K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Smartphone Inc. (Cosmodrome Game)・Clinic (AVStudioGames)・Deadline (Wizkids/アークライト)をプレイしました。

4人でスマートフォン株式会社。スマホの開発会社を経営して世界中でスマホを売りまくるゲーム。ロシアのパブリッシャの作品なのでロシアに世界的スマホメーカーがあるのはまあ良いとして(知らんですがさすがになんかはあるんでしょう)、日本も韓国もメーカーどころか市場そのものが存在しないという設定。ガラケーから卒業できなかったのでしょうか。比較的最近のゲームですが4Gが最先端扱いされていて現代ものテーマの陳腐化の速さが感じられます。
見た目より軽いプレイ感で、メインとなるシステムはスマホを模した手元のボードでちょっとしたパズルをしてスマホの生産数と価格決定・技術開発・営業拠点の強化などにパラメーターを割り振るだけ。後は安い順に自分の営業範囲内で価格や機能の条件の一致した顧客にスマホを売って売り上げが勝利得点になるという仕組み。薄利多売するか高級スマホで利益を確保するかの選択や、限られた経営資源を新機能開発に振り向けるか販売網の強化に投資するかなど、会社経営感はよくでていると思います。生産に特に原価はかからず、過剰生産で在庫が積み上がってもノーペナルティで消滅するだけと、経営ゲームとしては易しいデザインです。
ロシアの赤いメーカーで欧州や米国の大市場を安価な機種で席巻しましたが及ばず3位。

4人でクリニック。4人フルメンバーだと5つの診療科がすべて登場します。人数増えた分しか増えていないので全体のバランスは変わってないはずですが、序盤は割と担当科が分散するので全員持ってる精神科以外の患者は安定して確保できる傾向。後半はさすがに人数増えた分ほどには患者増えてないので、患者の奪い合いが激しくなります。
今回は1Fしか使わず建設コストを抑える作戦で。基本的に駐車場用地が足りなくなる作戦なのですが、なんとかやりくりできて1位。

3人でデッドライン。アークライトの日本語版です。探偵になって事件を推理する協力ゲーム。とりあえず冒頭で殺人事件が発生し、前半はカードプレイで証拠を集める捜査フェイズ。全員で順番にカードを1枚ずつプレイして、アイコンのセットコレクションができたら捜査成功で証拠を獲得できるというシステム。捜査に失敗して失なわれたもの以外のすべての証拠が集まったら推理フェイズに以降します。冊子の質問(犯人は誰とか動機は何とか)に一通り回答して正誤を確認します。
カードゲームの前半も推理ゲームの後半もプレイそのものは十分に面白いのですが、たくさんの証拠のうちどれが確保できてどの証拠が闇に消えるかは運次第なので、バランスとしては危ういのではと思います。

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