M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
三國戰記190-280 (福爾摩莎戰棋社)・The Pursuit of Happiness (Stronghold)・Welcome Back to the Dungeon (IELLO)・12 Realms (MAGE Company)をプレイしました。
三国戦記は台湾産。中国が舞台のゲームをいろいろ出している会社のようです。名前の通り三国志で、前半の群雄割拠の時代は2人用、後半の三国鼎立の時代を3人でプレイできるシミュレーションゲームです。3人なので後半シナリオ、担当国ランダムに決めると魏。時代的には劉備死んで諸葛亮が北伐を始めたあたりからです。よくある三国志ゲームらしく知力で勝ってる方の計略が一方的に通り、劣ってる側には全く反撃の余地のないシステムなので、当然ながら諸葛亮対司馬懿では勝負にならなかったりします。計略の効果はチット引きでランダムなので強烈に効くこともあればそれほど得しないこともあります。毎ラウンド全武将の生死判定が要求され、さすがに老人ほど死にやすくなってはいますが、いくら若くても稀によく頓死するので、武将の能力差を覆しにくいシステムで若干運要素強めて優劣変わりやすくしているような感じです。簡単に大軍を徴兵できる代わりに、武将の指揮能力の範囲内でしか兵持てなかったり兵動かすのに必要な兵糧の収入が少なめになっていたりで、何だかんだ言って割とバランスは取れているように思います。諸葛亮が思ったより長生きしたのと諸葛恪の評価高いのとで、呉蜀の諸葛一族に同時に攻められてはさすがに持たず、蜀と呉で交互に洛陽落とし合う展開で最終ラウンドまでもつれましたが結局呉のサドンデス勝ち。
パースートオブハピネスはカードを買って自分の一生を設計するゲーム。コンセプトはCV (Granna)と同じですが、収入にランダム要素がないのと、カードが時代別に分かれておらずいつ買っても値段も効果も同じになっているため、途中で変に失敗することは少なく、仮に序盤にうまく行かなくてもある程度はリカバー可能と、格段にプレイしやすくなっています。ボードの見た目はワーカープレース風ですが、他人のワーカーの存在は何も関係ないのでシステムとしてはアクションポイント制で、割とやりたいように自由に行動できるのもプレイ感を良くしています。共通の目的カードで最初に死んだらVPというのが出ていたのですが、他の2人は健康に気を使って延長ラウンドに突入。私だけ先に終わらせた分が効いて1点差勝ち。
ダンジョンオブマンダム英語版はさらにキャラクターが4人増えた新版。ネクロマンサーを選択しました。モンスターのHPを吸収して自分のHPに加える素敵アイテムを2つも持っています。原点を越えてもよいようです。その代わり本体のHPは低め。モンスターの構成は変わっていませんが、ランダムに登場する特殊モンスターが追加されました。元のミニマリズムからはちょっと外れているようにも思いますが、変化をつけるという意味では悪くないでしょう。真っ先に2死して脱落。
少し前のキックスターターの12レルム。各自1人のヒーローを担当し、4つの異世界を相互に移動しつつ、各世界のボス敵を倒す協力ゲーム。異世界の数で人数と難易度調整できますが、これ12ってのは拡張も数に入っているんでしょうか。さすがキックスターターだけあって、綺麗に彩色されたフィギュアがいくつも入っています。詰めが甘いのかコマが台座から外れてたりルールが分かりにくかったりはしますが、モグラ叩きをしながらアイテムを買い集めて終盤に登場するボスを待つという基本システムは分かれば簡単で十分に手応えのあるゲームです。標準難易度でしたが1体もボス倒せず負け。