四季島復路

四季島が帰って行きました。
復路は東室蘭始発と発表されてはいますが、昨日札幌まで回送されているので、今日は札幌から再度東室蘭に回送されていきました。
札幌近くで1枚撮ってから先回りして豊浦町は噴火湾展望公園に向かいました。写真は展望塔からの俯瞰。かつては北斗星の撮影などでも有名な好撮影地ですが、北斗星はダイヤが乱れないと営業時間内には撮れなかった幻の撮影ポイントです。四季島は普通にダイヤ通りでも撮影できますが、今日は誰もおらず。一つ前の洞爺を11時ごろ発と聞いていましたが、思ったより早く1100ちょうどにもう豊浦通過でした。

特急ライラック

昨日のダイヤ改正で新しく運行を開始した特急ライラックです。
かつてのライラックは室蘭~旭川間で車両もライラック色のラインの入った781系電車だったので、札幌~旭川間で緑色の車両にはあんまりライラック感ないと思います。
海峡線でスーパー白鳥として走っていたときにあった側面のHEAT789のロゴは北海道の観光名所等のイラストに描き変えられています。なんでも24種類もあるそうですが、1編成の前後と左右それぞれごとに絵が違うのでミニマム6本見れば網羅できるはず。といっても走行写真だと1枚しか写りませんが。
同じく乗降口にあった青函トンネルのイラストは青単色のラインに塗り潰されたようです。
幕式だったヘッドマークはLEDに置き換えられてしまいました。写真では明滅の周期でちゃんと写らないのが残念です。

塩狩俯瞰

で、そのキハ183回送の前に来た普通列車です。
蘭留俯瞰とも呼ばれる塩狩~蘭留間の俯瞰ポイントで、蘭留山をまわり込むようにカーブを描く線路を一瞬だけ切り抜くことができる有名撮影地です。カーブの頂点しか見えないので誰が撮ってもこんな感じにしかならないですが、いかにも深山の雰囲気満点です。見た目に反して実は画角のすぐ下は交通量の多い国道40号で、この写真でも小さく電柱が写り込んでいます。
有名撮影地の割には詳細な場所がよく分からないので、メモしておきます。
蘭留駅から北に出て最初の踏切を西に向かうと高速道路の下をくぐって山を登っていく道があります。人家があるので冬でも除雪されています。そのまま道なりに進むと右手の木立から国道方向が透けて見える地点があるので、適当な場所から林に入り、東に進みます。林の中では黄色やピンクのテープが木に結ばれているのを目印にすると迷わないでしょう。すぐに伐採地を囲う高い鹿よけネットに行きあたるので、今度はネット沿いに北へ丘を登ります。最高地点からさらに進んで少し下りたところに、斜面とネットの高さがうまい具合にかみあって視界が開けるポイントがあり、そこが撮影地です。春になって雪が融けたら足場が下がってネットかわせなくなるかもしれません。目は荒いのでネット越しでも撮影は可能だと思います。

特急大雪

石北本線に転戦してダイヤ改正で新しく運行が始まった特急大雪を見てきました。
最初の1本になる上り大雪2号は札幌方スラント遠軽方貫通型でどちらも急行大雪のデザインに準じたヘッドマークを掲出していました。もともとキハ183に大雪のヘッドマークが用意されていたわけでもないようなので、今回新しく作ったのでしょうか。
すぐに宗谷本線に移動してキハ261になったサロベツも見てきましたが、こちらはスーパー宗谷から列車名を消しただけのデザインのヘッドマークでした。道内他路線で使っているキハ261後期型にはちゃんとサロベツの幕も入っているのですが、宗谷本線のキハ261初期型はスーパー宗谷専用として作られたため、ヘッドマークを切り替えられる構造になってないようです。
と思ったら普通列車324Dの続行でキハ183が回送されてきました。キハ183は今日から宗谷本線の運行はなくなったのですが、昨日稚内に向かったサロベツが帰って来なければならないので、当然どこかに回送が入るはずでした。突然だったのでカメラの準備間に合わず見る鉄。

最後の稲士別駅

ダイヤ改正で廃止になる稲士別駅を見に行ってきました。
以前SLとかち号を撮るついでに一度訪問してはいるのですが、その時は特に写真も撮らずただ立ち寄っただけでした。当時は待合室があったのですが、今では板張りのホーム以外には何もなくなってしまいました。
当然ながら無人駅ですが、この日はさすがに警備員1人と駅員1人が来ていました。新聞記事になったような他の廃止駅ほどではないにしろ、入れかわり立ちかわり来訪者の途切れることのない日だったようです。
傾きかけてきた夕日を浴びながら誰もいないホームを通過する特急スーパーおおぞら8号。

最後のカシオペア (6ヶ月ぶり3回目)

カシオペア紀行の道内運行の最終日でした。
春からは四季島に交代するので北海道には来るのは本当にこれが最後、と発表されていますが、カシオペアの車両そのものは本州で使用を続けるようなのでまだワンチャンあるかもしれません。
北広島南の里のストレート。札幌近郊は吹雪いたり止んだりの悪天候でしたが、通過時はまあまあの光線状態。追っかけ組も合わせてそこそこの混雑でした。

DL冬の湿原号

釧路に転進してSLを、と思ったら車両不具合で運休になってしまいました。
今季はSLは復旧不能ということで、今日以降はディーゼル機関車での代走となるそうです。207号機を東部鉄道に譲渡して1台での運用になったのが致命的でした。
牽引機はDE10 1690号機、これ以前は函館でSLの補機についていた機関車で、当時は黒い塗装だったはず。いつの間にか国鉄色に戻されていました。ヘッドマークの掲出はありませんでした。一昨年まで使ったのは廃棄したんでしょうか。
写真は釧路川鉄橋を俯瞰する美術館の展望台から。DL代走の割には定番撮影ポイントがそこそこ賑わっているのが見えます。機関車はちょうど橋の上でエンジンを吹かしてSLさながらの黒煙を上げています。イマイチありがたみ薄いですが…

流氷物語号

お休み取って網走まで鉄道撮りに来ています。
先月末から始まっている流氷物語号です。流氷ノロッコ廃止の代替としてキハ54の外装塗り替えた2両編成です。鮮やかな青と白でなかなか美しいです。昨日は鹿と衝突したとかなにかでキハ40での代走だったそうですが、今日は専用車両に復帰していました。
今年は流氷当たり年のようで、水平線まで一面真っ白な氷原に埋め尽くされています。