T井氏宅ゲーム会

T井氏の自宅ゲーム会に参加しました。Table Games in the Worldのおのさんを迎えて参加者4人。
小吃大胃王(新天鵝堡)・City Tycoon (REBEL.pl)・Québec (Ystari)・Blockade (Hexagames)・Dungeon Raiders (Adventureland Games)をプレイしました。

まずは軽くスワンパナシアの屋台料理大食い勝負から。一部の特殊カード以外は全部のカードがXドローのウノといった感じの豪快なゲームです。山の中に混じっている罰符カードを引かないよううまく回避します。なかなか他にないユニークなゲームでした。

最近はポーランドゲーが流行りなんでしょうか、シティタイクーン。ドラフトで獲得したタイルをカルカソンヌのように共通の場に並べて街を作ります。発電所や水工場から資源を買ってきて自分のタイルに供給するとお金やVPを生んでくれます。ゲームの進行に伴ってタイルの建設コストもタイルの生産効率も上がっていく仕組みなので、典型的な拡大再生産系。収支はなかなかカツカツなので、間違えるとリカバーしずらそうです。タイルの種類はかなり多く組み合せによる効率アップの要素もあって、建設系ゲームとしてなかなかのデキです。今回は初回プレイなこともあって自分の領土をガッチリ囲む展開になりましたが、資源の奪いあいやタイルのコンボなどの関係上、他人のタイルに積極的に横付けしていくともっと面白くなりそうです。

ケベックをイベントカードなしで。決算エリアで1位を取って次の決算エリアに連鎖させるのが高得点の秘訣なので、任意の決算エリアにコマを送り込める赤の政治のリーダーカードがとても強いらしいです。建物の連鎖を広げるために黄色の経済のカードを優先的に取っていたのですが、やや及びませんでした。

シドサクソンのブロッケイド、割と古めのアブストラクト。6種類のゲームが入っているそうですが、おのさんにドイツ語のルール読んでもらいながら4人で遊べる2種類のゲームをプレイしました。
一つ目のトランスミッターは置ききり系。最初は各自3個のコマから開始して、うまく位置を合わせて新しいコマを登場させる条件を満たしたり邪魔したりしあいながら、残り8個を置ききれば勝ち。ルールは簡単ですが盤面はカオティックで難しいゲーム。
二つ目のスターゲートは将棋風。四隅の配置からコマを取ったり取られたりしながら玉を対面にある目的地まで持っていくのが目的です。こちらもルールは簡単ですが、見通しがよい分そう簡単には勝てない重量級ゲームです。終盤うまくコマが効きあう布陣が完成していい感じに押せそうに見えたのですが、さすが4人将棋だけあって一度に襲われると応手の間もなく崩されてしまいました。

最後はダンジョンレイダース。パーティーとして協力してダンジョン探索をしながら、最後は自分だけたくさん財宝を持ち帰ろうという腹黒いゲーム。テーマ的にはカットスロート裏切りの洞窟に似ていますが、全員ほぼ同一条件の使い切り競りでシステム面での理不尽感はなく、プレイ時間も短い良作です。今日唯一の勝ち星。

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