K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Mansions of Madness (FFG)・Nefertiti (Matagot)・Troyes (Pearl Games/Z-man)をプレイしました。
狂気の館はアーカムホラーの独立型拡張ですが、イラストを流用しているだけでシステムの共通点はありません。キーパー1名と残りの探索者に分かれて対決する協力型ゲーム。舞台は一軒の洋館、ここを訪れた探索者が館を調査し、主であるキーパーの企むクトゥルフ神話的な陰謀を阻止するのが目的です。
大量のカードとトークンからなるコンポーネントは豪華の一言。圧巻なのは神話怪物フィギュア。大量の怪物が全部プラスチック駒になっています。さすがに彩色まではされていませんが。
最初のシナリオ「リンチ一家の没落」をプレイしました。訳なしなので持ち主の僕がキーパーです。全訳しないと探索者側では遊べなさそうな雰囲気です。シナリオの指示通りボードを組み立てて館を作り、探索者を玄関に配置します。キーパーはいくつかある選択肢から今回の事件の真相を選び、各部屋に手がかりやアイテムなどを配置します。後は各プレイヤー1回ずつ手番を行なうラウンドを繰り返して、時間内に事件を解決すれば探索者の勝利、間に合わなければキーパーの勝利です。
今回は順調に館の探索が進み中盤には事件の真相が明らかになって、あとは館の主人のウォルター・リンチを倒すだけとなりました。狂人ウォルターは最終ラウンドまで粘りましたが、ハーベイ・ウォルターズの萎縮の呪文でトドメを刺され、探索者の勝利に終わりました。
アーカムホラーと比べると、かなりTRPGのクトゥルフの呼び声に近いゲームです。シナリオ1では狂人とゾンビしか登場しないので、他のシナリオもプレイしないとせっかくの怪物フィギュアの出番がありません。
ネフェルティティは独特のシステムを持ったワーカープレースメントの競りゲー。拡張込みでプレイしました。
イマイチ評判高くないそうですが、なかなか面白いと思います。定期収入がないので、一度お金を使いはたしたり、誰かが大金握り込んだりすると展開がシブくなるというのはたしかにそうかもしれません。大差2位。
最後はトロワ。配られたキャラクターカードはアンリ1世、イベントカードの解決数が得点条件です。活動カード修道士で白ダイスを2倍の赤ダイスに変換し、それを外交官で消費してイベントカードを解決するというサイクルがうまく回って次々とイベントを処理できました。ダイス運の良し悪しはプレイングでかなりカバーできるダイスゲームなのですが、イベントの被害まではなかなかリカバリーできなさそうな感じです。運よくイベントの悪影響はほとんど受けずに済んで1位。