K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Age of Steam (Eagle)・Last Night on Earth (FFP)・Snow Tails (Asmodée)をプレイしました。
蒸気の時代はThe Zombie Apocalypse拡張(AoS Team)。マップはアメリカペンシルバニア州ですが、ゾンビがわらわらと街を襲っているなか荷物を輸送するというシュールな世界観です。
ゲーム開始時にランダムな場所に置かれたゾンビが、最寄りの街を目指して1ラウンドに1歩ずつ自動的に近づいてきます。ゾンビに襲われた街は廃墟になってしまい、ゾンビの群れは犠牲者を求めてイナゴのように次の街を目指します。
マップは一面山ばかりで地形コストがかさむため借金先行ぎみの展開で、基本的にはあまり儲かりません。マップの大半がいずれゾンビの群れに飲み込まれることが分かっているので、全員狭い地域に集中しがちなのも経営難に拍車をかけています。
一度ゾンビが通ったところはペンペン草も生えない不毛の地にはなるのですが、線路はそのまま残り廃墟も無色の都市としてリンク数には数える上、改めて新都市の特権で都市を再建することも可能になっています。輸送でうまく荷物キューブを無くしたり残したりしてゾンビを誘導できるので、テーマの不条理さの割には戦略性の高いゲームに仕上がっています。
収益トップ、借金もトップで終了。線路タイル数の分で1点差の1位でした。
ラストナイトオンアースはServival of the Fittest拡張を投入。シナリオはHunker Down、ヒーローの目的は建物をバリケードで囲ってそこに立て籠ることです。バリケードはこの拡張の追加システムで、探索をする代わりに建物の壁を強化してゾンビの侵入を防ぐことができます。
5人なのでヒーロー4人対ゾンビ1人。ゾンビ側を担当しました。ヒーローが武器をなかなか手に入れらない展開で、バリケードの構築とゾンビの駆除を両立させるのが難しそうでした。いくらバリケードを築いても大量のゾンビすべての侵入を防ぐまではできず、拠点を放棄して次の建物に撤退するというパターンの繰り返しになってしまいました。ヒーローが4人死んでゾンビの勝ち。
最後は雪国物語。犬ぞりレースのゲームです。カードプレイで自分のコマを進めるところはアベカエサルに似ていますが、左右の犬の速度差を調整してコーナーを曲がる独特のシステムが面白いです。コンポーネントはアスモデらしい綺麗なつくり。同着レーン差で1位でした。