年末年始の帰省ラッシュ対応の多客臨として札幌函館間の北斗が増発されています。
来年3月で引退するスラントヘッドのキハ183の6連です。
年明けにも同じダイヤで走るはずですが、なぜか4連と発表されているので、この長編成はさすがに最後でしょうか。
カテゴリー: 鉄道
山線ラッセル
函館本線長万部小樽間の常時運転排雪列車、通称山線ラッセルを撮りに行ってきました。
一応冬期間は毎日運行されていますが、昨日今日と降雪なかったので完全に回送状態です。
上り下りとも夜間運行なので撮影可能地点も限られますが、とりあえず普通とのすれ違いで止まる蘭島駅で撮影しました。およその時間も分かったので雪降った機会に再挑戦でしょうか。
観光列車モニターツアー臨
苦境のJR北海道を支援する試みの一つとして、観光列車の需要を探るモニター列車が運行されています。
今回は道東周遊3日間コースだそうで、キハ283に団体ヘッドマークを表示して帯広に向かって行きました。とりあえず千歳線は臨時北斗でよく使われるダイヤで来ていました。ダイヤは110km走行で引いてあるはずなので振り子の283持ち出さなくてもキハ183リゾート車両でいいんじゃないのと思いますが、車両繰りの都合か何かでしょうか。
ツアーは売れ行き好調だった模様ですが、単発ネタ列車で価格設定もお得となれば埋まるのは当たり前なので、これを何とか恒常的に運行して利益を出せるようにするのが路線存続のための課題になると思われます。
ニセコエクスプレスラストラン
JR北海道のリゾート列車ニセコエクスプレス車両が引退することになり、今週来週と札幌蘭越間を記念運行します。
写真は今日の往路を定番撮影地のワイス踏切で。SLかよってくらい人集まっていました。
バブル期に新規製造された一品ものの車両で、修理用部品の入手が困難になったための引退だそうです。足回りは他のNN183系気動車と同じで車体は苗穂工場製のはずですが、部品の製造をやめたのはどこの工場なんでしょうかねぇ。
一時期日ハムファイターズと提携してラッピング塗装だったのが、何年か前に原色の白一色に戻されて、それ以来先頭のヘッドマークは無地の白枠のまま走っていたと思うのですが、今日は昔のNisekoロゴに復元されていました。
雨宮21号DL同時運行
やっと臨貨を撮り終えたので、昨日に引き続き丸瀬布いこいの森に来ました。
今日はSL雨宮21号と旧鶴居村営軌道のDLの同時運行が行なわれました。
例年の同時運行ではSLが通常とは逆回り、DLは正回りで運転して、機関庫そばの側線を利用してすれ違っていたようですが、今年はどちらも逆回りでDLがSLの後ろをつかず離れずの距離で追走し、機関庫そばの側線で分かれて並走するという形態でした。閉塞区間とはいったい。
石北臨貨
常紋峠が紅葉のピークなようなので、石北臨貨を撮りに行ってきました。
通常8:20ごろ通過の146キロポスト地点ですが、今日は待てど暮せどさっぱり来ません。
どうやら福島の地震の影響で最初から遅れていたそうです。貨物の遅れは普通はJR貨のHP等で公表されるのですが、特に何もなし。玉ねぎしか載らない石北臨貨は事実上JA北見の貸切便のため一般には発表しないようです。
結局3時間遅れの11:50ごろ146kpを通過。ダイヤグラム上にのみ存在していて普段は運行のない8073レのダイヤで途中まで来て、遠軽の長時間停車を短縮して少し早めの隠しダイヤに乗って来た模様です。
146kpは少し遅れた方が光線状態良くなるのですが、今日はちょうど来た瞬間に曇りました。
雨宮21号お月見運行
丸瀬布の保存森林鉄道雨宮21号で、中秋の名月の夜間運行が実施されました。
休日に合わせたのでちょっと欠けて十六夜です。
武利ダム側のオメガカーブ沿いに投光器を2機設置して、静止状態で汽笛や各種の弁を空けて蒸気を出すデモンストレーション、撮影用のゆっくり走行、お客さんを載せてのお月見運行が行なわれました。
東の空に雲がかかる微妙な天気でしたが、最後の1便で雲の間からかすかに月光が差しました。
室蘭本線マヤ
今年のジャガイモを本州に出荷するための士幌臨貨が始まったそうなので、追分方面に行ってみました。
決まったダイヤで走ってることは間違いないのですが、列車番号9000番台の臨時列車で貨物時刻表に載っておらずいつ来るかよく分からないところ、11時ごろ上り列車が安平駅を通過していきました。
これ撮ってさあ帰ろうかと思ったら、沿線にカメラ構えたまま帰る気配のない人が何人もいらっしゃいます。何ぞ来るのかと尋ねたら、なんとマヤ検だというではないですか。現行のマヤ34は来年度からは新型のマヤ35に置き換えられる予定で、おそらくは今年の秋の検測が最後の仕事だそうです。
実は検測車走ってるところ見たことないので、これはラッキーと由仁駅近くの伏見台公園から俯瞰で撮影しました。キハ40に前後を挟まれて11時半ごろ下りで由仁を通過していきました。レア列車なのに何で豆粒風景写真なんだよと思わなくもないですが。
特急ニセコ号
今年度限りのキハ183スラント車ですが、最後の御奉公とばかりにいろいろな臨時列車に酷使されています。
今週来週と札幌函館間の特急ニセコで、札幌~長万部間は小樽・倶知安まわりの普段は入らない路線を走るとあって撮影者も多数、まるでSLのような混雑ぶりでした。
SLの名撮影地は北四線踏切です。山隠れると何のための北四か分からないところでしたが、かろうじて山裾程度は分かるくらいに晴れてくれました。
旭山動物園号フラノラベンダーエクスプレス
7月から2往復になる富良野行きの臨時特急フラノラベンダーエクスプレスに旭山動物園号が充当されています。
去年とはヘッドマークのデザインが微妙に違います。
旭山動物園号もキハ183初期型なので今年度いっぱいで廃止らしく、定期的な運用としては最後の機会に近いのではないでしょうか。