グルームヘイヴンソロプレイ137回目。
ジョーズオブザライオン拡張シナリオ#19「泥棒の巣窟」
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M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Old School Tactical (Flying Pig Games)をプレイしました。
オールドスクールタクティカルはWW2ものの戦術級シミュレーションゲーム。1ユニット1分隊または車両1両というごく普通のスケールです。かなり人気のあるシリーズらしく、単独でプレイ可能な基本セットが3作リリースされていて、順に東部戦線・ノルマンディー以降の西部戦線・太平洋戦線を扱っています。さらにそのそれぞれに小箱(けっこうデカい)の拡張がいくつも出ているそうな。
今回は第2作めの西部戦線もの。入門編っぽいシナリオ1と戦車の出てくるシナリオ8をプレイしました。
箱開けて一番目につくのはフルマップ2枚分くらいの巨大なボード。実際にはシナリオの指定で一部を区切って使うので、ここまで大きい必要はないような。その他ユニット類は大きめサイズで主要な性能値は見やすいのですが、射程とか微妙な数値が細かい字でひっそりと書いてあったりします。別途ユニット性能カードが用意されているのはやはりゲーマーの高齢化対策でしょうか。
ルールはプログラム学習方式ではなく、最初から一貫したリファレンスマニュアルを全部覚えてからプレイ開始というソリッドな方針。ルールの構成があまり練られていないのか、主要なルールも細かい雑多なルールも同じレベルでひたすら列挙されているので全体像を把握するハードルは高めです。
要は各ターンの最初にそれぞれの陣営がシナリオで指定されただけのダイスを振って出目の合計に等しいインパルスポイントを獲得し、あとは相互に1インパルスポイントずつ消費して1ユニットを1回移動させるか1回射撃させるのを繰り返すだけです。同じユニットは1ターンに移動と射撃を1回ずつしかできないので、インパルスポイントが尽きるか、すべてのユニットが移動1回と射撃1回を行なってしまった側はフルパス。両者フルパスで1ターン終了。シンプルながらコマンドコントロールとユニットの多寡による優劣をバランスよく反映させたスマートなシステムです。
射撃は火力から防御力を引いて戦闘結果表を参照して2D6を振るだけで特別なところはありません。当たったら火力が半減したり0になったりダメージを受けたり壊滅したりします。指揮官がいると2ユニットまでスタックできて火力を足せる(防御力は足せない)ので、戦力を集中できればやや攻撃側有利な感じで進行はスピーディです。
シナリオ1はボカージュ沿いの道路を守る米軍1.5個小隊をドイツ軍2個小隊が東西から挟撃するシナリオ。米軍側を担当。ちょっと前のめりに構えすぎて早々に前線が崩壊して負け。防衛拠点3つのうち2つ守ればいいので、1つは捨て部隊で時間かせぎして主力温存すべきだったのでしょう。
シナリオ8は交差点の村を守るドイツ軍1個小隊と4号戦車1両を、米軍1個小隊とシャーマン戦車1両が攻めるシナリオ。再度米軍側を担当。双方に毎ターンランダムな増援が送られてきて先の読めないシナリオです。4号戦車の評価がかなり高く設定されていて、シャーマンは初期配置の1両と増援の1両で2両出てきましたが、あっさり撃破されて戦力に貢献できず。また大敗。
[Spoiler]グルームヘイヴンソロプレイ(JotL13)
グルームヘイヴンソロプレイ136回目。
ジョーズオブザライオン拡張シナリオ#13「卑劣な収穫」
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山線ラッセル
夏にロイヤルエクスプレスを曳くために全面黄色一色に塗られた2両のDE15のうち、1545号機の方が、今冬の小樽~長万部間の排雪列車に1日おきに充当されています。
目撃情報的に今日が1545号機の番のようだったので見に行ってきました。
ダイヤ的にはどこで撮っても闇鉄にしかならんですが、確かにまっ黄っきなDEが前後にラッセルヘッドをつけて走っておりました。
小樽温泉オスパ
今年はよく雪降ってるのでスキーを始めてみました(30年ぶり)。
板と靴買ってスキー場行って3回くらい上り下りしたらもう小鹿みたいにプルプルきてしまいました。年齢恐るべし。
というわけで温泉にGO。
小樽築港のフェリーターミナルの近くにある温泉銭湯です。
湯銭850円とちょっとお高めですが、セコマのカードで650円になります。道民なら持ってないわけないと思いますが、同じ建物にセコマ入ってるので必要ならすぐ作れて便利ですね。というか正規価格の意味は。温泉・カラオケ・セコマそれぞれ入口は別で中も完全に分断されています。温泉の入口は西向きの駐車場側。
敷地面積的に浴場はそれほど広くありませんが、浴槽サイズとしては十分で内湯3・露天1。いずれも適温からやや熱めといったところでちょうどよい塩梅です。源泉温度やや低めなため加温循環ですが、それほど塩素感はありません。無色透明ですが、中身はかなり濃いめの食塩泉。洗い場はレトロな固定シャワーです。水圧は十分ですが、自動水栓が秒で止まるのがちょっとケチくさいですね。
データ
住所:小樽市築港7-12
料金:850円(セコマカードで-200円、AM1:00以降は深夜割増+1200円)
時間:24時間営業
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Rise of Queensdale (alea)をプレイしました。
グルームヘイヴンはJotL拡張が片付いたので次のフロストヘイヴンが出るまで一時休止。やりかけだったライズオブクイーンズデイルを再開しました。
レガシーなので当然同じゲームを何回も遊ぶわけですが、勝った次のプレイでは勝った人だけゴールが遠のいて各自の通算勝ち回数によって勝利条件のハードルの高さが決まるというシステムなのと、負けているプレイヤーにはダイス改造ポイントなどのキャッチ・ザ・リーダー効果がいろいろと与えられるので、続けて勝つのは難しくできています。もちろん勝ったら勝ったでまた別の特典があるわけですが。
6戦3勝して通算5勝(1回のプレイで2人以上の勝者が出ることがあるので、全員の勝ち回数の合計はプレイ回数より多くなります)。今のところ通算9勝した人が最終勝利者だそうなので、ほぼ半分まで来たところでしょうか。ルールやボードにもいろいろとシールが貼られてレガシーらしくなってきました。
ルールを良く読むと、他人のダイスの上に置けるダイスは、そのマスにあるのがダイスじゃなくて木ゴマだった場合でも置けるそうです。その代わり、下に何もないところに単独では置けないそうな。まあ私は取りそこねて持ってないので関係ないですが。
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Gloomhaven (Cephalofair Games)をプレイしました。
ジョーズオブザライオン拡張の続き。本編最後の3シナリオをプレイしてラスボスを倒しました。
これでJotL拡張のシナリオは分岐の反対ルートといないキャラクターの固有シナリオを除いてすべてクリア。
ラスボスは本編やフォーゴットンサークル拡張と比べるとちょっと手応えに欠けるところがありましたが、入門編としてはほどよい難易度なのかもしれません。経験値とお金は割と潤沢に供給されるので、キャラクターの成長が速く、グルームヘイヴンのRPG要素は十分楽しめると思います。ただ、本編にあったカードにシールを貼って強化するシステムがないので、あまりお金儲けても特に使い道ないのがちょっともったいないかも。
ML.K 12月例会
札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者4人。
The Nobles (Shockpanda Games)・Empire Builder (Mayfair)・Anno 1800 (KOSMOS)をプレイしました。
ザ・ノーブルズは3年くらい前のキックスターターの作品。200人ほどが計$15,000キックして資金集め自体は小規模に成功したのですが、プリント&プレイ版のファイルを配信しただけで作者が金持って逃げてしまった失敗プロジェクトです。その後、作者は普通にアメリカにいてLinkedInで仕事探してるようです。さすがに$50かそこらで撃たれたり刺されたりはしないでしょうが、ビザの出前を送りつけられたりくらいはされそうです。
さて、ゲームとしては最大4人までのバトルロイヤルの個人戦闘。ハンドマネジメントで攻撃カードや防御カードを撃ちあい、攻撃が通れば袋からダメージチットを引きます。チットの内容は命中箇所が頭・右手・左手・右足・左足のいずれか、ダメージが1点か2点のどちらかという組み合わせ。いずれかの部位に2点以上のダメージを受けるとその部位ごと吹き飛ぶというブラッディな設定。両手両足すべて失うか、頭部を破壊されると死亡して負け抜けです。
基本的に設定のおかしさを笑うバカゲーですが、1人落ちても3人くらいいればそれなりに戦闘の駆け引き感があってゲームにはなっています。もう1人落ちてタイマンになると同じ山札から手札を引き合うシステム上、自分が攻撃カード引いたときは相手が防御カード引いてるという、Down in Flamesシステムでよくある膠着状態に陥ってしまい、ダラダラと長引くのでここは少し調整が必要でしょうか。というわけでカードのバランスの練りは甘いですが、ちゃんと出てれば話のタネくらいにはなった惜しいゲームです。ほとんど攻撃させてもらえず真っ先に即落ちして負け。
クレヨン列車ゲーのエンパイアビルダー。相当なロングセラーで販売時期によってかなり仕様に違いがあります。今回プレイしたのはメイフェアの末期の版で商品が紙トークンでした。見た目はちょっと落ちますが、カラー印刷なのでプレイアビリティは良いです。ただし裏が単色なのがちょっと残念。せっかく両面印刷なので裏表同じにしといてくれればイチイチ裏返さなくて済むのですが。勝ち。
アノ1800。ルールには書いてないですが、人口キューブはコンポーネントの数によって制限されています。特に赤キューブが上級職の入口で用途も多く人気なのに25個しかないので、4人プレイだと割と足りなくなります。赤がないと紫にも進めないので、出遅れるとかなりクリティカルに効くのでは。早期にほぼ割り当て分の赤キューブを確保した後はあまり人口増やさず手札数ひかえめにしてトリガー引き勝ち。
K川氏宅ゲーム会
K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Anno 1800 (KOSMOS)・Imhotep (KOSMOS)・Brass (Warflog/Roxley Games)をプレイしました。
話題の新作アノ1800。KOSMOSのAnnoシリーズ3部作はトイバー作の前の2作品の評価があまり高くないのですが、今回はデザイナーをワレスに替えてすごいのを出してきたと評判になっています。
どーんと大きなメインボードには様々な商品を生産する施設タイルがずらっと並び、見た目の通りのリソースエクスチェンジの建設ゲームです。というわけで早速プレイと意気込んだのですが、ここでルールがワレス語という最近忘れていたトラップが発動。記述の前後が入れ替わっていたり分散していたりと順番がおかしい・ルールの記述と意味のないフレーバーが混ざっている・重要な事項が見落しがちなところにこっそり書いてある、というルールライティング3大禁忌を華麗に網羅していて全然理解できません。ワレスの英語をパブリッシャーがドイツ語に訳してる状況も混乱に拍車をかけているかもしれません。
1手番にはメインアクション1回とその前後(主に前)に任意の数のフリーアクションができる、という基本システムはシンプルで分かれば簡単。ただ、フリーアクションで資源を生産しないとメインアクションのコストが払えずほぼ何もできないので、説明の順番としてはやってもやらなくていいフリーアクションの詳細から始まっています。このせいで通して読み終わるまで全体の流れが何も頭に入ってこないというわけで、確かにルール書きにくいのも分かりますがどうにかならんかったのかと。後は各生産設備には人キューブ置き場が右下と左下の2つあって、計2回まで同時にまたは別々の手番で生産ができるということを、建設の項じゃなくて、ちゃんと生産の項に書いといてくれると分かりやすいと思います。
というわけでゲームの展開としてはひたすら生産設備を建てて、そこから生産される資源で別の生産設備を建てて、というのを繰り返していきます。新世界から採れるレア資源に限り他人との貿易では手に入らない独占資源なので、そこから先の上位資源にどう進んでいくのか(上位資源を作り始めると、後は普通に貿易で他人に取られてしまう)といったあたりでプレイヤーインタラクションも発生し、なかなか難易度の高いゲームです。これはしばらくは世界中でヘビーに回されるんじゃないでしょうか。3位。
初期から持ってるキューブが青がちょっと多めなのに、初期から持ってる施設に青キューブを必要とするのが1つもないので、序盤は青キューブで初期施設と同じ資源を生産するのを建てていって青キューブの用途を作りつつ、常に大量に必要な資源を最大4つ生産できる態勢を作るとよさそうに思います。
KOSMOSつながりでイムホテップはちょっと前の大賞ノミネート作。
石を船に乗せてピラミッドの建設現場に運び、建設の貢献度に応じて勝利得点をもらいます。
1手番1アクションなのに、船に石を乗せて1アクション、船をどの建設現場に進めるか決めるのに1アクションなので、石ばかりたくさん積んでも、いつの間にか得点にならないところに誘導されて無駄仕事になるという駆け引きをするゲームです。さすがノミネート作という安定感のある良作。同点タイブレーク勝ち。
ワレスつながりで今度はブラス。再版された黒ブラスの方です。
借金ルールのないアノ1800と違って借金し放題で、いかにもワレス感のあるワレスゲー。久しぶりプレイなのでいろいろルール忘れてましたが、要素少なくシンプルで白ブラスより好ましいと思います。2位。
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
TIME Stories Revolution (Space Cowboy)をプレイしました。
タイムストーリーズはハダル・プロジェクト。日本語版も発売されていますが1年くらい前に出た英語版。
白箱シリーズは前回で終了し、今回から新しく青箱シリーズとしてテコ入れ再スタートしています。青箱シリーズはそれぞれが完全に独立したストーリーで、基本セットは不要でプレイ順もシリーズ内どこからでもプレイして構わないということになっています。
青箱を連続プレイするためのエクスペリエンス拡張というのが同時に出ていて、これを入れるとストーリー間で引き継ぎ可能な要素が追加されるのですが、青箱の最初のストーリーをプレイするときはボーナスもペナルティも何もないので直ちに影響はありません。白箱のときも引き継ぎ可能なトークンとかありましたが、ロクに使った記憶がないので必要度はあまり高くないと思います。
遠い未来世界から現地のレセクタプルに憑依して活動するという基本設定は従来と共通。以前はチーム共有のタイムユニットという資源が与えられていましたが、今回から新技術が使用されているという設定で、個々のキャラクターにアズラック・クリスタル(妙に覚えにくいのでアズなんとかと呼ばれる)というトークンが分配されます。何をするにもアズなんとかを消費して活動し、なくなると時間切れなのは前と同じですが、なくなってもゲーム開始時までリセットする(そしてボブに怒られる)のではなく、周回数を記録してアズなんとかを再分配するだけでストーリーはそのまま進行します。長丁場のシナリオをプレイしやすくなっているのでしょう。
今回は近未来の地球が舞台で、世界中に広がった致命的な疫病の治療薬を作るために海中研究所に潜入するというミッション。いつになく目的の明確な任務で、さすがテコ入れ第1作だけのことはあります。単なるクローズドサークルものというわけではなく、潜水艦に乗って外に出たり単独で潜水活動したりと海中の雰囲気の表現はよくできています。そう思わせておいて後半ではタイムトラベルものらしい驚きの展開を捩じ込んできてなかなか飽きさせないストーリーです。謎解き要素もそこまで難易度高くなく楽しめるのは間違いないでしょう。といいつつ周回3+誤答1で上から5段階めのもっとがんばりま賞。