K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Strasbourg (Pegasus Spiele)・Automobile (Treefrog/Mayfair)をプレイしました。

SDJエキスパート部門ノミネート作のストラスブール。要は競りゲーなのですが、35回も競りをするのに手札が各自24枚の山札から引き放題ただし1回で使い捨てというマネジメント力の問われるゲーム。全員カードが不足ぎみな上、1巡競りで1位でなくても何がしかできることも多いので、低い数字のカードをうまく活用するのが重要そう。僅差1位。

2009年のTreefrog版からやっと再版されたワレスのオートモビル。自動車産業黎明期の企業家として自動車を売りまくって儲けます。再版でボードのデザインが派手になりましたが、文盲仕様になって社長の特殊能力の記述がなくなってしまいました。ここだけちょっとマイナス点です。
自動車は大衆車・普通車・高級車の3種類に大別され、クラスごとの需要が時代が進むにつれて変化するという構造になっています。売れスジの車種を他社に先がけて的確に市場に投入するのが企業家としての腕の見せ所です。
ニューモデルを開発して工場を建てて量産して売るというのを繰り返すわけですが、新しいうちは客の方から買いに来てくれるのに、一転旧モデルになって売れ残ると工場ごと不良在庫になります。それを救ってくれるのが空気でも売ってみせるセールスマンの皆さんなのですが、セールスマンはセールスマンで販売枠をめぐって早い者勝ちの競争があるという過酷なゲームです。
中盤高級車市場を一人で独占できた分もあって僅差1位。

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