zデッキの双子の母が強力で全く太刀打ちできませんでした。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会がありました。参加者4人。
Age of Steam (Warfrog)・On the Underground (JKLM)・The Settlers of Catan (Kosmos)をプレイしました。

蒸気の時代は拡張の北カリフォルニア。赤の巨大都市サンホゼが目立つマップです。第1ラウンドの順番の競りで頑張ったかいあって、サンホゼ南に建てた新都市を拠点にしてゲームを開始することができました。2人が北方・2人がサンホゼ周辺という感じで配置が分散したので、サンホゼの優位を生かして勝つことができました。今回はサンタクルズの港を活用する人がいなかったのが残念ですが、その他都市間の間隔の設定などバランス面は悪くない拡張だと思います。
拡張に限らず蒸気の時代の基本システムとして、順番の競りに2位で競り負けたときのダメージが大きいのがいつも気になります。いつ発売になるのか分からないメイフェアの再版でこの辺が改善しているとよいのですが。

メトロでGoは大環状線をひいたK藤氏の圧勝でした。
K藤氏の騎士カタンはK藤氏の高い工作能力のおかげて完全日本語化されていて大変遊びやすいです。こちらもK藤氏の圧勝。