JR北海道のリゾート列車ニセコエクスプレス車両が引退することになり、今週来週と札幌蘭越間を記念運行します。
写真は今日の往路を定番撮影地のワイス踏切で。SLかよってくらい人集まっていました。
バブル期に新規製造された一品ものの車両で、修理用部品の入手が困難になったための引退だそうです。足回りは他のNN183系気動車と同じで車体は苗穂工場製のはずですが、部品の製造をやめたのはどこの工場なんでしょうかねぇ。
一時期日ハムファイターズと提携してラッピング塗装だったのが、何年か前に原色の白一色に戻されて、それ以来先頭のヘッドマークは無地の白枠のまま走っていたと思うのですが、今日は昔のNisekoロゴに復元されていました。
カテゴリー: 鉄道
雨宮21号DL同時運行
やっと臨貨を撮り終えたので、昨日に引き続き丸瀬布いこいの森に来ました。
今日はSL雨宮21号と旧鶴居村営軌道のDLの同時運行が行なわれました。
例年の同時運行ではSLが通常とは逆回り、DLは正回りで運転して、機関庫そばの側線を利用してすれ違っていたようですが、今年はどちらも逆回りでDLがSLの後ろをつかず離れずの距離で追走し、機関庫そばの側線で分かれて並走するという形態でした。閉塞区間とはいったい。
石北臨貨
常紋峠が紅葉のピークなようなので、石北臨貨を撮りに行ってきました。
通常8:20ごろ通過の146キロポスト地点ですが、今日は待てど暮せどさっぱり来ません。
どうやら福島の地震の影響で最初から遅れていたそうです。貨物の遅れは普通はJR貨のHP等で公表されるのですが、特に何もなし。玉ねぎしか載らない石北臨貨は事実上JA北見の貸切便のため一般には発表しないようです。
結局3時間遅れの11:50ごろ146kpを通過。ダイヤグラム上にのみ存在していて普段は運行のない8073レのダイヤで途中まで来て、遠軽の長時間停車を短縮して少し早めの隠しダイヤに乗って来た模様です。
146kpは少し遅れた方が光線状態良くなるのですが、今日はちょうど来た瞬間に曇りました。
雨宮21号お月見運行
丸瀬布の保存森林鉄道雨宮21号で、中秋の名月の夜間運行が実施されました。
休日に合わせたのでちょっと欠けて十六夜です。
武利ダム側のオメガカーブ沿いに投光器を2機設置して、静止状態で汽笛や各種の弁を空けて蒸気を出すデモンストレーション、撮影用のゆっくり走行、お客さんを載せてのお月見運行が行なわれました。
東の空に雲がかかる微妙な天気でしたが、最後の1便で雲の間からかすかに月光が差しました。
室蘭本線マヤ
今年のジャガイモを本州に出荷するための士幌臨貨が始まったそうなので、追分方面に行ってみました。
決まったダイヤで走ってることは間違いないのですが、列車番号9000番台の臨時列車で貨物時刻表に載っておらずいつ来るかよく分からないところ、11時ごろ上り列車が安平駅を通過していきました。
これ撮ってさあ帰ろうかと思ったら、沿線にカメラ構えたまま帰る気配のない人が何人もいらっしゃいます。何ぞ来るのかと尋ねたら、なんとマヤ検だというではないですか。現行のマヤ34は来年度からは新型のマヤ35に置き換えられる予定で、おそらくは今年の秋の検測が最後の仕事だそうです。
実は検測車走ってるところ見たことないので、これはラッキーと由仁駅近くの伏見台公園から俯瞰で撮影しました。キハ40に前後を挟まれて11時半ごろ下りで由仁を通過していきました。レア列車なのに何で豆粒風景写真なんだよと思わなくもないですが。
特急ニセコ号
今年度限りのキハ183スラント車ですが、最後の御奉公とばかりにいろいろな臨時列車に酷使されています。
今週来週と札幌函館間の特急ニセコで、札幌~長万部間は小樽・倶知安まわりの普段は入らない路線を走るとあって撮影者も多数、まるでSLのような混雑ぶりでした。
SLの名撮影地は北四線踏切です。山隠れると何のための北四か分からないところでしたが、かろうじて山裾程度は分かるくらいに晴れてくれました。
旭山動物園号フラノラベンダーエクスプレス
7月から2往復になる富良野行きの臨時特急フラノラベンダーエクスプレスに旭山動物園号が充当されています。
去年とはヘッドマークのデザインが微妙に違います。
旭山動物園号もキハ183初期型なので今年度いっぱいで廃止らしく、定期的な運用としては最後の機会に近いのではないでしょうか。
夏至の四季島
6月に入って四季島が毎週北海道に来ています。
いつも夕方遅くに札幌まで回送されるので、明日は夏至なので近所で撮影できるか見てきました。
天気は十分でまだ日没にも若干余裕ありましたが、思いのほか暗かったので少し流してみました。
集約臨
毎年5~6月にかけて修学旅行向けの団体臨時列車が運行されます。
ほとんどの場合、札幌函館間を予備車のキハ183系気動車で運行されるのが常ですが、今年はそのキハ183系初期車が今年度いっぱいでの廃止を予告されているため、準定期的な運用で独特のスラントボディの編成を見られる最後の機会として注目されています。
例年はヘッドマーク「臨時」で走っていたのですが、今年に限って「団体」で走っています。団体臨時列車なのでヘッドマークは団体でも臨時でもいいようですが何でなんでしょう。
塩狩峠の桜
GW終わって札幌周辺の桜も散ってきましたが、道東道北はまだまだこれからなので塩狩峠まで桜を見に行ってきました。
塩狩駅周辺が桜の名所として有名で塩狩一目千本桜と称しますが、正直規模感としては微妙。1000本以上あるようにはとても見えません。去年の台風の影響もあるような気がしますが、昨日満開だったそうなので、エゾヤマザクラは咲くの遅い割に散るのは早くもう間に合ってなかったのかもしれません。
一方、塩狩峠周辺では鉄しか知らない桜ポイントが塩狩俯瞰。北海道では珍しく線路端に桜並木ができています。国道からは白樺の木立に阻まれて普通は列車車窓からしか見えない場所ですが、塩狩俯瞰の撮影ポイントからは良く見えます。冬に確認しておいた場所に入ってみましたが、雪が無くなると見事に背丈ほどの熊笹の藪の中でした。撮影地周辺は何とか人が立てる程度には開けていて、問題の鹿避けネットもうまくかわせる角度でした。