ML.K 10月例会

札幌市北区民センターでML.Kの10月例会がありました。参加者8人。
Bonfire (Pegasus Spiele)・Gudetama (Renegade Game Studios)・2019: The ARCTIC (SINONIS)をプレイしました。

まずはフェルトの新作ボンファイア。焚き火の回りを囲んで踊りながら謎の儀式をしているらしく、たぶん盆踊りか何かです。
手元の個人ボードでちょっとしたパズルをしてアクションタイルを獲得し、それを消費して各種のアクションを実行してセットコレクションでポイントサラダをするというシステム。この手のゲームの定石として、ある程度バランスを取りつつ特化型になって効率を上げていく速度を競います。最初の何もかも足りない状態では何から手をつけていいのか良く分かりませんが、ある程度回り始めると忙しくなってくる感じはいつものフェルトといったところでしょうか。終了トリガーが引かれてからゲーム終了まで割と長いので、やりたいことは大体できて満足感は高いです。勝ち。

ぐでたまはスートなしのトリックテイクで最終トリックを取ってしまうと失点という、おおむねフリーゼの5本のきゅうりそのままのゲームです。カードの色が直感的ではないのですが、それ以外は5本のきゅうりと同じくらいには面白いと思います。勝ち。

北極圏2019は少し前(BGGによると2011年)のポーランド製。ロシア・ノルウェー・EU・カナダ・アメリカが北極での資源開発をめぐって争うというゲーム。すでに過去になってしまった近未来の設定ですが、テーマ的には現代ものと考えてよいでしょう。BGGスコアは6点台であまり良くありませんが、昨今あまりない直接攻撃ありランダム要素なし非公開情報なしのガチの重量級マルチなのが低評価の原因でしょうか。古きよきマルチに今風のシステムという組み合せとしては悪くないと思いますが。
5カ国登場しますが、特に担当国があるわけではなく、自分のワーカーを好きな国に派遣してアクションをするワーカープレースです。
ワーカーの回収が一工夫されていて、ワーカーを特定の国から回収しなければ配置コストを節約しつつ、複数ターン連続して同じ国でアクションすることができるような仕組みになっています。これによってプレイヤーごとに深く介入している国がある程度偏ってきますが、あまり寄せすぎると戦略の自由度が減るというジレンマ。
生産した資源を勝利得点に換えつつ最終的には生産設備も得点に換算されるので、地道に建設して生産力を上げていくのが王道でしょう。お金がシビアなゲームなので収入機会を逃がさないのも重要だと思います。他人を攻撃し続けると自分も前に進めず泥沼から抜け出せません。
最終ラウンドに入る直前までで時間切れ終了。泥沼に沈む最下位グループでした。

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