K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Three Kingdoms Redux (Capstone Games)・Era: Medieval Age (eggertspielel/HJ)・Flaschenteufel (Bambus)をプレイしました。

三國得志。少し前のゲームで一昨年くらいにリプリントされた2版。3人固定の三国志ゲー。得はどっから出てきたんでしょうか。
おおむね武将1人が1ワーカーのワーカープレースですが、武将の能力で上回ってさえいれば後入りして自分だけアクションができる競りシステム。能力値は武力と知力があってアクションマスによって武力で評価するのか知力で評価するのかのどちらかです。能力値は先置きされた武将を排除するのにしか使用せず、5段階評価とはいうものの実質5点か4点の2段階評価で4点の人の使いにくさときたら。ただ能力値以外にも全員何がしかの特殊能力を1つずつ持っているので使い方次第、むしろ5点より上はないので、5点あっても特殊能力がパっとしないと見かけ倒しということにも。
ボードの3方それぞれ1国になっているので卓に座った時点で自動的に蜀担当。各国の君主は決まっていますが、それ以外の人材は国ごとのデッキからランダム引きした中から選抜。とりあえず諸葛亮と関羽を引いてきたので採用。諸葛亮は正史準拠なのか内政マシーン、関羽は徴兵にボーナスがあり全員なぜか初期兵力0からスタートなので悪くはなさそう。実はこの時点で格差社会で魏は曹操+4人、呉は孫堅+3人と最初からアクション数で負けています。
最長で全12ラウンドですが、途中サドンデス条件がそれほど難しくない(後退する要素もない)ので最後までプレイされることはないと思います。終了条件は官位5レベルアップ・内政10回・戦闘5勝のいずれか。内政と戦闘は1ラウンドに最大2回でき、内政は準備なしで内政マスに行くだけですが、戦闘は徴兵して訓練して武装して出撃してと手間かかる上に勝ったらその武将は太守として占領地に赴任したまま帰って来なくなるというちょっと大きなペナルティが。あまり勝ちまくってると得点は伸びても徐々にアクションできなくなっていきます。今回は官位で終了。官位は毎ラウンド要求される能力が武力と知力で交互に入れ替わるので、平均型が活躍できる、ように見えますが妨害されると結局2人以上送り込む必要があるのでそうでもなさそうです。勝敗はVPの合計なのでトリガー引いたから勝てるというわけではないですが。
曹操の特殊能力の能力値勝負で引き分けでも勝ちが強い。最初から1人多くて最後の1手の権利を持ってるのに、そこで知力5に1対1で勝てるとかバランスおかしくね?という感じ。順当に勝者は魏、蜀は2位。

話題の新作エラはダイスをごろごろ振って資源を集めて箱庭を作るゲーム。コンポーネントがよくできていて、プラスチックの個人ボードに建物をプスプス刺していきます。食料の維持費がちょっと重く、ラウンドごとにダイス1個に麦1を支払わなければならないのに、一番麦の出る黄色ダイスの期待値が麦1。これ黄色以外のダイスを増やすと即破綻の危機なのでは。様々な建物によって各色のダイスを獲得できるのですが、ベーシックな黄色が一番バランス良さそうで、青とかはちょっと存在自体がトラップ気味です。真っ先に軍事力の灰色ダイスから1個追加してみましたが、足りない資源を1つ奪う程度では大した効果もなく2位。

最後はボトルインプ。2戦1勝。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です