K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。4人。
Le Havre (Lookout)・PANDEMIC (Z-Man)・十二支輪舞(同人)をプレイしました。

昨日に引き続きLe Havre。4人はちょっと人数多めです。人数にかかわらず1人1アクションずつ行なって全員の合計で7アクションごとに食料の徴収があるのですが、これでは4人中1人は1アクションするだけで次回の食料徴収が来てしまう計算です。よほど潤沢な食料供給源がない限り、食料の手当以外の長期的な計画にアクションを使う余裕がありません。これで5人になるとちょっとゲームどころではないかもしれません。
今回もトップには微妙に届かず2位。ううむ。

PANDEMICは各所で好評ながら世界的に供給不足で残念なゲーム。協力プレイで人類に襲いかかる疫病と闘います。無謀にも初プレイなのに通常ゲーム。
1回めは調査員なし。手札の交換のためにはカードで指定された場所に行かなければならないので、位置取りに手間取っている間に疫病が蔓延して人類滅亡。
2回めは衛生兵なし。手札の回しかたが分かってきたので速やかに特効薬を開発しこれから病気の根絶に取り掛かろうというところで、後回しにしていた中央アジア地域が一気に悪化してやっぱり人類滅亡。エピデミックカードで捨て札が山札の上に積まれる関係でヤバい地域ではたて続けに繰り返し発症するので、病気は初期症状のうちに対処しないといけないよという教育的なゲームでした。

十二支輪舞はテストプレイ中だそうですが相当に完成度の高いところまで仕上がっていました。これはかなり期待できそうです。

ML.K 裏例会


ML.Kの裏例会は参加者3人。
RftG (RGG)・Le Havre (Lookout)・A Touch of Evil (FFP)をプレイしました。

RftGはエッセンみやげのGathering Stormエキスパンションが追加されました。カードが若干増えた分はそれほど影響なさそうですが、新ルールのゴールタイルの追加によって運ゲー度がさらにアップしています。たとえ引いたカードがうまく活用できても、それがゲーム開始時にランダムに選ばれたお題に一致していなければ橋にも棒にもかかりません。ううむ。

Le Havreはアグリコラのローゼンベルグ氏の期待の新作。ルアーブルの街で日々の食料供給に追われながら、建物を建てたり船を買ったりしてお金を稼ぐゲームです。定期的な食料の徴収に備えて麦やら牛やらを食べられるように調理するのはアグリコラと同じですが、毎回のアクションは建物に人を送ってその能力を使用するというケイラスあたりに似たシステムです。
ゲームに変化をつけるためにプレイごとに一部のカードが入れ替わりますがアグリコラのような手札はなく大部分の情報はオープンになっていて、アイコン主体で適宜説明文の入ったコンポーネントデザインが洗練されているのでとても遊びやすいです。ただし時間はかなりかかります。およそプレイ人数×1時間くらいでしょうか。
トップには微妙に届かず2位。

AToEの今回のラスボスはデュラハンです。上級ルールを入れてみましたが、ほとんど選択ルール的な些細な変更のみで基本ルールとあまり違いません。若干難易度が上がる程度でしょうか。
僕の担当キャラは浮浪者でした。LNoEの浮浪者と同じく、イベントカードを2枚引いて1枚選ぶ能力です。これが強力で耐久力の上がるイベントばかり選んでいたら、いつの間にか初期体力の2倍くらいまで強化されてしまいました。村人の協力者にも恵まれ、2回の挑戦でなんとかラスボスを倒して勝利できました。

SLニセコ号

今年のSLニセコ号は今週で終わりです。DJ誌によれば来週も団臨で走るようですが。
今日の後志地方は午前中は雨降りでしたが、ニセコ号の発車時刻にあわせるように一時的に雨が止みました。函館本線202キロポストの旧ワイス踏切で待ってみましたが、最終週の有名ポイントだけあって前後3列に三脚が並ぶくらいの大賑いでした。さすがに厚い雲で陰ってはいましたが、機関車は煙もドレンも大サービスでした。

ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
China: the Middle Kingdom (Decision Games)・クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・BigBang (同人)をプレイしました。

DGのChinaはBritannia (AH)システムの中国史ゲーム。春秋戦国時代から国共内戦までを扱いますが、前半または後半だけをプレイするハーフゲームも可能です。今回は前半だけをプレイ。これだと唐の成立でゲーム終了です。
Britanniaを引き継いだシステムはよくできています。ルールの違いは、スタック制限の変更と征服ボーナス(どの国でも他国を滅ぼすとその国力に応じたボーナスが得られる)の追加程度です。これがほどよく機能し、中原を平定する大王朝が入れ替わり立ち代わり登場しつつ辺境に様々な蛮族が根強くはびこる中国史をよく再現できています。
前半プレイだけだと大国ばかりの人や蛮族ばかりの人がいて、プレイヤー間の国の配分はやや疑問。それでも最後にT口氏が最後の唐の得点で逆転して0.5点差でトップになったあたりバランスはそれなりに取れているようでもあります。

クイーンズブレイドはフルメンバーの5人プレイ。人数が増えても女王の体力は変わらないので、多人数だと一撃の大きいキャラにも勝ち目が出てくるようです。女王の方から来てくれないと攻撃が当たらないのでどうしても運次第になりますが。
星矢5人。冥闘士入り。アテナ+星矢(G)対サガ+シャカ(E)対シオン(S)という豪華対決。サガでしたがE陣営が真っ先に脱落してGの勝ち。

他の卓ではアグリコラ(Lookout)・China Rails (Mayfair)がプレイされていました。

終了後、移動して裏例会。参加者3人。
A Touch of Evil (FFP)・RftG (RGG)をプレイしました。

A Touch of Evilは村に潜む魔獣を捜索して倒すホラーゲーム。ボード上を移動してカードを引いて遭遇を行い、装備が整ったらラスボスとの最終決戦に挑むというシステムはまるでアーカムホラー(Chaosium/FFG)にそっくりです。もともとヘビーゲーム化したところにエキスパンションがいくつも投入されて今や混沌と化しつつある新版アーカムホラーから精髄だけをうまく再抽出した感じの好ゲームです。
多数の銃器を揃えて弁慶のように武装し、いの一番に魔獣の巣に突入しましたがあと一歩で及ばず。2人めのK川氏にうまくさらわれてしまいました。
対決プレイだと最終戦闘を楽しめる人はせいぜい2人かそこらなので、人数によらず協調プレイかチームプレイを選択した方がよいかもしれません。

RftGはInterstellar Bankと低コスト技術という無駄のない初期手札でうまく発進でき、後半には必要な6コスト技術がタイミングよく手に入るという都合のよい展開で快勝できました。

SLニセコ号

ここのところ毎週SLニセコ号を追いかけてます。
今日は200kmポストの跨線橋にしてみました。紅葉はもう散り始め。やはり先週の方がよかったようです。爆煙とまでいきませんがまあまあ。時おり強い風が吹いていて煙も流されぎみでした。ニセコ駅まで追っかけてみましたが、雲ひとつない青空にもかかわらず靄がかかったような感じで、ニセコ駅から見た羊蹄山は輪郭だけはくっきりしてるのに薄青色の書割みたいな感じでちょっと秋らしくありません。
下りは蘭島直線に行ってみました。4時半ごろ通過なのですが、すでに日没後。待ってる間にもどんどん暗くなってきます。それでも7~8人のギャラリーの前で景気よく煙を上げてくれました。

ML.K 裏例会

某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・RftG (RGG)・Agricola (Lookout)・ブロックス3D (ビバリー)をプレイしました。

クイーンズブレイド・ザ・コロシアムですが、人数が増えても女王の体力や攻撃力が変わらないので、多人数だとあっという間に女王が倒されてしまいます。被ダメージ時についでに脱衣のシステムの使いどころを考えると、このくらいのペースが設計意図なのかもしれませんが。システム的に一度に大ダメージを与えるより少ないダメージを何度も与えた方が有利なので、SPで移動して遠距離でも近距離でも攻撃できる2人が強く、キャラクター間のバランスは取れてない感じです。

アグリコラは全員Iデッキ。カードの引きが微妙だったので大きな進歩のオーブン戦略で。残念ながら材木が足りなくて柵で空きスペースを埋められなくて2位でした。
4人だと藁・石・食料のマスがあって序盤から石を手に入れやすいので、オーブンとパン焼きを食料確保の方法の一つとして考慮に入れる価値は大きいです。また、人数が増えると家族を増加アクションの取り合いが激しくなります。3人くらいなら他プレイヤーの家の増築ペースに気をつけていれば家族の増加を取り損なうことはほとんどないのですが、4人にもなるとスタートプレイヤーなしでは空き部屋を抱えたまま何ターンも待つはめになるので要注意です。

ブロックス3Dはルミと全く同じでした。ターンテーブルの動きが渋いとか、何段まで建てられるのか見にくいとか、コマが軽くて倒れやすいとかの不満はありますが、ゲーム自体は何も変わっていないので安心です。運よく全部置ききって勝利。
RftGは2戦2敗。

SLニセコ号

今回は然別銀山間の函館本線216.3kmポイント。前回の白樺バックからさらに奥に400m進んだところです。カーブのアウト側、イン側の下、イン側の上と撮影適所の多いポイントですが、今日は僕を含めて4人しか来てませんでした。イン側の下から撮影してみました。
雲が多く日が照ったり陰ったりと一定しない天気でした。煙ひかえめでドレンもなしでちょっとがっかり。
白樺バックよりさらに車に戻るのに時間のかかるポイントなので追っかけは無理なのですが、聞いた話では200kmポイントでは爆煙だったそうなので、定番中の定番ポイントでないと煙はあんまり出さないのかもしれません。

倶知安の北4線踏切に移動して下り列車も撮ることにしました。
バック運転ですが羊蹄山をバックに撮れる定番ポイントです。
雲が多いのはあいかわらずで、結局羊蹄山にかかった雲が消えませんでした。

苗穂工場公開

鉄道の日ということで、JR北海道の苗穂工場が公開されたのを見に行ってきました。
(正門からも入れますが)苗穂駅から普段は職員専用の跨線橋を通って入ります。この跨線橋が狭くて大渋滞です。
展示の目玉はC62の牽引運転、他は工場作業の実演やDMVなどの車両の走行です。
C62は製造60周年ということで記念ヘッドマークをつけてDLに引かれていました。ロッドが動くので無動力でもちゃんとシュポシュポと音がします。客車はまりもの車両でした。
工場の方ではレールの溶接の実演をしていました。普通のアーク溶接ではなく、炉から熔けた鉄を流し込むテルミット溶接でした。一気に火花が燃え上がっていました。

白樺バック

SLニセコ号を撮りに行ってきました。
然別~銀山間の函館本線216.7kmポイント、通称「白樺バック」です。
天気は良好でしたが、紅葉はまだ少し早い感じ。白樺は針葉樹に隠れてもう「白樺?バック」と改名した方がよいくらいです。
今日のC11はもくもくと泰山のような煙を吹き上げておりました。

鉄オタはみんな知ってるけど具体的な場所のよくわからない白樺バックですが、道順は以下のようになります。周辺の道路は改良で付け替えられているので古い地図だと迷います。つか迷いました。

国道5号か道道36号から道道1022号に入る。国道5号と銀山の間に稲穂峠下というバス停と小さな橋があるので、そばのT字路を西へ入る。直後の十字路を左折してしばらく直進。途中T字路から先はダート。鉄橋の下で行き止まりなので、車を置いて階段を登り線路に出る(階段の踏板は腐って抜けているので注意)。ここが217kmなので、鉄橋を渡って線路沿いに300m徒歩で南下。216.7kmのキロポストの近くが下のお立ち台。さらに進んで18.2‰の勾配標のあたりが上のお立ち台。
SLの運行日はたぶん人が多いので問題ないと思いますが、一応は熊注意。線路の真ん中に大盛りカレー大のヽ( ・∀・)ノ ウンコーが落ちてました。人糞じゃないよねぇ。ガクガクブルブル

ML.K 裏例会

アステロイドの某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・Im Reich der Wüstensöhne (KOSMOS)・Key Harvest (R&D Games/RGG)・RftG(RGG)・Agricola (Lookout)・Robotics (Pegasus Spiele)・1826 (DTG)をプレイしました。

クイーンズブレイド・ザ・コロシアムは脱衣ロストワールド「クイーンズブレイド」のボードゲーム版。ボード中央にいる女王をみんなで殴って勝利に一番貢献した人の勝ち。位置取りの都合で女王を攻撃できないときは服を脱いで観客にアピールするアホな世界観です。火力は低いけれど特殊攻撃を外すことのないエキドナで勝利。

砂漠の王子は砂漠版エントデッカー。砂漠の海にオアシスの島を作って探検家を置いて得点します。小さいタコ焼島をたくさん作るのが勝利の鍵なところまで同じです。外周が砂漠でもオアシスでもよくなっているのでエントデッカーよりは閉じやすくなっています。周りが埋まって探検家を回収しそこねてしまい大敗。

キーハーベストは農地タイルを売買してひと続きの農場を作るゲーム。農地タイルは置く場所が決まっていてそれぞれ1枚ずつしかないので、実質的には1枚の大きなマップ上で陣取りをしているのと同じです。よほど下手を打たない限りここでは大差はつきません。全員同じものが配られている6人の農場労働者もイーブンで、人と差がつくのは全体で6人しかいない町民タイルでした。ということに気づいたのはゲームも終盤。ルールブック末尾のプレイのヒントにはこのことを書いておくべきだと思います。

RftGはエイリアン作戦で大勝。
アグリコラは全員Iデッキ。K川氏の水呑み百姓作戦が炸裂して手も足も出ず。どうして井戸系のカードはいつもまとめて一人のところに行くのでしょうか?

ロボティクスは買ったり拾ったりしたロボットの部品を水道管ゲーム方式で組み立てて、設計図通りのロボを作るゲーム。何はなくともパーツの一部として胴体がないとロボットを組み立てられないのに、システム的には何もケアされていないという不親切設計。ロボットを作るのは楽しいのですが、ゲームとしては破綻しています。一応、早々に2体を完成させて10,000クレジット獲得して勝利できました。

今回の1826は第一国鉄も第二国鉄もできない珍しい展開。私のMidiは株価トップでしたが社長5割、相方はノルトで離れているうえに初手リール入りを阻止されて散々な結果でした。