K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Conflict of Heroes (Academy Games)とCombat Commander: Europe (GMT)をプレイしました。どちらも第二次世界大戦ものの戦術級シミュレーションゲームです。
まずは私のコンフリクトオブヒーローズから。舞台は東部戦線で、それぞれドイツ軍とソ連軍の小隊~中隊を担当して戦闘します。プログラム学習方式のため、最初のいくつかのシナリオはシステムを順番に勉強しながらのプレイになります。今日はシナリオ1~3までを1回ずつプレイしました。ここまでで歩兵戦闘のルールが一通りで、次から車両が入ります。
基本的なシステムは1ユニットずつ交互に活性化させて移動・戦闘を行い、全部のユニットが1回動くか両者パスパスで1ターン終了という将棋システムです。臨機射撃を相手の手番中に割り込ませたり、指揮ポイントを使って行動終了済みのユニットをまた動かしたりダイス目に修正を加えたりと、少しだけ複雑になってはいるのですが、CoHはどのシナリオも5ターンと決まっているらしく割と短時間で決着がつくようになっている模様です。
ドイツ軍の分隊は射程が長く射撃回数が多い代わりに火力は控えめ、ソ連軍は逆に射程が短く射撃回数が少ない分1回の攻撃で大火力が出るようになっています。数値的には1点ずつぐらいしか違わないのですが、ドイツ軍の軽機関銃の射線をかいくぐるようにソ連軍が突撃してくる様子が盤上に鮮かに再現され、なかなかに面白いゲームでした。
続けてK藤氏のコンバットコマンダー。こちらはシナリオ1を1回だけ。山ほどシナリオが用意されているせいかシナリオ1は単純な遭遇戦でした。じっくり作戦を考えて計画的に部隊を進攻させるCoHと違い、カードドリブンで移動カードが来ないと移動できないし射撃カードが来ないと射撃できないCCは、戦場の混乱とか流動性を強く感じさせるゲームになっていました。これはこれで面白いです。
WW2の分隊規模の戦術級はどれもルールは複雑だし時間もかかるしで、何か一つ持ってれば十分だろうなと思っていたのですが、今日プレイしたゲームはどちらも持ってて損はないゲームだと思いました。