M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Near and Far (Red Raven Games)・Agricola (Lookout)をプレイしました。
ニア&ファーはアバブ&ビロウの続編。ボード上部の街でワーカープレースで準備をしたらボード下部のマップに冒険に出掛け、例によってパラグラフブックで解決します。マップとパラグラフブックは流行りのストーリー指向で11のシナリオを順にプレイするキャンペーンになりました。第1シナリオは練習面ですが、さりげなくアバブの街とビロウの地下迷宮が登場しています。
初期状態では猫1匹からスタートなので人雇わないと何も始まらないのですが、肝心の雇用アクションマスの補充に関するルールが一部欠落しています。ルールには雇われて減った人を補充するには食料払って再補充するしかないように書かれているのですが、デザイナーによると1人雇ったらすぐ次を補充するというルールを書いたつもりが抜けていた、ということのようです。
ルールのままだと先手番圧倒的有利なので1番で勝ち。
アグリコラはファミリーエディション日本語版。元のアグリコラのファミリールールとの違いは個人ボードがなくなってパズル要素が減った、資源から石と野菜がなくなった、ラウンドごとに増えるアクションマスにランダム性がなくなった、といったところ。牧場はマスを柵で囲う代わりに普通に牧場タイルを取ってくるだけになりましたが、4人プレイだと畑と共用の1マス牧場の数がちょっと足りないような。
他には得点システムがいろいろ調整されて物乞い以外のマイナス点がなくなり、動物は何でも1匹1点になり、収穫済みの小麦が得点にならなくなりました。動物の得点格差がなくなったので、食料効率が低い代わりに序盤から入手性のよい羊をガンガン増やすのがよさそうです。植えてある小麦だけが得点なので、最終ラウンドに種撒きアクションを確保するためのスタートプレイヤー調整が非常に重要になりました。
同点タイブレークで残り食料差で負け。