K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Latria Opus (Domina Games)・Altay (Ares Games/HJ)・The Road to Canterbury (Eagle-Gryphon Games)・SETI (CGE/HJ)をプレイしました。

ラトリア・オーパス。
去年のミラリスに引き続き、古い作品の再版。ほぼルール変更のなかったミラリスと違って、完全に別ゲームになっています。
4スートのトリックテイク。ただし1スートはワイルドカードなので実質3スート。マストフォロー・切り札なし。ワイルドカードは親のときはスート選択、子のときはマストフォローに含まれる、という扱い。フォローできたかどうかにかかわらずカードの数値でトリックの勝者を決め、公開されている得点カードからリードカラーに対応したものを引き取って得点にする、得点はプラスもマイナスもあるのでトリック取ればよいとは限らない、という仕組み。
ひねりはあるけど割と普通のトリックテイクになったという印象です。勝ち。

アルタイ。ホビージャパンの日本語版。
初回限定プロモで船乗り拡張がついてくるけど、これ入れないとマップ中央部に2つある島に行く手段がかなり限られます。こういう売り方はどんなもんなんでしょうか。
エルフ・ドワーフ・ホビット(のようなもの)・人間の4陣営に分かれて、デッキ構築+文明発展+陣取りをします。
種族によって内容の異なる初期デッキ10枚、手札5枚で、おおむね普通のデッキ構築。カードから産出するリソースが5種類+戦力で実質6種類もあって、これを使って新しいカード買ったり、デッキに入らない技術カードを買ったり、陣取り用のコマを買ったり、他のプレイヤーの領土を攻撃したりします。
戦闘は領土が隣接してさえいれば好きな相手に襲いかかることができ、ランダム要素も何もなく戦力の多い方が勝ち、というスパルタンな殴り合い。なので戦闘カードをそれなりに買っておくのが重要そうですが、当然ながら戦力はカードや技術を買って拡大再生産する役には立たんというところがジレンマになってるんだと思います。
マップ固定・サプライ固定なのがちょっと気にはなりますが、期待通りの作品。レベル3技術の当たり外れが少し大きいような。2戦1勝。

カンタベリーへの道。
この家で過去に何度か遊んだはずなのになぜかシュリンクラップかかった新品。
今回は終了時決算のタイブレークが、罪カードのプレイで中央のサークルに置ける罪トークンの数というのが効きました。要所要所でタイブレークを失って負け。

セティ。
今回は一切探査機を打ち上げずにひたすら電波望遠鏡アクションを連打するコタツ宇宙探査作戦を試してみました。
なのですが、3人プレイというのが気づきにくい罠。
4人プレイと比べると、惑星周回・着陸が人数減った分だけ競争率が下がって有利になっているのに対して、望遠鏡は少ない人数で変わらない数の恒星系のマスを埋めなければならないので効率が激しく悪化していました。
マーカー足りなくなるくらい置きまくりましたが、危うく周回遅れにされそうになる圧敗。このゲーム得点トラックは100点までしかなくて、別途100/200点マーカーが用意されてますが、勝つ人は250点くらい行くらしいです。