K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Amerigo (Queen)・惨劇RoopeR (Bakafire)をプレイしました。

まずはアメリカと全然関係ないと評判のフェルトのアメリゴ。タイルをランダム配置して作った謎の海域の島に入植するゲームです。アクション選択で船を動かしたり建物を建てたりするのですが、選択可能なアクションの候補と使用可能なアクション数を表すキューブがヴァレンシュタイン=将軍の戦闘タワーから出てきます。投入されるキューブの色から選択可能なアクションを推測して予定を建てるのですが、意外なタイミングで予定外の行動が可能になったりならなかったりする素敵システム。増援の到着の遅れを合理的に表現していた将軍と比べるとテーマの再現性というところで納得感は薄いですが、独特のシステムをうまく料理しています。
本来は島のサイズによって得点倍率が違うのですが、今回は係数の低い小さい島しか登場しませんでした。終盤の伸びが悪くなった分、序盤の得点効率の高いタイミングで小さい島に複数入植して一気に完成させることができたかどうかで勝敗が決まった感じでした。

惨劇RoopeRは脚本集からMC1本、自作シナリオHS1本をプレイ。2回とも主人公側勝利。いまだにメイタンテイのいないMCのシナリオをプレイしたことがありません…

K藤氏宅ゲーム会

K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Aristo-Maze (Bakafire Party)・Pandemic: in the lab (Z-man)・GolfProfi (AZA Spiele)をプレイしました。

まずはBakafireさんの新作アリスト=メイズ。競りで冒険者を雇ってダンジョンを探索させるゲームです。Z-manのダンジョン村とかダンジョンオブマンダムのような雰囲気ですが、収入が固定なのもあってかなりカッチリした競りゲーです。もう少し紛れが欲しいようにも思います。2位。

パンデミック研究所拡張。エピデミック4枚入りでプレイしましたが、3人だと治療薬の解発に人手が取られすぎて盤上の手当てが間に合わず大敗。少人数プレイだと格段に難易度が上がる感じです。

最後はゴルフプロフィ。記録によると6年ぶり、2回目プレイなので若干ハンディキャップが良くなっていて、その効果でいくつかの緑ダイスを振ることができるようになりました。緑ダイスは通常の白ダイスよりも飛距離を伸ばすか、または白ダイスのフックとスライスをキャンセルする効果があって、使いこなすと格段にスコアを伸ばすことができます。一応次回はまたもう少しHC良くなる予定ですが。

ML.K 3月例会

札幌市北区民センターでML.Kの3月例会がありました。参加者6人。
Pandemic: in the lab (Z-man)・Catan Explorers & Pirates (Mayfair)・モテねば。(大気圏ゲームズ)をプレイしました。

まずは5人パンデミック。新拡張の研究所にて入り。日本語版旧版+英語版互換パック+英語版拡張と用意しましたが、互換パックなしでも単に拡張の新イベントカード3枚と新役職4枚の裏がまる分かり、というだけで研究所ルールそのものは無理なく導入可能です。
研究所は、治療薬の作成が従来同色カード5枚集めるだけだったのが、キューブを除去して獲得したサンプルを回収・解析し、作成した試験薬による治験を経て、最後に同色カードを集めてやっと完成(ただし3枚で可)というように複雑な手順を取るようになりました。手間かかる分、時間との関係で総合的なバランスは難化している感じですが、5人プレイだと都市名合わせてカード交換という役職効果の有無で難易度が激変する代わりにリアリティの低いシステムよりも回しやすいかもしれません。
新役職は1アクションで3歩移動できるパイロットが強力でした。
あと、治療薬マーカーとして、ガラス製のよくできた薬瓶が入っています。中まで詰まった色ガラスの塊に蓋を模した金属製の帽子を被せてあるという構造です。
この他に今回は使用しませんでしたが、2人ずつのペアを組んでのチーム戦ルールとかソロプレイルールなどが入っています。
とりあえずエピデミック4枚の簡単レベルでプレイ。1回めはあっというまにアウトブレークして人類滅亡、2回めはギリギリ最終手番1歩前で勝利。

1人増えて2卓に分けてカタン探検家と海賊。3人プレイだと1人少ない分のタイルが探索される前に終わる感じです。それでも十分長時間ゲーですが。勝ち。

最後は最近話題の同人ゲーのモテねば。テーマの割に内容はランダム要素の薄いハードなエリアマジョリティ。大敗。

他の卓ではTerra Mystica・Aristo-Mazeなどがプレイされていました。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Dungeon Lords (CGE)・Rokoko (eggartspiele)をプレイしました。

まずは4人ダンジョンロード。K川氏のセットは拡張完備ですが、初プレイの人がいるので通常ルールで。みんな悪人度を上げない安全プレイで手堅くダンジョンを守る展開、なぜか初回プレイヤーに2倍以上の大差で敗北。うまく上家に同じアクションをプロットしてもらって2番にすべり込むゲームなのかもしれません。

1人減ってロココの仕立屋。手札のカードでデッキ構築しながらアクション選択をするシステムで、4色の資源を集めてスルージエイジズ方式で流れていくセットを完成させると盤上にマーカーを置くことができ、置いたマーカーでエリアマジョリティをするという、最近のドイツゲーらしい流用システムの組み合わせゲームです。オリジナリティはかけらもありませんが、完成度はなかなか。デッキを圧縮すると高性能カードを何度も使い回せる代わりに後半のボーナス点の選択肢が減るのでそれほど有利にはならなそう。人数分はない噴水の下段を取るかどうかで定期収入が大きく違うのはバランス的にどうかな、といった感じ。
作った衣装の数はトップタイでしたが全然得点にできず最下位。うまく上家にスタートプレイヤー取ってもらって2番にすべり込むゲームなのかもしれません(えー)。

K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Promised Land: 1250-587 BC (Ragnar Brothers)をプレイしました。

キックスターターの新作プロミスド・ランドです。出エジプトからバビロン虜囚までの古代イスラエルの興亡を、HotWに似たシステムで再現します。担当国のドラフトはなく、単純に4枚配られた国から3枚選ぶだけです。最初にユダヤ人サイドか異民族サイドか決めたら、各サイドのプレイヤーには担当サイドの国しか配られません。特にユダヤ人サイドの国はユダ王国とイスラエル王国しかなく、History of the Roman Empireのように同じ国が何回も登場するので、同じ国で頻繁に担当プレイヤーが入れ替わります。これを3エポック繰り返します。同サイドのプレイヤーは味方でも何でもないのですが、将来その国を担当するかもしれないですし、そもそも同じ国だと攻撃できないので、一応の同盟関係にはあります。
HotWや類似のゲームと違って支配エリアそのものは直接の勝利得点にはなりませんが、収入で技術を買うとか山地などの特定地形を一定数支配などの条件をクリアするとかの1~2ステップの変換処理が挟まっているだけで、本質的には陣取りです。イスラエル周辺という狭い地域で各国のコマ数がそれほど多くないのと合わせてうまくテクニカルなゲームにまとめていると思います。繰り返しプレイ耐性も考慮されている好システムなので、何度かプレイして作戦練りたいと思います。
ここのゲームは微妙にコンポーネントのデザインが良くなくプレイアビリティが低い(特にBHotWはひどかった)のですが、このゲームも例によって見た目のカッコ良さの割にはちょっとの工夫で遊びやすくなる配慮に欠けている(例えば国カードにはその国の本拠地の都市の絵じゃなくて本拠地のマップ上の位置を書くべきだとか、アッコの街とメギドの街のどちらが港か分からんとか)と思います。木のコマはよくできています。
BGGによると、恐しいことに港はアッコの街にありメギドの街にはないらしい。明らかにメギドの街から桟橋が生えているのに。
異民族サイドを担当。戦力低い国しか来なくて固定のゲタ点はもらえるのですが、初期配置コマがなくなってからは低空飛行。最後バビロンを連荘できましたが最下位。