バイオハザード3:ボードゲームのソロプレイを始めてみました。
1~4人までプレイ可能ですが、BGGではBest 1とか書かれちゃっています。評価してる人もそんないないですが。
バイオハザード3のストーリーを23本のシナリオで再現するキャンペーンゲームです。
最初に選べるのはダウンタウン1・アップタウン1・商店街1の3本ですが、ルールブックの推奨通りにダウンタウン1「暗闇の中の探索」から開始。
使用キャラは普通にジル・バレンタイン。彼女だけアイテムを8個持ち運べる(普通は6個)ので他のキャラ使う理由があまりありません。
2人以上でプレイする場合はマップ上の2箇所に分散して初期配置されますが、1人しかいないときは初期位置は固定です。
このシナリオの場合、最初の部屋を出てすぐの通路にゾンビが5体も配置されていますが、これはドラム缶のルールを説明するためのサンプル。ドラム缶を銃かナイフで攻撃すると爆発して周囲のゾンビを自動的に薙ぎ払ってくれます。しかも自分の目の前で爆発してもプレイヤーにはダメージは入らない安全装置つき。
基本的に移動や攻撃を好きな順番に組み合わせて4アクション実施したら各ゾンビが1回ずつ行動、イベント山からカード引いて解決したら次のターン、というシステムです。
ゾンビの行動システムが特徴的で、単純にプレイヤーに向かって1歩ずつ歩いてきて同じマスにいたら攻撃してくる、というだけなのですが、プレイヤーが今いる部屋とそこから開いているドアを経由してつながっているすべての部屋のゾンビが同時に行動してきます。プレイヤーはアクションでドアを開けたり閉めたりできるので、閉めたドアの向こうにたくさんゾンビがいてもとりあえずは無視できます。シナリオの目的が探索ならば、きちんとドア閉めながら進みさえすればゾンビはどんどん擦り抜けてよい、ということです。同じマスのゾンビから離脱するときは回避チェックがいるのでノーリスクとは行かないですが。
勝利条件はシナリオごとに決められていて、このダウンタウン1シナリオの場合、ライターオイルを発見すること。マップ上に3枚のアイテムBタイルが置いてあって、そのうちの1つがライターオイルです。
ただし、このシナリオの場合、同様にマップに落ちている「シナリオ:ダウンタウン2の地図」「アイテムC」もついでに回収ことが強く推奨されています。ダウンタウン2はここで拾うだけで自動的にプレイ可能になりますが、将来の他のシナリオは地図を拾うだけではプレイできず、別途アイテムCデッキから出てくるアンロックアイテムが必要になっています。取り忘れると同じシナリオに戻ってリプレイする必要があるので、ここでまとめて回収しておくべき、ということです。
アイテムCは各シナリオに1個ずつ置いてあるのですが、このシナリオの場合、スペアキーでロックされた部屋の中にあります。スペアキーはアイテムBのどれかなので、結局のところ、地図・アイテムBを2個(運がよければ)または3個・アイテムCを回収するのが目的となります。
ゾンビを撃ったりかわしたりしながら、まずは地図、そして1個めのアイテムBを拾うとファーストエイドスプレー。これでもう2個のアイテムBを全部回収しなければならないことが確定。
2個めのアイテムB部屋はゾンビ2とゾンビ犬1に守られています。その前の通路にドラム缶が置いてあるので、そこまで引き付けて爆殺。ゾンビ犬はゾンビの倍の移動力2もあって単純にはドラム缶の射程内に同時には入らないのですが、多数のゾンビがいるときはプレイヤーの攻撃1回ごとに攻撃対象外のゾンビが1回ずつ移動してくる、というルールがあるので、ドラム缶のそばに立ってゾンビ犬を適当に撃っていれば調整できます。結局2個めのアイテムBはスペアキー。
3個めのアイテムBのライターオイルを回収したら、スペアキーで最後のドアを開けてスポーンしてきたゾンビとゾンビ犬をハンドガンとナイフで排除。アイテムCの中身はバッテリーでした。ダウンタウン3をアンロックするのに必要らしいです。
シナリオが終了したら、ハンドガンの弾薬が自動的に最大値まで回復、ライフが2点回復、アイテムをアイテムボックスに自由に出したり入れたりできます。ソロプレイ時はアイテムボックスの容量はアイテム24個まで(無限大じゃないってなろう小説以下なの)。バッテリーとかは当分アイテムボックスの肥やしです。もしファーストエイドスプレーを使い切っているなら1本無料でもらえますが、初期装備で1本持ってて1本拾って使ってないので2本のまま。この先難易度が上がっていったらケチらず使っていってよさそうです。で、最後にキャンペーンの危険レベルが1上がります。初期値は0で7以上、14以上でそれぞれイベントカードの効果が変化します。しばらくはどうということはありませんが。