6月に入って四季島が毎週北海道に来ています。
いつも夕方遅くに札幌まで回送されるので、明日は夏至なので近所で撮影できるか見てきました。
天気は十分でまだ日没にも若干余裕ありましたが、思いのほか暗かったので少し流してみました。
カテゴリー: 鉄道
集約臨
毎年5~6月にかけて修学旅行向けの団体臨時列車が運行されます。
ほとんどの場合、札幌函館間を予備車のキハ183系気動車で運行されるのが常ですが、今年はそのキハ183系初期車が今年度いっぱいでの廃止を予告されているため、準定期的な運用で独特のスラントボディの編成を見られる最後の機会として注目されています。
例年はヘッドマーク「臨時」で走っていたのですが、今年に限って「団体」で走っています。団体臨時列車なのでヘッドマークは団体でも臨時でもいいようですが何でなんでしょう。
塩狩峠の桜
GW終わって札幌周辺の桜も散ってきましたが、道東道北はまだまだこれからなので塩狩峠まで桜を見に行ってきました。
塩狩駅周辺が桜の名所として有名で塩狩一目千本桜と称しますが、正直規模感としては微妙。1000本以上あるようにはとても見えません。去年の台風の影響もあるような気がしますが、昨日満開だったそうなので、エゾヤマザクラは咲くの遅い割に散るのは早くもう間に合ってなかったのかもしれません。
一方、塩狩峠周辺では鉄しか知らない桜ポイントが塩狩俯瞰。北海道では珍しく線路端に桜並木ができています。国道からは白樺の木立に阻まれて普通は列車車窓からしか見えない場所ですが、塩狩俯瞰の撮影ポイントからは良く見えます。冬に確認しておいた場所に入ってみましたが、雪が無くなると見事に背丈ほどの熊笹の藪の中でした。撮影地周辺は何とか人が立てる程度には開けていて、問題の鹿避けネットもうまくかわせる角度でした。
四季島復路
四季島が帰って行きました。
復路は東室蘭始発と発表されてはいますが、昨日札幌まで回送されているので、今日は札幌から再度東室蘭に回送されていきました。
札幌近くで1枚撮ってから先回りして豊浦町は噴火湾展望公園に向かいました。写真は展望塔からの俯瞰。かつては北斗星の撮影などでも有名な好撮影地ですが、北斗星はダイヤが乱れないと営業時間内には撮れなかった幻の撮影ポイントです。四季島は普通にダイヤ通りでも撮影できますが、今日は誰もおらず。一つ前の洞爺を11時ごろ発と聞いていましたが、思ったより早く1100ちょうどにもう豊浦通過でした。
四季島
JR東日本のクルーズトレイン四季島の一番列車が北海道にやって来ました。
写真は函館方面はいさりび鉄道線の定番撮影地、箱崎道路踏切です。
朝日に輝くシャンパンゴールドの車体が鏡のように周囲の風景を反射しているのが分かります。
特急ライラック
昨日のダイヤ改正で新しく運行を開始した特急ライラックです。
かつてのライラックは室蘭~旭川間で車両もライラック色のラインの入った781系電車だったので、札幌~旭川間で緑色の車両にはあんまりライラック感ないと思います。
海峡線でスーパー白鳥として走っていたときにあった側面のHEAT789のロゴは北海道の観光名所等のイラストに描き変えられています。なんでも24種類もあるそうですが、1編成の前後と左右それぞれごとに絵が違うのでミニマム6本見れば網羅できるはず。といっても走行写真だと1枚しか写りませんが。
同じく乗降口にあった青函トンネルのイラストは青単色のラインに塗り潰されたようです。
幕式だったヘッドマークはLEDに置き換えられてしまいました。写真では明滅の周期でちゃんと写らないのが残念です。
塩狩俯瞰
で、そのキハ183回送の前に来た普通列車です。
蘭留俯瞰とも呼ばれる塩狩~蘭留間の俯瞰ポイントで、蘭留山をまわり込むようにカーブを描く線路を一瞬だけ切り抜くことができる有名撮影地です。カーブの頂点しか見えないので誰が撮ってもこんな感じにしかならないですが、いかにも深山の雰囲気満点です。見た目に反して実は画角のすぐ下は交通量の多い国道40号で、この写真でも小さく電柱が写り込んでいます。
有名撮影地の割には詳細な場所がよく分からないので、メモしておきます。
蘭留駅から北に出て最初の踏切を西に向かうと高速道路の下をくぐって山を登っていく道があります。人家があるので冬でも除雪されています。そのまま道なりに進むと右手の木立から国道方向が透けて見える地点があるので、適当な場所から林に入り、東に進みます。林の中では黄色やピンクのテープが木に結ばれているのを目印にすると迷わないでしょう。すぐに伐採地を囲う高い鹿よけネットに行きあたるので、今度はネット沿いに北へ丘を登ります。最高地点からさらに進んで少し下りたところに、斜面とネットの高さがうまい具合にかみあって視界が開けるポイントがあり、そこが撮影地です。春になって雪が融けたら足場が下がってネットかわせなくなるかもしれません。目は荒いのでネット越しでも撮影は可能だと思います。
特急大雪
石北本線に転戦してダイヤ改正で新しく運行が始まった特急大雪を見てきました。
最初の1本になる上り大雪2号は札幌方スラント遠軽方貫通型でどちらも急行大雪のデザインに準じたヘッドマークを掲出していました。もともとキハ183に大雪のヘッドマークが用意されていたわけでもないようなので、今回新しく作ったのでしょうか。
すぐに宗谷本線に移動してキハ261になったサロベツも見てきましたが、こちらはスーパー宗谷から列車名を消しただけのデザインのヘッドマークでした。道内他路線で使っているキハ261後期型にはちゃんとサロベツの幕も入っているのですが、宗谷本線のキハ261初期型はスーパー宗谷専用として作られたため、ヘッドマークを切り替えられる構造になってないようです。
と思ったら普通列車324Dの続行でキハ183が回送されてきました。キハ183は今日から宗谷本線の運行はなくなったのですが、昨日稚内に向かったサロベツが帰って来なければならないので、当然どこかに回送が入るはずでした。突然だったのでカメラの準備間に合わず見る鉄。
最後の稲士別駅
ダイヤ改正で廃止になる稲士別駅を見に行ってきました。
以前SLとかち号を撮るついでに一度訪問してはいるのですが、その時は特に写真も撮らずただ立ち寄っただけでした。当時は待合室があったのですが、今では板張りのホーム以外には何もなくなってしまいました。
当然ながら無人駅ですが、この日はさすがに警備員1人と駅員1人が来ていました。新聞記事になったような他の廃止駅ほどではないにしろ、入れかわり立ちかわり来訪者の途切れることのない日だったようです。
傾きかけてきた夕日を浴びながら誰もいないホームを通過する特急スーパーおおぞら8号。
最後のカシオペア (6ヶ月ぶり3回目)
カシオペア紀行の道内運行の最終日でした。
春からは四季島に交代するので北海道には来るのは本当にこれが最後、と発表されていますが、カシオペアの車両そのものは本州で使用を続けるようなのでまだワンチャンあるかもしれません。
北広島南の里のストレート。札幌近郊は吹雪いたり止んだりの悪天候でしたが、通過時はまあまあの光線状態。追っかけ組も合わせてそこそこの混雑でした。