グルームヘイヴンソロプレイ125回目。
ジョーズオブザライオン拡張シナリオ#4「石の中の儀式」
シナリオ#4からは簡略化版の手札は使用しません。すべてレベル1のカードに入れ替えて、ここからキャラクターごとに手札枚数の差が出てきます。ただしレベルXのカードは次から。モンスター側もベーシック版の行動カードはもはや使用せず、普通に8枚のカードを引いてきます。
最後に追加されたルールはマナの発生/消費とバトルゴール。バトルゴールはJotLに入っている32枚中8枚が基本セットからの続投で24枚が新規のもの。JotL版だけを使用してもよいし、重複以外を基本セットの24枚と混ぜて48枚から引いてもよいそうです。続投しているカードは効果は同じですが、文面は読みやすいようにちょっとだけ書き直されています。
地図に示された古い屠殺場に行くと、そこは取り壊されていて地下で例の赤ローブの狂信者たちが何やら儀式をしている、というところ。
勝利条件は4つの召喚石をすべて破壊し、それから敵を全滅させること。英語の解釈としてはちょっとあいまいなのですが、召喚石を破壊し終わるまで敵を倒してはいけない、ということではなく、普通に同時進行させてよいと明確化されています。召喚石はオブジェクティブという新しいシステムですが、要は以前からある「HPを持つ障害物」を明確化しただけ。今回のシナリオの召喚石はHP3 (2人プレイ想定時)、近接攻撃のみ有効という制限が追加されています。
このシナリオは、シナリオブックの2冊目と組み合わせて少し広いマップになっています。ドアはなく、全体で大きな1部屋。初期状態でジーロットのノーマル2・エリート1、ストーンゴーレムのノーマル1が登場。
ストーンゴーレムは基本セットから続投。行動カードの内容はほとんど同じなのですが若干改訂されています。一番大きな違いは自壊でダメージを受ける行動パターンのとき、射程が届かないなどで何もできなかったときはダメージ受けないことになりました。イニシアチブも若干調整されています。
広いマップに散っているので手近な敵から各個撃破していけばあまり危険はありません。召喚石を2つ破壊すると増援が来るので先に敵を全滅させるべき。ハチェットもボイドワーデンも近接攻撃は不得意なため召喚石の破壊はデフォルト攻撃2に頼るしかなく、予想外に時間がかかる恐れがあります。増援はジーロットのエリート1とノーマル1。さらに残りの召喚石2つを破壊すると、また増援としてストーンゴーレムのノーマル1とジーロットのノーマル2が登場。
ハチェットは前のシナリオと同様The Favoriteを軸に火力出せるので戦い方に変化ないのですが、ボイドワーデンの方は簡略化版と違って入れ替わった手札のほとんどにマナの消費や付随効果がついていて一筋縄では行かなくなっています。敵をコントロールして攻撃させるカード2枚がどちらもロストなので、この切り時が重要そう。落ちている宝箱の中身はマナポーション。拾ったらさっさと使ってマナ出しておくと使えます。特にボイドワーデンは闇マナと氷マナを使うのですが、氷マナの供給が不足気味です。
敵を全滅させ、さらに地下へ進むことになってシナリオ#5がアンロック。
シナリオ報酬はまたマナポーション。レベル1で小型アイテムは1人1つしか持ち込めないので、そんなにあっても困るのですが。
バトルゴールはハチェットがマゾヒスト(HP3以下)、ボイドワーデンがレイアバウト(XP7以下)を達成。どっちも基本セットのですが。JotLで増えたバトルゴールにはチェック2つのがないので、速く成長したいときは選ばれにくいかもしれません。
シティイベントは21番。賭けの最中に何か負のエネルギーを感じます。A「負のエネルギーの根源を調べる(要ボイドワーデン)」B「ゲームに集中する」ボイドワーデンがいるので当然A、例のボイドから何か恐しいものが迫っていることに気づいてシナリオ#24をアンロック。