FMV DESKPOWER CE65SW/D

富士通製のPCが起動しなくなりました。
僕のじゃなくて両親のなんですが、「WINDOWS\SYSTEM32\CONFIGが存在しないか壊れています」などと言ってセーフモードにもできません。
どうやらレジストリが壊れているようなので、適当な1CD Linuxから起動して復元ポイントの下にバックアップされている正しいレジストリファイルをコピーしてくればよいらしくググるといろいろやり方が出てくるのですが、このマシン、そのままではKNOPPIXもUbuntuも起動しないというから驚きです。いい感じに読み込んで立ち上がったかと思ったら画面がブラックアウトしてCDが吐き出されてきます。昔から富士通のPCはダメだダメだと嫌われていましたが、今だに自作機とはかけ離れた変なハードウェア構成なんでしょうか。
Ubuntuの起動画面でF4キーを押してセーフグラフィックスモードにすると無事起動しました。ビデオカードは何の変哲もないATIのRADEONのはずなのに…
Cドライブがなぜか先頭から3番目のパーティションなのも謎です。最初1番のパーティションを見てWindowsらしき何かが入っている割にほとんど空で衝撃を受けましたが、専用のメディアプレイヤーか何かで使っているのでしょう。
とりあえずUbuntuのターミナルから以下のような感じのコマンドを叩いて何とか起動するようになりました。

$ sudo bash
# mount -t ntfs /dev/sda3 /mnt
# cd /mnt/System\ Volume\ Information/_restore*/RP315/snapshot
# cp _REGISTORY_MACHINE_SAM /mnt/WINDOWS/system32/config/SAM
# cp _REGISTORY_MACHINE_SECURIY /mnt/WINDOWS/system32/config/SECURIY
# cp _REGISTORY_MACHINE_SOFTWARE /mnt/WINDOWS/system32/config/SOFTWARE
# cp _REGISTORY_MACHINE_SYSTEM /mnt/WINDOWS/system32/config/system
# cp _REGISTORY_USER._DEFAULT /mnt/WINDOWS/system32/config/default

ML.K 12月例会

札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者6人。
クイーンズブレイドザコロシアム(メガハウス)・BigBang (同人)をプレイしました。

とりあえずクイーンズブレイド既刊全部を持ち込んでみました。T口氏とN田氏が不知火舞とアレインで対戦。アレインのボーラ投げが凶悪でした。
5人になったので、ボードゲーム盤のクイーンズブレイド・ザコロシアム。SP攻撃のダメージがデカい代わりに当てにくいナナエルでしたが、待ってたところにうまく女王が来てくれて勝つことができました。
1人入れ替わってBigBangはグレイテストエクリップスシナリオ。冥闘士陣営でハーデス担当。座り順の関係で聖闘士2人の間になってしまい集中攻撃を喰らいましたが、何とかアテナを倒して冥闘士陣営の勝ち。

ここで親切などなたかが、駐車場の僕の車のスモールランプが点いてますよと知らせてくれたのですが、実はすでに手遅れで、バッテリー切れで全点灯のライトがまるでスモールランプのように見えていたという衝撃の事実。なんとかN田氏の車からブースターケーブルで始動することができました。ありがとうございました。10年前に買ったケーブルですが初めて役に立ちました。以前1回だけ救援側で使ったことがあるのですが、そのときは結局始動できずJAFを呼んだのでした。

終了後、移動して裏例会。参加者3人。
Knights of Camelot (TSR)・Agricola (Lookout)をプレイしました。
ナイツオブキャメロットは30年前の古いゲーム。アーサー王伝説のイギリスを舞台に、1人の駆け出し騎士を担当して、最終的には円卓の騎士になって聖杯探索を成功させるのが目的です。そこまでプレイするにはどれだけ時間がかかるか分からないので、今日は序盤だけ。
移動するごとに2D6の遭遇チャートを振り、何かに会ったら今度は2D6の反応チャートを振るという、とにかく何もかもダイスを振って決めるゲームです。騎士なのでしばしば戦闘することになるのですが、ライフの初期値が5しかないのに互いに3D6を振って差分がダメージになるという戦闘システムなので、あっという間に即死します。騎士同士なら普通は命を奪うことにはならないのですが、通りすがりのドラゴンなど話の通じない敵が容赦なくランダムに登場するので命がいくらあっても足りません。各地の王様を訪ねて使命を請け負い、それを達成して経験や勝利得点を稼ぐのですが、その使命も騎士の能力とは無関係にダイスを振って決めるので、到底達成不可能な命令が平気で下されます。
アーサー王っぽい雰囲気はそれなりに出ているのですが、古いゲームらしく、バランスとか収束性とかは全く考慮されていません。何かシステムに手を入れないとさすがに今プレイするにはちょっと苦しいところがあります。
アグリコラは基本セットのみEデッキで。日雇いで石が3個も手に入る進歩の石切り場が職業4以上と条件は厳しいのですが、難易度相応に強そうだったので、最初から全力でこれを出すべくガンガン職業を出して行きました。職業の方もそれなりにうまく噛み合ってくれて一応1位。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
Conflict of Heroes (Academy Games)とCombat Commander: Europe (GMT)をプレイしました。どちらも第二次世界大戦ものの戦術級シミュレーションゲームです。

まずは私のコンフリクトオブヒーローズから。舞台は東部戦線で、それぞれドイツ軍とソ連軍の小隊~中隊を担当して戦闘します。プログラム学習方式のため、最初のいくつかのシナリオはシステムを順番に勉強しながらのプレイになります。今日はシナリオ1~3までを1回ずつプレイしました。ここまでで歩兵戦闘のルールが一通りで、次から車両が入ります。
基本的なシステムは1ユニットずつ交互に活性化させて移動・戦闘を行い、全部のユニットが1回動くか両者パスパスで1ターン終了という将棋システムです。臨機射撃を相手の手番中に割り込ませたり、指揮ポイントを使って行動終了済みのユニットをまた動かしたりダイス目に修正を加えたりと、少しだけ複雑になってはいるのですが、CoHはどのシナリオも5ターンと決まっているらしく割と短時間で決着がつくようになっている模様です。
ドイツ軍の分隊は射程が長く射撃回数が多い代わりに火力は控えめ、ソ連軍は逆に射程が短く射撃回数が少ない分1回の攻撃で大火力が出るようになっています。数値的には1点ずつぐらいしか違わないのですが、ドイツ軍の軽機関銃の射線をかいくぐるようにソ連軍が突撃してくる様子が盤上に鮮かに再現され、なかなかに面白いゲームでした。

続けてK藤氏のコンバットコマンダー。こちらはシナリオ1を1回だけ。山ほどシナリオが用意されているせいかシナリオ1は単純な遭遇戦でした。じっくり作戦を考えて計画的に部隊を進攻させるCoHと違い、カードドリブンで移動カードが来ないと移動できないし射撃カードが来ないと射撃できないCCは、戦場の混乱とか流動性を強く感じさせるゲームになっていました。これはこれで面白いです。

WW2の分隊規模の戦術級はどれもルールは複雑だし時間もかかるしで、何か一つ持ってれば十分だろうなと思っていたのですが、今日プレイしたゲームはどちらも持ってて損はないゲームだと思いました。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Talisman (FFG)・Le Harve (Lookout)をプレイしました。

タリスマンはダンジョン拡張入り。角にちょうど合う形のダンジョンマップが追加になります。一つ増えただけなのに、ただでさえデカいマップがさらに場所取るようになりました。FFG版はこの先ホントに四隅の分全部の拡張が出るんでしょうか。
キャラクターはランダムに選んだらダンジョンで増えた新キャラの剣闘士でした。遭遇カードを引くたびに強力な仲間カードで、あれよあれよという間にダンジョンの奥のダークロードを倒し、メインマップに取って返して支配の王冠も楽々獲得でした。
ルアーブルは造船所を建てても人に船取られるだけであまり得しないので、なかなか船が作れるようにはならないのですが、節約できる食料と船自体の価値を考えると金で買った方が早いタイミングがありそうです。そうは言っても序盤に船買うだけの金を捻り出す方が難しいのですが。

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dune Express (Book Tanger)・At the Gate of Loyang (Hall)・Rythme and Boulet (Cocktail Games)・Der Berg Ruft (Thomas Sackl Spiele)・Banque Fatale (Blatz)をプレイしました。

Dune Express はDune (AH)のダイスゲーム化。各勢力の特殊能力から勝利条件まで何もかも同じです。ダイスゲーム化のためただの運ゲーになっていて、ベネゲゼリットの予言勝ちはほぼ不可能じゃないかとは思いますが、それ以外は元ゲームの要素を残しながらよくここまでうまく縮小したものだと感心させられます。フレーメンで勝ち。
洛陽の門の4人プレイは初めて。プレイ時間短縮のためアクションフェイズが2人同時進行になるのですが、これがよく効いているのか割とテンポよく進行しました。どど負け。
リズム&ボールは、QueenのWe Will Rock Youのリズムで各プレイヤーに割り当てられたポーズをとって相手を指名しながら手番を回し、誰かがミスするまで続けるアクションゲームです。要するにせんだみつおゲームの変種ではあるのですが、ロックのリズムと微妙な戦略性が光る好ゲームです。
ハイジとペーターは、ハイジとペーターが山登りをするというテーマは一応あるのですが、メインは上家プレイヤーがついたての後ろに隠したのが1~15の数字のどれかを推理するゲームです。人間そうそうランダムな数字を選べるものではないところを利用した心理戦で、賭博の手本引のようなものになっているそうです。運よく最後にピタリ賞で勝つことができました。
バンクフェタールは5色のチップで5色のカードを取りあう競りゲーム。カードの競り自体はチップの色は見ずに数だけで判定するのですが、カードの価値は使われたチップの色ごとの個数によって激しく変動するので、考える要素が飛躍的に増える奇妙な競りゲームになっています。これは難しい。どど負け。

ML.K 11月例会

北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者5人。
Flaschenteufel (Bambus)・Project Pornstar (Papergames)・A Brief History Of The World (Ragnar Brothers)・Piranha Pedro (Goldsieber)・Pig Pile (R&R)をプレイしました。

ボトルインプは安全策で地道に進めてきたのに最後にボトルを掴んでしまいどど負けでした。
ポルノスタープロジェクトはエロ映画を作る13禁のカードゲーム。テーマの割にはシステムはしっかりしているし、プレイ時間も手頃です。この手のゲームにありがちな俳優引かんと始まらないゲームではあるのですが。
コンポーネントに文句を言いつつもプレイするBHtoWは5人プレイ。これだけいれば主要帝国が引かれなくなる可能性もぐっと減るので、世界史らしい世界史になります。ドラフトシステムの変更によって、最終エポックで下から2位のプレイヤーにとんでもないダメ国が押し付けられる盛り下がり要素がなくなったのはよいです。後半にかけて要所に駒を残しながら引き順が有利になるように得点調整するところは本質的には変わってないです。
ハズブロ版でトッププレイヤーしかもらえなかったボーナストークンが3位までもらえるようになったのですが、自分のボーナスチップの中身が見れるようになった代わりにトップとそれ以下の差がつきにくくなってしまい改善としてはどうなのかなという感じがしました。2位。
ピラニアペドロは5人もいると安全そうなカードを出していても華麗に盤外に飛び出します。とりあえず一度も落ちずに終わることができました。
ピッグパイルは大富豪のようにカードを出していって手札をなくしたプレイヤーの勝ちというカードゲーム。ブタとしてエサを食べ尽すのでしょうか。手札最後の3枚が自分も中身を知らないランダムカードなので、本当に運ゲーです。逆転の要素としては劇的ですが。

終了後は某所に移動して裏例会。参加者3人。
Viceroys (Task Force Games)をプレイしました。

1986年作という非常に古いゲーム。テーマは大航海時代で、列強の1カ国を担当して探検隊を編成し、植民したり戦争したりというシミュレーションゲームです。
ゲーム開始直後は探検の成功率は五分五分で、運よく価値のある土地を見つけて入植しようとしても原住民の抵抗の前に失敗したりするのですが、世界の探索が進むにつれて探検も入植も成功しやすくなっていきます。どこに何があるかはチット引きで決まるので完全にランダム。南米に大帝国があることなど事前に知っているわけはないのである意味リアルではあります。一応、ゲームの勝敗は10ターン後のゲーム終了時に植民地の数や探検の成果を得点換算して決めますが、勝敗よりは経過を楽しむ系のゲームと言えると思います。
最近のゲームとは違ってプレイアビリティに対する配慮の薄いコンポーネントはあまり褒められたできではなく、システム的にも特筆するところはないのですが、古地図風のマップのデザイン・国ごとの特徴を表す特殊ルール・未知の世界を探索して徐々に世界の全貌が明らかになっていく過程などで、テーマを非常にうまく表現しています。植民地競争で起こりそうなことはあらかたルール化されているように思えるすごいゲームです。10年以上もプレイせずに棚ざらしにしておいてよいゲームではありませんでした。
ゲーム手順が煩雑な代わりに、各プレイヤーに(銀行や記録係などの)ゲーム進行上の役割を担当させてゲーム上のポイントで報酬を与えるというちょっとした工夫で、プレイヤーの負担感を大いに軽減しているのはよいアイディアだと思います。プレイ時間公称300分と重量級ですが、特にシステム的な都合があるわけではないので柔軟に対応すればプレイ機会も増やせそうな感じです。

キハ183国鉄色

日がわりキハ183の団臨を撮りに山線に出撃。ヘッドマークは「北海」でした。
二股蕨岱間の国道5号線沿いのポイントに行ったのですが、待っているうちに追っかけの人がどんどん集まってきて、ものすごい人だかりになりました。山線エリアは全体的に大雨で全然光量が足りない状況だったのですが、話によると函館方面は良い天気だったそうです。北向きに走ってるのでそれはそれで逆光になりそうな気もしますが。

ML.K 臨時例会

昼からは札幌市北区民センターでML.Kの臨時例会がありました。参加者は12人くらいでしょうか。
3人固定卓で A Brief History of the World (Ragnar Brothers)・1826 (DTG)・Dominion をプレイしました。

BHotWはHistory of the World (AH)の作者によるリメイク。
基本的にはハズブロ版の改良になっていますが、帝国カードのドラフトが大きく変更になりました。1枚引いて他のプレイヤーに渡すのではなく、人数分のカードを全部見て好きな1枚を選ぶ方式になり、先に引ける下位プレイヤーがかなり有利になりました。イベントカードもランダム配布ではなく、同様のシステムでドラフトするようになりました。こちらは帝国カードとは逆に上位プレイヤーから選ぶので、帝国カードのドラフトの不利を相殺する効果を期待しているのかもしれません。
エポック数が7から6になったため、各エポックの帝国の構成は微妙に変わっているはずなのですが、実際にプレイした感じではあまり違いは気になりませんでした。史実で強力な大国は史実通りの性能なのであたり前ではありますが。その他エリアの区切りの調整とか細かなシステム面の修正によってプレイ時間が短縮されているのはよいです。元々少人数プレイには向かないゲームなので、もう少し多人数でプレイしてみないと適正な評価はしにくいのですが、AH版の完成度があまりに高いので、多少手が入ってもあまり改善されたような感じはしません。システムの簡略化やバランス調整のせいで、逆に戦略性ではAH版に一歩劣る印象。
評価の難しいシステムと比べると、コンポーネントはもう悪くなっていることが明らかです。プラスチックの戦力コマは盤上でゴロゴロ転がる配慮の乏しい形状。カードは色使いが見づらいうえに、書いてしかるべき情報がいろいろと欠けた手抜き仕様です。ハズブロ版でちょっと使いにくくなったボードからは、ついにエポックごとの各エリアの得点表が削除されてしまいました。プレイヤーエイドとして各エポックの登場帝国の一覧図がついてきているのに、これに小帝国の記載がないという片手落ち。ルールも細かいところの記述の足りないザルルールです。旧版という手本があるのにどうやったら何もかもこういう作りになるのか不思議だと思いました。

1826は1戦1敗。ドミニオンは4戦3勝でした。

終了後は裏例会、参加者3人。Agricola (Lookout)をプレイしました。
基本セットのIデッキと泥沼のEデッキ。序盤の部屋数や厩舎とか柵のためにただでさえ余ることのない木材が、泥沼拡張を入れると燃料ルールのためにさらに足りなくなります。元々強力な木材を供給する進歩とか職業の有効性がさらに上昇するようです。レンガ系ではだめでした。

ML.K 裏例会

ML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Dominion (RGG)・Endeavor (Z-man)・Agricola (Lookout)をプレイしました。

とりあえずドミニオンは陰謀海辺入り。6戦3勝。宝の地図は倉庫と組み合わせるとよいようです。

Z-manの新作エンデバーは各自ヨーロッパのある帝国を担当して貿易したり戦争したりしながら世界の覇を競うゲーム。序盤のほとんど何もない状態から中盤以降どんどん駒数が増えて忙しくなってくるのあたりは爽快感があって楽しいゲームです。初期配置の貿易トークンの場所以外にゲーム中にランダム要素はなく、各自の得点などは常にオープンなので、短いプレイ時間の割には難易度の高いゲームだと思います。盤面はヨーロッパとその他5地域に分割された世界地図になっているのですが、ランダムに置かれる貿易トークン以外に地域ごとの特徴はほとんどなく、地政学的要素があまり感じられないのが少し微妙です。3~5人までプレイ可能、3人プレイでは盤面に少し余裕がある程度でしたが、人数によるシステム的な調整は何もないため多人数だとかなり狭そうです。同点1位。

アグリコラは泥沼入り。基本セットの小さな進歩と職業も併用する選択ルールでプレイ。基本から進歩3枚+職業7枚と泥沼から進歩4枚の計14枚で、基本セットの通常ルールに泥沼のルールを加えて遊びます。全部Eデッキで1回、基本のKデッキ+泥沼のFデッキで1回プレイしました。プレイそのものは相当複雑になりましたが、何だかんだ言って強いカード引いた人が強いです。1勝。