M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Detective: L.A. Crimes (Portal Games)・Sekigahara (GMT)をプレイしました。

まずはディテクティブ。L.A.クライム拡張です。
もともと3本の連続シナリオが入った拡張セットですが、PnP版でもう1本追加されて4シナリオからなるキャンペーン。前回プレイしたディグディーパー拡張もそうですが、拡張と言っても基本セットのコンポーネントで使用されるのはトークンだけなので、抜き打ちカウンターシートを1枚入れて単独でプレイ可能な独立型拡張にしてもよいと思うのですが。
というわけでシナリオ1からプレイ開始。1986年のロサンゼルス。とあるホテルで州知事候補でもある上院議員の殺人未遂が起き、犯人の少女がボディガードに逆に射殺された、という事件の捜査をします。スマホアプリは今度は青バックに白文字のコマンドラインシステムです。MSXか何かをイメージしてるんでしょうか…
あいかわらずカード半分くらいしか見てないところで時間切れ、比較的分かりやすいカバーストーリーを見破って真犯人を当てる、という謎解きで特に難しいところはなく残業分のマイナス以外はすべて正解して終了。

ディテクティブをもう1本プレイするには微妙な時間になったのでGMTの関ヶ原。
積み木システムで、関東から近畿一帯までの範囲を扱った作戦級。ポイントtoポイントのマップですが、大垣城は登場せず佐和山城と岐阜城が直接ラインでつながっていて関ヶ原そのものはマップには描かれていないという。
全国規模の関ヶ原ゲーというとエポック関ヶ原のように様々な大名家が登場して調略合戦をする、というシステムをイメージしますが、このゲームでは登場する大名家は東軍が徳川・福島・前田・伊達、西軍は宇喜田・小早川・毛利・上杉とそれぞれ4家ずつに簡略化されています。どの家も事前に調略することはできず、戦闘中にカードプレイでまれに寝返ることがある、という割り切ったデザインです。
積み木のシミュレーションゲームなので、敵の戦力の詳細は隠蔽されているのですが、それ以上にカードドリブンの戦闘が不確実性を増していて、どんなに強力なユニットでも戦闘時にその家のカードが手札に来ていないと一切戦力になりません。なのでハイスタック積み上げてる割には妙に踏ん切り悪く様子見していたり、逆に少数精鋭の部隊が狂ったように突撃してきたりということがよく起きます(だってその家のカードしか引いてないんだもん)。割と戦国時代っぽい雰囲気はあります。
勝利条件は戦闘で敵を全滅させて家康か三成か秀頼の首を取る、または7週間戦って決着つかなければ支配地数の多い方が勝ち。家康と三成は使い勝手のよい指揮官ユニットなので活用したいのは確かですが、その分リスクもあるというわけです。
西軍を担当。支配地を増やすとカードと増援が増えるので、序盤に薄く広がったところを福島家に荒らされて地味に兵を失っていきました。原則1ユニットは1~3戦力なのに唯一単独で4戦力出す特殊ユニットの井伊直政(しかもどの家のカードでも戦える)はさすがに強い。ところが京都まで来た東軍は攻勢限界に達したのか、満を持して出陣した毛利家の主力をぶつけてそれなりに出血させることができた模様。最終ラウンドまでプレイして勝利点勝ち。

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