せいわ温泉ルオント

幌加内町の道の駅に併設の日帰り温泉。
大昔は深名線政和温泉駅があった場所ですが、今の施設は完全に新しく建てられたもの。
内湯3・露天2、浴槽サイズはあまり大きくはありませんが必要十分。内湯は高温中温低温と分けてあって中温のみが温泉、露天はやや熱めと、冬季のみの小浴槽がかなりのぬる湯、という構成。湯よくある食塩泉で塩素感はほどほど。豪雪地帯で人の背丈を超えるほどの雪が積っており、露天は広い庭園風になっているはずが巨大な雪壁でした。これはこれでなかなか壮観ではあります。

データ
住所:幌加内町政和第一
料金:500円
時間:10:00~21:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

音威子府スキー場俯瞰

音威子府村の南端には音威富士スキー場というバーン1面の小さなスキー場があり、市街全域を見下ろすことができます。
宗谷本線ラッセルは正午すぎに音威子府着発なので、営業時間内のリフトでお手軽に上がれる俯瞰撮影地となっています。
ここは融通効いてスキーなしでもリフトに乗せてくれるらしい、というのをネットで見かけたことがありますが、下山すること考えたらスキー履いていった方がよいと思います。
リフトは2基ありますが、上段リフトの方は長年休止中で動いていません。券売機で180円払って1回券を買い、さすがに三脚担いてリフト乗りたくないので荷物は最小限で。村の全景を入れるならレンズは70mm~100mmくらい。写真は下段リフトの終点あたりからのもの。列車主体で撮るならば、中腹くらいまで下りた位置もよさそう。
帰りもスキーですいっと滑り降りるだけなので素早く撤収できます。追っ掛けるなら安全運転(道民基準)で何とか東恵橋には間に合います。

稚内温泉 童夢

日本最北端の温泉だそうです。
ノシャップ岬から西へ南下すると、市街地が途切れたあたりに大きな公共施設が集まった一画があります。
市の施設で人員余ってるのか、入口では受付カウンターの1人とは別にコロナ対策で2人がかりで検温していました。
内湯3・露天1。内湯は適温、露天はやや熱め。笹濁りにアブラ臭の湯、といっても加水されていて、実際にはかなり薄まった塩素湯です。露天は海の方を向いていて眺望はよいはず。天気のよい日の明るい時間帯に来るとよさそうです。

データ
住所:稚内市富士見4丁目
料金:600円
時間:9:45~22:00
加水あり・加温あり・循環あり・消毒あり

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
San Juan (alea/メビウス)・街コロ通 (グランディング)・Beyond the Sun (RGG)・Twice as Clever! (Stronghold Games)をプレイしました。

メビウスのサンファン2。旧サンファンにアレアの宝箱に入っていた新建物を収録した版です。
実はドイツ語版のサンファン2版には初版と2版があって(紛らわしい!)、2版の初版はタイトルがサンファンのまま、旧版と同じサイズの箱・同じコンポーネントでカードが増えただけ。2版の2版は箱のサイズが小さくなってプエルトリコカードゲームに改題され、役職タイルと売却価格タイルと大聖堂タイルが普通のカードになり、記録用紙と鉛筆がついてこなくなったコストダウン版です。
日本語版は2版の2版に準拠しているのでコンポーネントは全部カードで、タイトルはサンファン2とさらに改題されています。箱とカード裏のカタカナタイトルが非常にダサいです。箱は小型化されましたが、スリーブかけたカードを詰めても若干の余裕があるので、隙間に旧版の役職タイルがちょうど収まります。役職タイルは頻繁にやり取りするものなので、旧版を持っているなら差し替えて新しいカードの方は燃えるゴミに出してしまった方がよいでしょう。
ゲームとしては新建物が増えただけで旧版からルールの変更はありません(アレアの宝箱に入ってなかった建物が1種類だけ増えています)。同じくアレアの宝箱に入っていたイベントカードは不評だったらしく、なかったことにされてしまいました。2戦2敗。

街コロ通は街コロの改訂版。旧版やその拡張とは混ぜられません。拡張入りのときの建物のランダム選択システムが正式ルールに昇格し、街コロレガシーを参考に、初手からダイスを1個振るか2個振るか自由に選べるようにしたのと、各カードの収益性を改善して短時間で終わるようにバランス調整したものです。かなりテンポよく発展できるようになったのでちょっとした隙間時間にお手軽に回せるようになったのではと思います。勝ち。

リオグランデの話題作、ビヨンドザサン。巨大なメインボードで技術開発し、地球周辺の宇宙が描かれたサブボードで陣取りをするワーカープレースです。ワーカーは1人1個で増やすことはできません。
技術は科学・経済・軍事・商業の4ジャンル(経済と商業って別なんだ…)あって、次のレベルの技術を開発するには同じジャンルの前のレベルの技術を1つか2つ持っている必要がある、というよくあるテックツリー。ただ、最下層の基本技術は最初から公開されていますが、2レベル以上の技術は誰かが開発した時点で山引きするので、開発してみないと何が出てくるか分からず先の見通しがつきません。一応、最初にその技術を開発した人が2択から選べる上に、追加でランダムイベントでいいことが起きるので基本的にはどんどん技術を先に進めた方が有利ではあります。
というわけで楽しく技術開発するのですが、勝利得点や生産力のメインになるのは小さい方のサブボードでの植民アクションです。単純に戦力の多い方が勝つので陣取りにランダム性はありません。ただし、植民に使った艦隊は単純に除去されてしまうので、戦力が少なくても後からスッと割り込むのはそこまで難しくありません。
最初から人口が1人多い特典の青を担当、4レベル技術まで進みはしましたが負け。今回は基本ルールでしたが、上級ルールになるとルールが増えるのとプレイヤーごとの担当国の性能差が大きくなるのでまだまだ期待できそうです。

ドッペルトソークレバーはゲンシェンクレバーの2作目。6個のダイスを振って手番プレイヤーが3個までピック、他のプレイヤーは残りの3個から1個ピックという基本システムは変わりませんが、得点シートは全然変わっています。ゲンシェンクレバーは特にソロだともう理論最高点が判明していて天井感があったのですが、今回の得点シートはかなり複雑さを増していてなかなか限界が窺えません。といっても獲得できるダイスの数は限られているのでどこかには上限はあるのでしょうが。2位。

ホテル網走湖荘

呼人地区の網走湖湖畔に建つひときわ大きなホテルです。
日帰り入浴の入口は建物をぐるっと半周して湖側にあります。
内湯3・露天1ですが、浴槽がとにかく大きいです。内湯はぬるめ、適温、熱めと揃っています。露天は適温。どの浴槽も湯がふんだんに注がれて浴槽へりから溢水しています。湯は無色透明の食塩泉。特段の塩素感はなし。分析書を見る限りではそんな惜しみなく使える湧出量ではないように思うのですが、驚くほど快適な湯でした。

データ
住所:網走市呼人78
料金:700円
時間:13:00~23:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

流氷物語号

網走の流氷観光列車を見に行ってきました。
流氷物語号は、例年は青と白の専用塗色のキハ54が使用されているのですが、今年は青い方が修理のため運用離脱中ということで、150年ラッピングのキハ40の2両編成で運行しています。白い方は1両で普通列車の運用に入っていました。
定番中の定番、北浜駅の展望台から。昨日は流氷なかったそうですが、一晩で押し寄せてきたらしく今日は網走から斜里まで一面の流氷で埋め尽されていました。

湯元ホテル山水

女満別駅の手前を網走湖の方へ下りていったところにある温泉ホテル。
ホテルは女満別湖畔の歓迎門から真っ直ぐですが、日帰り入浴は駐車場も入口も別にあってちょっと分かりにくい。
内湯2・露天2という構成。どれも適温で無色透明、若干ぬるすべ感がありますが軽い浴感の湯。源泉温度がほどよいのか、温度調整せずこの湯かげんというのは素晴しいですね。塩素消毒していることになっていますが、特段の塩素臭はなし。

データ
住所:大空町女満別湖畔3丁目
料金:440円
時間:11:00~22:00
加水なし・加温なし・循環なし・消毒あり
シャンプー・ボディソープなし

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
The Rise of Queensdale (alea)・Dune: Imperium (Dire Wolf)をプレイしました。

クイーンズデイルの続き。
キャンペーンも終盤で、後は誰が9回目勝って最終勝利者になるかというだけ。結局全員8回勝って横一線な状態で、最後は全員ほぼ同じラウンド数でゴールに駆け込むという展開でした。なかなかバランスは取れていると思います。手番前後差で負け。
基本のゲームシステムは全く変わらないのですが、細かい要素の出入りで戦略の強弱にメリハリがついて同じ作戦で連勝というのは難しくなっています。地力つけつつ状況の変化にうまく対応することが要求されていて、aleaブランドのレガシーとしては十分なできではないでしょうか。このシリーズとして続くかどうかよくわかりませんが。
同時勝利があるのでちょっとだけ少なくなりますが、基本的には最大で人数x8回+1回プレイすることになるので、レガシーとしては十分に長い方でしょう。あとは終了時の状態で何度でも遊べますということになってはいますが、まあそういう遊び方はあまりされないと思います。それよりも途中の展開で出てこない要素がまだいくつかあって、抜いてないトークンや貼ってないシールがたくさん残っています。これリセットパックを別売りするとかして、もう一度最初から遊べるようになっていればなお面白いのでは。

デューンインペリウムは最近流行りのデッキ構築+ワーカープレース。ビジュアルはコロナで公開予定が延期されてる最新の映画に準拠してるようです。
時代設定としては原作のちょっと前、ポール・アトレイデの親父が生きている頃の話です。プレイヤーごとに4つの家系に分かれて惑星アラキスで勢力争いをします。
1手番にワーカーをアクションマスに派遣する際には手札からカードを1枚プレイしてワーカーの行き先を決め、ワーカーが尽きた手番では残りのカードをまとめてプレイして新しいカードを購入、というシステムです。全員が手札を使い切ったら惑星アラキス上で1回戦闘を行い、勝ったら勝利得点がもらえたりして最後に手札を回復、というラウンドを繰り返して10VP取った人の勝ち。
皇帝・スペースギルド・ベネゲゼリット・フレーメンといった有名な4勢力はプレイヤー担当ではない中立派閥になっていて、強力なアクションスペースを提供してくれます。皇帝からはお金がたくさんもらえるとか、ギルドは高いけど一気に戦力の急速展開ができるとか、なかなかにデューンっぽくできています。
家系ランダムに引くとメムノン・ソーバルド伯爵。誰よお前という感じすが、未訳小説に出てくる人らしい。ちょっとだけですが定期的にタダでスパイスもらえる特殊能力持ちです。何をどう反映してこうなっているのかは良く分からんのですが。引いてきたカードでワーカーを置ける先が決まるので、初期キャラがどうこうというよりは、序盤で強力な中立派閥にコネ持ってる人物カードを買えるかどうかがかなり影響しそうに思います。勝ち。