ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Vasca da Gama (What’s Your Game?)・Nexus Ops (AH)・Ticket to Ride: Nordic Countries (DoW)・The Starts are Right (SJG)をプレイしました。
エッセン2009一番人気のバスコ・ダ・ガマはワーカープレースメントで探検隊をインド航路に送るゲーム。
最近は単なる先置き優先とは違うシステムを模索するのが流行っているのか、これはアクションコマに優先順位をつけて優先順位が高い順に解決する代わりに後でそれに応じたコストを支払わされるという仕組みになっています。
ワーカープレースメントシステムが特徴的な代わりに、それ以外のところではアクションマスが4種類なのに1ラウンドに使用可能なコマ数も同じく4個とあまり工夫の余地はないとか、収支バランスも厳しく、特殊アクションの効果もそれ相応とオーソドックスな作りです。
3人だとそれなりに優先順位のレンジに余裕があるのですが、これを4人でプレイすると上から下までびっちり埋まってにっちにもさっちにも行かなくなりそうですがどうでしょうか。
ネクサス大作戦はカタンのように6角形のタイルを敷き詰めたマップを舞台に戦争をするSFゲーム。コマはドラゴンや巨大蜘蛛だったりするのでどの辺がSFなのかよく分かりません。
基本的には占領地からの収入でコマを生産して敵支配地に送り込んで戦闘するだけのシンプルなシステムなのですが、勝敗は毎ターン1毎ずつ配られる秘密勝利条件カードの条件をどれだけ満たしたかなので、割と盤上の優勢劣勢とは違うところで決まるような感じです。
カード運に左右されるところがちょっと大きいのが難ですが、短時間で終わる戦争ゲームとしてなかなかのできです。
乗車券スカンジナビアは5枚の目的地カードを見た感じどれもマップの南半分だったので全部残しで開始してみたら、南部は都市が密な代わりにどの路線も短くて全然得点効率がよくありません。やはりこのゲームは長大路線を引かなくては。
星辰の正しき刻はクトゥルフ呼びましたがわずかに及ばず。