倶知安市街からニセコアンヌプリに向けて九十九折の山道を登っていった先にある日帰り温泉施設です。
ところどころに離合帯が設けられた1車線ですがしっかり舗装されています。ニセコ側から来れば普通に2車線道路ですが。
以前は国民宿舎だったのが何年か前に建て替えられてそれ以降は日帰りのみの営業となっています。
到着するなり入る前から漂ってくる硫黄臭は施設の前にある大湯沼からのもの。この大湯沼から引き込んだ硫黄泉と動力揚湯の鉄鉱泉の二つの源泉を持っていたはずなのですが、今は硫黄泉しか使用していません。大湯沼ももともとは一周できるよう木道が整備されていたのですが、現在は半周分は立ち入り禁止状態です。
というわけで内湯2槽と露天2槽、どちらも淡青色に白濁した硫黄泉で、熱めとぬるめに調整されています。成分分析表で見る以上に濃厚な温泉で、体をタオルで拭くと真っ黒になるレベルです。
データ
住所:蘭越町字湯里680
料金:700円
時間:10:00~20:00
加水なし・加温なし・循環なし・消毒なし