糠南俯瞰

糠南駅のそばの小山の頂から宗谷本線の問寒別方面を見下ろします。
糠南駅を発車して次の雄信内に向かう普通列車です。
糠南駅はとりあえず来年の廃止はまぬがれたようですが、この先どうなるか分からないですね。

糠南俯瞰は有名撮影地ですが、意外とガイドブック等には載ってないので行き方を記載しておきます。問寒別市街から糠南駅に向かう途中の変形十字路を直進して後は道なりに進むだけ。九十九折の最後の大カーブの手前で路外にそれる小道を抜けると数台駐車可能な広場があり、そこが目的地。以前は熊笹の茂みを越えるのに高い脚立が必要と言われていましたが、最近は有志が斜面を草刈りしてくれているそうです。夏はアブの大群が襲ってくるので何か対策があった方がよいと思います。冬は除雪されていませんが、最後まで舗装道路なので大々的に積もる前なら徒歩でアクセスできるかもしれません。

勇知の利尻富士バック

この日の宗谷地方は大雨の予報だったのですが、稚内近辺は早朝は日も差す良い天気でした。
勇知駅近くの道道510から利尻バックで撮れるポイントへ。サロベツ2号の時間に天気はギリギリ薄曇りで利尻富士もなんとか見える状態でした。
この辺はどこも通信線が線路の手前にあるのでこれは仕方ないのですが、もう少し小橋と利尻が近くなる立ち位置から普通やラッセルみたいな短編成を撮るのであればよさそうな撮影ポイントです。

風っこそうや

旭川~音威子府間で風っこそうやの後半の運行が始まりました。
昨日は台風でどうかと思ったのですが、小雨程度で無事運行できたそうです。
今日は朝方の往路は曇りがちでしたが、午後の復路の頃からどんどん晴れてきました。
今回の撮影地は紋穂内俯瞰。美深の道の駅から天塩川を挟んで反対側の林道(?)からです。冬のラッセルの頃は道が除雪されてないので容易には到達できない秘境ポイントですが、夏は車で乗りつけるだけのお手軽俯瞰です。ただし周囲は熊出そうな雰囲気です。
有名撮影地の割には自分含めて2人だけでした。正面からの俯瞰で風っこだか何だか全然分からないので、別に今日ここで撮らんでもというのは確かですが。

風っこそうや

JR東日本のイベント列車専用車両びゅうコースター風っこが宗谷本線で道内初運行したのを見に行ってきました。
本来は昨日走る予定だったのが、悪天候のため運休して今日が初運行となりました。
前後をJR北海道のキハ40に挟まれた4両編成での運行です。定員は風っこ2両分の販売だそうなので、ほぼ満員のように見えました。
編成は搭載している運行管理機器や安全装置の互換性のためで、東日本管内であっても普段と違う路線に乗り入れるときは、乗り入れ先の路線用の車両にサンドイッチされることがあるようです。
朝から霧雨まじりの残念な天候でしたが、終点音威子府に着くころには日が差してきました。

宗谷ラッセル

夜が明けるとラッセルは南稚内から南下を始めます。
稚内方面は天候安定してそうということで、利尻富士バックのポイントで待ちました。ベストにはほど遠いですが、それっぽい感じに撮れました。
稚内周辺は雪少なく中川町あたりまでほとんど排雪作業してませんでした。

宗谷ラッセル

宗谷ラッセルを追うために北上。
こちらもダイヤは去年と変わってない模様。
何年か前に改築されてきれいになった天塩中川駅で長時間停車があるので、深夜にバルブ撮影というのが最近の流行りらしいです。
バルブって言っても面倒なので実際にはデジカメの高感度性能で撮ってしまいますが。

宗谷本線ラッセル

宗谷本線のラッセル車を撮りに行ってきました。
和寒~東六線間の平地は夕日をバックに北上するラッセルを撮れる名撮影地として有名なのですが、今年のダイヤは普通列車とのすれ違いの都合でかなり遅くなってしまい、シーズン中はほとんど日没後の通過になっています。
3月上旬まで待てば日没に何とか間に合いそうと見ていたのですが、都合よく週末に晴れ予報が来たので出撃。特急宗谷がキハ183ノースレインボー車両の代走になって遅れたあおりでラッセルも遅れるかと思ったらほぼ定時で通過、さすがに雪撥ねはありませんが絶好の光線状態でした。
ここまで条件良い日はそうないと思うのですが、他の撮影者はゼロ。皆さん石北本線の特急大雪に入ったキハ183スラント車か、函館本線のH100形試運転を撮りに行かれたようです。

宗谷本線ラッセル

宗谷本線のラッセル車を撮りに行ってきました。
日本海側はどこも大雪予報でしたが稚内周辺だけ良く晴れて利尻富士がきれいに見える日でした。
幌延から南は予報通りにずっと雪だったのですが、そちらはそちらで雪飛ばすところ撮れてよかったです。

塩狩峠の桜

GW終わって札幌周辺の桜も散ってきましたが、道東道北はまだまだこれからなので塩狩峠まで桜を見に行ってきました。
塩狩駅周辺が桜の名所として有名で塩狩一目千本桜と称しますが、正直規模感としては微妙。1000本以上あるようにはとても見えません。去年の台風の影響もあるような気がしますが、昨日満開だったそうなので、エゾヤマザクラは咲くの遅い割に散るのは早くもう間に合ってなかったのかもしれません。
一方、塩狩峠周辺では鉄しか知らない桜ポイントが塩狩俯瞰。北海道では珍しく線路端に桜並木ができています。国道からは白樺の木立に阻まれて普通は列車車窓からしか見えない場所ですが、塩狩俯瞰の撮影ポイントからは良く見えます。冬に確認しておいた場所に入ってみましたが、雪が無くなると見事に背丈ほどの熊笹の藪の中でした。撮影地周辺は何とか人が立てる程度には開けていて、問題の鹿避けネットもうまくかわせる角度でした。

塩狩俯瞰

で、そのキハ183回送の前に来た普通列車です。
蘭留俯瞰とも呼ばれる塩狩~蘭留間の俯瞰ポイントで、蘭留山をまわり込むようにカーブを描く線路を一瞬だけ切り抜くことができる有名撮影地です。カーブの頂点しか見えないので誰が撮ってもこんな感じにしかならないですが、いかにも深山の雰囲気満点です。見た目に反して実は画角のすぐ下は交通量の多い国道40号で、この写真でも小さく電柱が写り込んでいます。
有名撮影地の割には詳細な場所がよく分からないので、メモしておきます。
蘭留駅から北に出て最初の踏切を西に向かうと高速道路の下をくぐって山を登っていく道があります。人家があるので冬でも除雪されています。そのまま道なりに進むと右手の木立から国道方向が透けて見える地点があるので、適当な場所から林に入り、東に進みます。林の中では黄色やピンクのテープが木に結ばれているのを目印にすると迷わないでしょう。すぐに伐採地を囲う高い鹿よけネットに行きあたるので、今度はネット沿いに北へ丘を登ります。最高地点からさらに進んで少し下りたところに、斜面とネットの高さがうまい具合にかみあって視界が開けるポイントがあり、そこが撮影地です。春になって雪が融けたら足場が下がってネットかわせなくなるかもしれません。目は荒いのでネット越しでも撮影は可能だと思います。