M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Ares Expedition (Stronghold Games)・Space Race (Boardcubator)・Resident Evil 3: The Board Game (Steamforged Games)をプレイしました。
アレスエクスペディションはテラフォーミングマーズのカードゲーム版。キックスターターで届いたばかりのほやほやです。
システムはほとんどレースフォーザギャラクシーで、各プレイヤーが秘密裏にフェイズを選択し、選ばれたフェイズを全員が実行して選んだプレイヤーにはちょっとボーナスがある、という感じ。
カードプレイのコストはサンファン型の手札をディスカードするのではなく、別途個人ボードで管理しているお金を払うので、システムがRftGの割には実際のプレイ感は驚くほどテラフォーミングマーズです。
他人を直接攻撃する要素はたぶんなくなっています。なのでテラフォーミングマーズよりは電力や植物にも安心して投資できます。
温度と酸素濃度は何段階かのゾーンに分かれていて、カードプレイ条件では直接数値を見るのではなくゾーンが指定されています。インヴェントリクスはゾーン単位で条件を±1できるので最大で5ステップ程度まで埋めることができ、かなり使いやすくなったと思います。
という感じにテラフォーミングマーズでイマイチ理不尽だったところは細かく調整されてプレイしやすくなっているのではないでしょうか。
企業を適当に引いてシネマティックス。鉄とチタンは毎ラウンド使い切りで貯められないシステムになったので初期鉄がなくなった代わりに鉄の生産力1、後はテラフォと同じくイベントカードのコスト-2。もともとあまり強くないですが、特に使用感は変わらない感じでした。負け。
売れたらRftGみたいに拡張も出るんでしょうか。マイルストーンとアワードの要素がないので、RftGの拡張みたいにこれが追加されればさらにゲームに深みが出ると思います。
スペースレースはプロジェクトLのメーカーの新作。これもキックスターターで届いたばかりのほやほやです。
アメリカ・ロシア・EU・中国・スペースXのいずれかの宇宙開発組織を担当して技術開発をするゲーム。青写真風の真っ青な箱とメインボードが美しい。ちょっと大きめのロケットのフィギュアがプレイヤー人数分入っています。これはただの得点トラックマーカーなのでちょっと邪魔ですが、カッコイイものはカッコイイです。
手札から使いたいカードを共通場に供出し、バッティングとドラフトで共通場からカードを獲得、カードのポイントやら推奨行動やらエリアマジョリティやらのポイントサラダをして得点を競うというシステム。システムに宇宙開発らしさはあまりないのですが、カードが宇宙に関する実在の著名人だとか、実際の宇宙船や開発計画だったりで宇宙開発してる雰囲気は十分に感じられます。
自分が出したカードが自分で取れるとは限らず、短い総ラウンドであれもこれもやりたいことは山積でなかなか手強いゲームでした。
NASAでエリアマジョリティ重視の作戦で勝ち。僅差だったのでバランスはそれなりに取れているんじゃないでしょうか。
バイオハザード3。ダウンタウンのシナリオを2本プレイ。路面電車でダウンタウンから脱出するところでグレイブディガーとのボス戦になるという展開。たぶん原作でも序盤の山場っぽいところなんだと思います。ボスは普通のゾンビと違って専用の行動デッキを持っていて毎ラウンド攻撃パターンが変わるシステムで、戦闘もそれなりに楽しめるようになっているようです。