グルームヘイヴンソロプレイ112回目。
コミュニティドリブンキャンペーン「鍛冶屋と熊」の第8話「歓喜の運び手」
ウチのパーティーは2キャラともやっとレベル3ですが、早い人はそろそろレベル5に到達しているそうで、JotLやフロストヘイヴンのキャラをレベル4までしかないお試し版でプレイしてる人は成長上限にかかっています。フロストヘイヴンでどうなってるかはまだ分からないのですが、JotLの4クラスはレベル5でちょっと特殊な成長をするらしく、レベル5以降のカードの内容はネタバレ禁止事項に指定されています(先行販売版でもレベル5以降のカードは指示があるまで開けるなカードで隠されているそうです)。とりあえず今はお試し版でレベル5になってしまった人はレベル4以下のカードから選んでくれとのこと。
謎の触手の前に死を選んだ我々は歓喜と平和の世界に連れていかれました。そこでまだ平和に目覚めていないかわいそうな魂を平和パンチで殴って静めるというストーリー。
今回はシナリオ特殊ルール長いです。まず敵も味方も死んでいるのでHPは0です。ダメージを受けるとその分ヒールされていきます。そして最大HPまで回復してしまうとトランセンドしてしまいます。トランセンドなんて単語メモリ屋さんしか知りませんが、何か死すら超越したSAN値減りそうな何かになるそうです。勝利条件は味方が全員トランセンドする前にすべての敵をトランセンドすること。
ダメージはヒールになりますが、ヒールも普通にヒールしてしまいます。レンジのあるヒールは敵をターゲットにでき、シールドを無視してヒールできるので下手な貫通攻撃よりも火力の要になります。毒は通常通り毒として機能しますが、毒の効果でダメージを+1した後、そのダメージをヒールに転換する際に、毒の効果でヒールせずに毒が抜けてしまいます。実質的に1回だけダメージを全キャンセルできるので、普段は迷惑な自分や味方に毒つける能力が大活躍できそうです。
おかしな遺言みたいな裏返しのゲームになっていますが、手札の扱いも同様に反転しています。初期手札はランダムに2枚で残りは全部ロストしています。プレイしたカードは普通に捨て札になりますが、ロスト効果のカードをプレイしたりダメージをキャンセルしたりショートレストするとロスト山からランダムに手札が帰ってきます(ロングレストは禁止)。ロスト山が尽きてからさらにロストを回収しようとすると同じくトランセンドしてしまいます。
トランセンドした味方は通常?通り盤上から除去されますが、トランセンドした敵はそのまま盤上に残り、常時イモビライズ状態ですが普通に行動し続けます。初期配置はバンディッドガード2とリビングスピリット2だけですが、毎ラウンド1体づつ増援が来て、最終的にはガード4・スピリット6・ケイブベア4になります。ガードと熊はイモビライズしてしまえばそばに寄らない限り別段問題ないのですが、6体のスピリットの射程から逃れるのはかなり難しいです。
難易度調整なのか、毎ラウンドの開始時に1ヘクスの障害物か困難地形か危険地形を2個好きなところに置けます。飛んでるリビングスピリットには効きませんが、ガードと熊の接近を阻む壁としては使えます。先手を取って敵を倒しても接敵していると普通に敵の番に殴り返されてしまうことと合わせると、遠距離型クラスの方が有利に戦えるでしょう。
初期手札がランダムな2枚ということで、特定のカードやコンボに頼るクラスには厳しいシナリオです。ドリフターはまさにそうで、攻撃+2かヒール+2あたりの持続ボーナスを早く引かないとただの攻撃2の人です。ジェミネイトはランダム2枚だと初手からいきなりプレイできるカードがなくて即死するので、特例としてフォームごとに2枚の計4枚持って開始できます。ここで少なくとも1枚はフォームチェンジを引かないと苦しいのは同じですが。
クラスにかかわらず初期手札2枚だけだと作戦も何もないので、まずは序盤からどんどんロストカードを切ってある程度手札を増やしていくのがよいと思います。ロストする持続ボーナス系のカードは、貼った瞬間にロストカードを1枚引き、持続ボーナスを使い切ったら捨て札になる、としてよいことになっているので、いきなり2枚とも持続ボーナスでも手札がなくなるということはありません。
敵増えるペースは1ラウンドに1体なので、それ以上の速度で敵を倒していけば最終的にはリビングスピリットの射撃をかわしながら(できれば隣接して不利を押し付ける)、出現した1体を速やかに倒すルーチンに落ち着くはず。左右対称なマップなので中央の敵を倒し、左右どちらかの敵を倒し、中央を駆け抜けて反対側を倒すという作戦。中央を抜けるときにリビングスピリットに撃たれない通路を確保するように、初期配置のスピリットを倒す場所に気をつけておけばなんとかなると思います。
シナリオ報酬はチェック2個。終了時手札5枚以上という、このシナリオなら超絶に簡単なバトルゴールを引いているので1パーク獲得です。
次の選択肢は平和を満喫するか忍び寄る負のエネルギーを調査するか。いいかげん終盤ですが着地点見えないですね。