M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Cuba Libre (GMT)をプレイしました。
キューバリブレはCOINシリーズの第2作め、キューバ革命がテーマです。青の政府と赤の共産ゲリラ、黄の反政府反共産ゲリラ、緑の地下経済組織の四つ巴という構造は1作めのアンデアンアビスとほとんど同じで、システムもほとんど共通です。
AAでは政府が麻薬と共産主義の両方を敵に回すため、青と黄、赤と緑がゆるやかな同盟関係にありましたが、キューバでは政府としてはカジノが儲かってもそれほど問題ないためか、緑が政府側、黄は言うほど反共ではなく赤と共闘関係にある感じです。
担当勢力はたまたまマップ置いた向きに合わせて政府を担当。コロンビア政府もそうでしたが、キューバ政府の収入はアメリカの経済援助に大きく依存しています。コロンビア政府とアメリカの関係は最初が最悪でゲームの進行によって徐々に改善されるのですが、キューバの腐敗政権は最初が一番マシで、以降は何かイベントが起きない限りアメリカからは見捨てられる一方です。今日は運悪く最初のプロパガンダラウンドが序盤すぐに発生してしまいました。政府軍が全然動員できてない状態で最良の時期が終わってしまい、ゲームを通して拠点都市からほとんど出られない展開になりました。それでも第2プロパガンダの直前のカードの第1派閥としての行動で一応は勝利条件を満たしましたが、第2派閥に華麗に削られて終了せず、その後は最終プロパガンダの直前で赤がキューバ全土で同時多発的にテロを成功させ、史実通りカストロ議長が勝利しました。
政府は第1か第2プロパガンダで勝てないと以後は急速に行動力を失うのでちょっと大変そうです。今回は直接政府と勝利条件の対立する赤への対処を優先しましたが、それだと赤と黄が勝利条件的にうまく棲み分けてしまうので、どちらかと言うと黄を先に叩く方がよいのかもしれません。