今年の釧路のSL運行は故障のためDL代走となっております。
C11-171号機の去年の全般検査で交換した部品が試運転で破損、再度新製したものと交換したらまた破損、ということで今のところは2月末までSLの運行はありません。冬の湿原号の運行予定は3月まで組まれているので、無事直って復帰できるといいですね。
復路の定番撮影地釧路川橋梁右岸。
国鉄色DLが客車を曳くのは今となってはそれなりに珍しいので、SLよりも撮り鉄は多いくらいです。
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Porto Carthago (Irongames)・Cutthroat Caverns (Smirk & Dagger)・Merchants of the Dark Road (Elf Creek Games)・Ares Expedition (Stronghold Games)をプレイしました。
ポルトカルタゴ。2017年にカルタゴ:商人とギルドというタイトルでリメイクされているらしいのですが、2010年の旧版。画像とか見る限りでは全然違うゲームになってるように見えます。
ワーカープレースというよりはアクションポイントシステムなので、普通に商売した利益は似たりよったりで、やはり人に差つけるのは出荷した船についてくる特権のように思います。あとは陰謀の道でしょうか。僅差勝ち。そうそう大差つくゲームではないですが。
カットスロート裏切りの洞窟。10周年記念だか何だかでいつの間にか再版されていました。おそらくは旧版からバランス調整されているのではないでしょうか。1人死に負け。
キックスターター発の新作マーチャントオブダークロード。お金集まったらしくコンポーネントがいろいろと豪華です。
ゲームとしてはロンデルシステムでピック&デリバリーをします。ロンデル進める歩数を決める方法が独特で、0~4歩の目の専用ダイスを自分用のダイスプールでゴロっといくつかまとめて振ったのを1つずつピックしていくのですが、そのピックしたダイスをすぐ使うのではなく、前のラウンドまででピックしたダイスが3個別のプールに貯まっているので再度そこから1個ピックして使うという迂遠な方式で、行きたいところに行けそうで行けないもどかしいゲームです。
まずは市場で商品を買い、それを女王から指定された街に届けると名声点が獲得でき、または商品を宿屋にたむろっている英雄に売りつけるとお金がもらえた上にその英雄が仲間になる、というのを繰り返してゲーム終了時に名声点と手持ち現金の少ない方が最終的な勝利得点になります。バランスよく両方の仕事をこなせばよいのでそこは分かりやすいです。勝ち。
1人減ってアレスエクスペディション3人。日本語版はどこも予約完売らしくもうちょっとたくさん作ればいいのにと思います。
TRで先行してていい感じかなと思いましたが決算すると最下位。青天井でVP入るカードの引きが重要らしいです。
復刻オホーツク
網走行き特急オホーツクのヘッドマークが、昨日から復刻とかで国鉄時代の旧デザインのものに戻されています。
単にいままで掲示してなかっただけで幕式ヘッドマークのロールのどこかには含まれていたものをそこまで回しただけ、ではあるのですが、他にも古いヘッドマークはいろいろ収録されているのでもっとこういうイベント多くなるとよいと思います。あとは車体塗色が国鉄色なら完璧だったのですが。
M上氏宅ゲーム会
M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Eastern Empires (999 Games)・群雄割拠:三国志 (国際通信社)をプレイしました。
文明の曙:東方帝国はメガシビライゼーションの東半分版。
西方帝国とペアで買ってしまうと木箱のメガシビ買ったの実質同じですが、新要素として3~4人プレイ用のルールが追加されています。
特に3人シナリオは東方マップを折り畳んで4分の1しか使用しないので非常にコンパクトです。一般のご家庭でメガシビのマップ広げるのはあまり現実的じゃないですしね。
少人数プレイ時は交易のルールががらっと変わって、専用の交易ボードを使用して各プレイヤーはダミー君とだけ貿易をします。ダミー君は初期手札として一番都市数が多い人と同じ枚数の交易カードを配られた状態で開始していて、等価値になるようなカード2枚と2枚の交換だけが可能です。ダミー君は聖人なので交易可能な災害も快く受け取ってくれます。ただし通常の商品とは別に災害を受け取る専用のボックスが用意されていて、そこに置いた災害は-2または-3価値の商品であるかのように扱われるというシステムです。都市数少ないプレイヤーから順にダミー君とカード交換をして、全員パスするか6順したら終了。ダミー君が受け取った商品と災害をそのまま捨て札にして、後は普通通り災害フェイズと購入フェイズに進むという感じです。
交易可能な災害は比較的穏便に処分できる一方、交易不能な災害はたまたま最初からダミー君に配られていたというのでない限り回避不能なので、ここの対策が効いてくるのだろうと思います。ただし3~4人プレイの場合、セットアップ時の交易不能な災害はデッキの底の1枚ではなく、底の3枚にランダムに差し込まれているのでカウンティングで回避するのは難しくなっています。
内戦が2回続けて直撃して最下位でした。アドシビ時代にあった一番負けてるプレイヤーは内戦の被害を受けないというルールがなくなってるのは何でなんでしょうかね。劇と詩を買っておけという話ですね。
小人数プレイでほぼノーインストなのでもっと短時間で終わるかと思いましたが8時間かかりました。交易にきっちり時間がかかるので普通に多人数プレイと大差ありません。
群雄割拠:三国志。曹操→張魯→張繡→呂布で最下位。毎回同じようなこと書いてる気がしますが、やはり中盤以降の群雄の戦力が少なかったのがよくなかったです。
ラベンダー編成オホーツク
キハ261系ラベンダー編成が網走行きの特急オホーツク/大雪に充当されております。
イベント運行的に入ったことは何度かあるのですが、石北線で一定期間定期運用列車として運行するのは初めてじゃないでしょうか。所属が北海道高速鉄道開発に移ったことも影響しているのかも。
ヘッドマークは例によってステッカーです。
ML.K 1月例会
札幌市北区民センターでML.Kの1月例会がありました。参加者7人。
Coloretto (RGG/ABACUSSPIELE)・Scotland Yard: Das Kartenspiel (Ravensburger/アークライト)・群雄割拠:三国志 (国際通信社)・18Magyarország (Lonny Games)をプレイしました。
コロレット4人。旧版とはカードのデザインがちょっと変わった10周年記念版。背景の柄が凝った感じになってなんか見にくくなったような気がします。ゲームの内容は変わっていないはず。負け。
スコットランドヤードカードゲーム5人。アークライトの日本語版です。ドイツ語版と日本語版しか出てないレアゲーですが、残念ながらBGG5点台。
プレイヤーは全員刑事で、1人だけミスターXカードを配られています。正体隠匿のまま複雑ババ抜きをして、ミスターXカードを引き抜くことができたら警察の勝ち、その前に山札が尽きたらミスターXの逃げ切り勝ち、というゲーム。スコットランドヤード感は特にないですが、それはそうと5点台の割には楽しめると思います。最初にミスターX配られたのですが、持ち切れず手放してしまいました。2代目ミスターXがまんまと逃げ切って警察の負け。
群雄割拠:三国志4人。今回は選択ルールの手番順の入札を入れてみました。1VP握って2番。曹操→韓遂→呂布→劉表。呂布は戦闘+1ですが、コマ数少ないのであまり強くないですね。負け。コマ残そうと思ったら揚州や荊州といったエリア数広くて排除しきれないところに薄く広く展開するのがいいんでしょうか。
18マジャールオルサーグ3人。18XXハンガリーです。
小会社13社と大会社7社という規模で、これだけだと普通の18XXのように見えますが、大会社は列車を保有しない・最初からどの数字の列車を買ってもいい・すべての列車はパーマネント、という18XXの基本的なルールがことごとく覆されている特異なゲームです。
普通に鉄道会社として運営するのは小会社だけで、大会社は小会社に特権を売却してその代金を配当するだけ、という存在。列車は2・3・4・6列車とあって、2列車以外の各タイプの最初の1両を買うとそのたびに時代が進み、すべての列車が最低1両ずつ買われたら終了トリガーです。
時代が進んで列車が吹き飛んで社長が破産する、というような18XXでよくあるイベントはないので、小会社を序盤から効率よく回した人が普通に勝つ波乱要素のあまりないゲームだと思います。大会社の収入と株価はゲームの進行状況によって割と乱高下するので、そこを読み切るのは面白いのですが、大会社の株を買うタネ銭は結局は小会社の配当金なので、それほどは勝敗に影響しないのではないでしょうか。
終了トリガーが引かれたところでOR3回分残して会場の時間切れ終了。最後までやっても勝敗変わらなそうではありました。大差負け。
ラファールのゲーム会
K藤氏主催のゲーム会に参加しました。参加者6人。
Zapotec (Board&Dice/テンデイズ)・Tiger & Dragon (アークライト)・Project L (Boardcubator)・マッドネスアワー (やのまん)・マグノリア (アークライト)・Nicht die Bohne! (Amigo)・群雄割拠:三国志 (国際通信社)・Canvas (R2i Games/Engames)をプレイしました、
サポテカ4人。テンデイズの日本語版です。コンポーネントに言語依存性はありません。
全5ラウンドで各ラウンドにできることは手札の4枚の建設予定地カードから1枚選んで伏せ出しして同時公開するだけ、という重めのゲーマーズゲームながら少ない意思決定が多くの要素に影響する今風のゲーム。バッティングとリソースマネジメントでアステカ風のピラミッドを建設します。
家を建てると生産力が増えてたくさん資源もらえるようになるし、毎ラウンドの得点も家から入ってくるのですが、どこかで拡大再生産には見切りつけてピラミッドに投資して得点効率上げた方がよさそう。勝ち。
タイガーアンドドラゴン3人。ごいたをベースにしたゲームで同様にコマを使い切った人の勝ち。ごいたと違ってチーム戦ではなく全員敵で、コマの種類と数は数字で規則的に来まっているので覚える必要はありません。けっこう重量感のある麻雀牌型のコマでなかなか遊びやすいと思います。勝ち。
プロジェクトL3人。拡張はゴーストのみ投入。負け。良いゲームで日本語版も出ているのに品薄らしくどこも転売屋価格だそうで何とももったいないなと思います。
マッドネスアワー3人。クトゥルフテーマでキーパー役の少女1人と残りの探索者で館を探検する正体推理ゲーム。ゲームの見た目はすごく裏切り者の館みたいです
キーパー役の少女ですが、ゲーム開始時に人間サイドか邪神サイドか秘密裏にランダムに決められています。残りの探索者の所属陣営はゲームの展開によって可変で、正気度が1以上あれば人間サイド、0以下なら邪神サイドですが、自分の残り正気度は基本的に自分しか分からないことになっていますが、いろいろな手がかりから推測は可能で、特に少女からはほぼ正確に分かっています。
全員無事に館を脱出したら必要に応じて最終決戦をして、少女と同じ陣営なら少女を守れば勝ち、少女と違う陣営なら少女を殺せば勝ち、という仕組み。
今回は少女が邪神サイドで探索者は2人とも仲良く発狂していたので、平和裏に全員勝利。さすがに少し人数多めの方が面白そうに思います。
マグノリア3人。カードをお買い物して3×3のマトリックスに配置して、戦力を比べたり技術開発をしたりセットコレクションしたりしながら勝利得点を稼ぐゲーム。ルールは分かりやすいです。カードを買うには絶対的にお金が必要ですが、余ったお金は大して使い道ないのでバランスよく使い切るのは意外と難しい。負け。
マメじゃないよ6人。カード交換で豆を集めるもはや古典のゲーム。最初に配られたカードは自分のものにはならないので何配られてもあまり嬉しくはないですが、それでも強い弱いは当然あるけれどもプレイング次第でどうなるか全く予想つかないです。負け。
群雄割拠:三国志4人。コマンドマガジン162号の付録ゲームです。スモールワールドのシステムで三国志をします。劉備とか曹操とかの英傑に関羽とか諸葛亮とかの武将を組み合わせたのをドラフトして獲得して、英傑ごとに決まってるスタート地点から規定の戦力数で領土広げて決算するという分かりやすいシステム。全くヒストリカルな展開にはなりませんが、三国志感は十分に出ていると思います。呂布→韓遂→袁術→公孫瓚と取って、あまりパッとしないなと思った通り得点もパッとせず。負け。
キャンバス5人。セルロイド製の透明カードをドラフトで拾って3枚重ね合わせて絵を作るゲーム。といってもカードに描かれた絵そのものには特に意味はなく、各カードに書いてあるアイコンのセットコレクションで得点を取るのがメイン。セット条件はゲーム開始時にランダムに選ばれるのですが、勝とうと思ったらほぼパーフェクトが要求されるので絵を楽しんでる余裕はありません。負け。
追分スキー場俯瞰
追分駅の裏山といったあたりに安平山スキー場というリフト1本の小さなスキー場があります。
今年はどこも雪多いらしいのですが、この近辺は小雪だそうで積雪はちょっと足りなめです。
あまり高い山ではなく、追分市街地との間には森があってあまり見晴しはよくないのですが、追分駅南側の室蘭本線と石勝線の直線の範囲が俯瞰できます。
札幌から帯広に向かう貨物列車2075レです。さすがに機関車赤いと俯瞰でもすぐ分かります。
3Dプリンタで画像からミープルを作成する
3Dプリンタを使って画像から同じ形のミープルを作る方法です。
特に難しいところはないですが、しばらくやってないと手順忘れるのでメモ用。
とりあえずデジカメでもスキャナでも何でいいので画像を用意します。
今回はこのイゴーロナク君をミープルにします。
クトゥルフウォーズの能力シートをデジカメで撮影しました。
できれば単色で輪郭のくっきりしてる画像がいいと思います。
まずはレタッチソフトで画像を白黒二値に変換します。
ここではAffinity Photoを使っていますが、別に何でもよいです。
Affinity Photoの場合、二値化は調整→しきい値です。
背景が真っ白、本体が真っ黒の画像にしたいので、まずは選択ブラシツールで本体を選択。
選択範囲を反転して背景の方を選択し、塗り潰し消去ツールで背景を全消去。
再度選択範囲を反転して本体の方を再選択したら、塗り潰しツールで本体を真っ黒に塗ります。
ミープルとして直立できるよう、長方形ツールで足の裏に黒い長方形を貼って平らにするとよさそう。
最後はレイヤーを統合してメニューからエクスポート→PNG形式で保存します。
次はInkscapeでビットマップ画像をベクトル画像に変換します。
Affinityシリーズでもできそうな気がしますが…
新規ドキュメントを作成し、インポートで先ほど保存したPNG画像を読み込みます。
ドキュメントからはみ出すようならドキュメントサイズを適当に大きいものに変更しておきます。画像サイズは最後に調整するので何でもよいです。
パス→ビットマップのトレースでダイアログを出します。
パラメーターはSingle ScanのAutotraceで大抵は大丈夫です。Updateを押して画像が出たらOKを1回だけ押してXでダイアログを閉じます。
ドキュメント上で元画像と同じ場所にコピーができているので、ドラッグしてどかして下になっている方(元のPNG画像)を選択、Deleteキーで削除します。
コピーの方を元の位置に戻したら、名前をつけて保存でSVG形式で保存します。
最後はOpenSCADで3次元化してSTLデータに変換します。
CADソフトもたぶん何でもいいと思いますが、基本的には定型処理でありながらちょっとサイズ調整もしたくなる、という用途にはプログラムで変数弄りながらCADデータ作れるOpenSCADが向いています。
プログラムソースは
linear_extrude(height=厚み) resize([0,高さ,0], auto=true) import("SVGのファイル名", center=true);
の1行だけ。
Design→RenderしてからExport→Export As STLでSTL形式で保存します。
後は3DプリンタのスライサソフトでGコードに変換して印刷して完成。
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