M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Detective: A Modern Crime Board Game (Portal Games)・Tainted Grail: The Fall of Avalon (Awaken Realms)をプレイしました。
プレイ途中のテインテッドグレイルはちょっと置いといて最近の話題作のディテクティブ。
警察官になって犯罪の捜査をする協力ゲーム。最初の基本セットとその拡張が2つ、別の独立形拡張としてシーズン1とヴィエナコネクションの2つが出版されています。最新のヴィエナコネクションは発売時期の前後による不公平をなくすためにまだアプリが解禁されておらずプレイできません。日本語版はシステムが少し簡略化されたシーズン1から発売されるようですが、今回は英語版の基本セット。1箱に続きものの5本のシナリオが収録されています。まずはシナリオ1から。
スマホ併用の今風のナラティブ系ゲームですが、専用アプリではなく、シンプルなWebページとして作られていてデバイスを選びません。ただノートPCくらいの画面サイズを想定しているようで、スマホの狭い画面だとちょっとプレイしにくいかもしれません。
基本的には時間というリソースを消費しつつカードをめくったりアプリにコードを入力したりして情報を集めて、最後に時間切れになったらアプリ上で答え合わせという流れで、同時期に出たChronicles of Crimeと似ています。情報がカードにあったりアプリにあったり、歴史上の用語をWikipediaで調べたり地名はGoogle Mapで探したりとか、没入感を出すためかいろいろと工夫がこらされています。ただ途中で12桁の文字列コードを何度も手入力させられるなど、システム的にはQRコードをカメラで読むだけで全てが進むCoCの方が洗練されていると思います。
インスト別4時間くらいでシナリオ1をクリア。ほぼ事件の概要は判明しましたが、不明点も残っていて答え合わせの結果はタイムオーバーの減点分を含んで24点中14点。おおむね平均的な成績でゲームの難易度としては適正レベルでしょうか。
後続のシナリオへの伏線的なものも張ってあって次も期待できそうです。
テインテッドグレイルの続き。7章の途中から始めて7章の最後まで。後半加速するらしいという情報とはうらはらに7章はわりかし長い章でした。パラグラフブックの分岐を見る範囲では6章から7章を飛ばして8章に行くことも可能そうに思われるので、展開次第なのかもしれませんが。