M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Band of Brothers (Worthington Games)をプレイしました。

バンドオブブラザーズはWW2テーマで1ユニットが分隊または班、もしくは車両1両規模で1ヘクス40ヤードの戦術級シミュレーションゲーム。それなりに人気あるらしくシリーズ化されてたくさん拡張が出ています。
一方が2~3ユニットくらい続けて動かしたら相手の番というのが基本で、状況に応じて機会射撃で割りこんだり指揮ポイントを使って1ユニット追加で動かしたりでき、双方がすべてのユニットを1回ずつ動かしたら次のターンに進みます。各ユニットは1回の行動で5歩まで移動して1回だけ射撃できます。射撃はファイアパワー方式で、D10振って自分の火力以下が出ればとりあえず対象ユニットを制圧でき、相手の防御力以上の差分があればステップロスを与えられます。
というわけでシステムは割と簡単な方ですが、版重ねてる割にはルールちょっと読みにくいように思います。

まずは歩兵同士のチュートリアル。橋が1本かかっている川を挟んで米軍とドイツ軍が向かいあって布陣していて、米軍がドイツ軍の陣地を占領すれば米軍の勝ち、守りきればドイツ軍の勝ちというシナリオ。米軍の方が装備が良いのか火力でかなり優っています。米軍を担当して力押しで勝ち。

次は戦車同士のチュートリアル。歩兵の攻撃は(効果があるかどうかは別として)必中ですが、車両の攻撃は命中判定と貫通判定で2回ダイスを振り、両方で目標値以下を振れば撃破、そうでなければノーダメージです。至近距離で双方動いていなければ命中判定は省略できるのですが、距離があるかどちらかが動いていれば判定が必要で、命中率は車両によって決まっています。基本的にドイツ軍だったり回転砲塔があると命中率高め、ソ連軍だったり固定砲だったりすると低めに査定されています。
シナリオは88mm対空砲2門と3号戦車数両のドイツ軍に向かって3両のT-34を含む15両のソ連軍が突撃するという設定。ソ連側を担当。移動中のソ連戦車の射撃はまず当たらないのですが、ドイツ軍側は相手が動いていてもバシバシ当ててきます。ソ連側は戦力逐次投入される上に主力は(チハたんでも抜ける)BT-7なので残骸の山を築くだけでした。

最後は適当にマップが狭くてユニット密度の多そうなシナリオをチョイス。米軍対ドイツ軍のマップ2枚の市街戦で、双方20近くの分隊または支援火器に加えて、ドイツ軍側にはティーガーとパンターの計7両の戦車、米軍側には150mm砲の支援があります。初期配置は米軍少なめでドイツ軍側が攻勢に出ますが、途中で米軍の増援が到着して逆襲するという設定。ドイツ軍側を担当。
市街戦で建物に籠っていると双方それなりに防御効果がつくので歩兵同士ではなかなか攻めきれませんが、さすがに戦車の火力は伊達ではなく、撃てば何がしかの損害を与えていきます。米軍側にもいくつかバズーカ装備の分隊がいるのですが、パンターの側面に回って至近距離から撃ってやっと確率があるくらいで、割と無敵感があります。とはいうものの、米軍の砲撃に巻き込まれて戦車を半分以上スクラップにされてしまいました。歩兵も同様に砲撃で大損害を受けていて、中盤米軍の増援が前線に到着するころには完全に戦力不足で前進できなくなりました。終盤、お互いマップの半分より向こうに1ユニットでも送り込めば勝ち、阻止すればとりあえず引き分けという状況で、最後の米軍の1分隊が前進に成功してドイツ軍の負け。

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