K藤氏宅ゲーム会

10/8はK藤氏の自宅ゲーム会に参加してきました。参加者4人。
Volldampf (TM Spiele)・El Grande (HiG)・1830 (AH)をプレイしました。

まずはT井氏特注のドイツゲーム用小型カードスリーブの完成品を拝見。各種ゲームのカードにまるであつらえたかのようにぴったりです。もちろんあつらえてるんですが。今まで既製品で無かったのが不思議なくらいです。

フォルダンプ4人。早速特注カードスリーブを装着します。使い心地は大変良好。プレイの方はと言うと全然黒字になりません。特定の都市から産物が産出されるかどうか、またされたとしても何色なのかは完全に引き次第なので、僻地に先行投資しても全然無駄でした。

エルグランデ4人。この手のカードを手札に持つゲームではスリーブが有用です。本拠地がど真ん中の高得点エリアになりました。妨害もされやすいので善し悪しです。しかも早々に4VPにする得点タイルを置かれてしまいしょんぼりです。それでも数点差で勝利。おそらく第1ターンの初手で塔の得点計算イベントでコマ1個で1人だけ5VPを獲得できた分と思われます。

1830を3人。初期資金が$800あるので個人会社を買いまくれます。K藤氏SVRN+CStL+D&H・私M&H+C&A・K川氏B&Oとなりました。いつも内心B&Oをやりたいなぁと思って始めているのにいつのまにかC&Aを買っている不思議。とりあえずPRRを高額設立しました。K藤氏はNYNH、K川氏はB&Oを起こします。
B&O 2+2+2・HYNH 2+2・PRR 2+3と買ってOR1に3列車まで出たので、全力でM&H+C&Aを吸い込みSR2にC&O設立。SR3にはK藤氏もプライベートを吸ってNYC、SR4に私がB&MとK川氏がErieを設立して5列車時代に突入しました。CPRは出番なし。
K川氏が5+5を入手かつB&Oが全然後退してないので売られて下がった分を含めても株価トップです。K藤氏は5+6を確保、私は6+下取りD+手出しD。廃車になる直前の3~4列車で相当額を留保できたので手出し額自体はわずかですが留保と列車操作で2ORの間1円も配当がありませんでした。駅とタイルでB&OがNYに入れないよう封鎖してあるので、あとはDの配当でどれだけまくれるかといったところで途中終了。
1830は熟練者がものすごい勢いで2~4列車を買っていってしまい、非熟練者がペースをつかみ難いという苦情が多いので、次回プレイ時は18FL式の購入制限(同じ数字の列車を2両一度に購入できない)を入れてはどうかという意見が出ました。

K藤氏宅ゲーム会

9/30はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
K川氏のたっての希望でSword of Rome (GMT)をプレイしました。

担当はランダムに決定して私エト/サム・T井氏ローマ・K藤氏ガリア・K川氏ギリシャでした。私とT井氏は前回と同じ勢力なので残念なような熟練の機会というか。

ローマはヴォルスキを平定し、アッピア街道のイベントをプレイしてローマ周辺の守りを万全にします。ギリシャはカルタゴ方面に向かい、ガリアは例によってエトルリアに襲いかかってきます。遠ガリアでガリアの裏を突いてみましたがうまく撃退されてしまい結局エサを与えただけでした。でもエトルリアが攻められるよりはましです。

ギリシャはアフリカのカルタゴ本土に上陸し、首尾よくケルクアンを奪取します。カルタゴ海軍のイベントで増援を断って、カルタゴの本国軍でギリシャの遠征軍を攻撃してみましたが、華麗に撃滅されてしまいカルタゴは滅亡しました。
がぜん優勢なギリシャに対して残りの3者が攻撃します。ローマはギリシャと事前の約束通りナポリを獲得、ガリアとサムニウムは同盟してギリシャ野戦軍を撃破し南イタリアを略奪しタラントを陥落させますが、両者とも本国の守りのために深追いはせずに撤退しました。

終盤の第7ターンあたりでエト/サム以外は3人とも勝利条件の12VPまであとわずかとなり、戦力に劣るエトルリア領の争奪戦になりました。エトルリアはせめてもの抵抗を試みますが、強力な戦闘カードはサムニウム専用だったりするのでどうにも劣勢です。結局エトルリアと旧カルタゴ領からVPエリアを1つずつ奪い本国はローマ城塞で堅く守ったローマが12VPに達して勝利しました。

ML.K裏例会

9/29は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者4人。
Hermagor (Mind the Move)・Big Bang (同人)・China Rails (Mayfair)をプレイしました。

K川氏が立たない立たない言うわりにはヘビーローテーションなヘルマゴール。同条件スタートで完全公開情報なので、どうやら後半のヘルマゴールを獲得できるかどうかで差がつく傾向にあるようです。最高得点を過ぎてしまうとヘルマゴールでは得点できないのでハイリスクハイリターンな作戦です。

BigBangは2戦。2回とも短時間で決着。

チャイナレイルは路線のパターンの定跡ができつつある感じです。雲南とチベットを結ぶ路線を引いてみましたが、勝利にはちょっと遠かったですがそれなりに現実的なコストに収まりました。西部の産物はおおむね高額になるのでデマンドの引きに合わせていくのがよいようです。何度かプレイした範囲では災害系のイベントの的中率が妙に高いので、あまり余裕のない経営は厳禁です。もっとも避けようのないのも多いのですが。

Phage 9月例会

9/23は札幌市白石東地区センターでPhageの9月例会がありました。
Sword of Rome (GMT)・The Settlers of Catan (Kosmos)・Caylus Magna Carta (Ystari)をプレイしました。

5人拡張入りの予定が卓分けの都合で4人ソードオブローマ。全員初プレイです。エトルリア/サムニウムを担当しました。他はローマT井氏、ガリアO合氏、ギリシャK藤氏です。

序盤はエトルリアとしか接してないガリアが当然のようにエトルリア領内を略奪してまわります。エトルリアは防戦だけで手いっぱいです。ローマは周辺都市を着々と城塞化、ギリシャはイタリア南部の独立勢力を平定します。
ギリシャとローマの間が地理的にやや離れているので、戦力的に優位なローマとガリアの攻撃を一手に引き受ける形のエトルリアですが、中立勢力の遠ガリアを活性化させて牽制したり劣勢な戦闘はカードでしのいだりしてなんとか本国VPスペースだけは死守できました。

しばらくどの勢力もVPスペースの支配は変わらずで均衡状態が続きますが、ピュロスなどの強力な指揮官を引いて準備の整ったギリシャが北上を開始し、ナポリ周辺でローマや中立のカルタゴを相手に大スタック同士の激戦が発生しました。戦闘システムは3D6+修正の大い方が勝ちで戦力差は修正に含まれています。戦闘で負けると相当の損害を受けるので、どの勢力も激しく消耗していきます。

ギリシャ対ローマはギリシャがやや優勢でギリシャのVPが伸び、ローマはそれ以上にVPを失いました。どちらもほぼ共倒れ状態になったので、サムニウム軍で疲弊したローマを火事場泥棒的に襲ってみましたが、危急存亡の時に登場した独裁官の優秀な指揮能力の前に撃退されてしまいました。

最後にそれまでイタリア各地を荒らしまわってまめにVPを稼いでいたガリアが長駆半島を縦断して防備の薄かったギリシャ支配下の都市タラントを略奪することに成功し、1VP差で勝利していきました。
比較的簡単なシステムでありながら、カードによる多彩な展開とブラッディな戦闘バランスが特徴の好ゲームでした。4人プレイインスト込み最終9ターンまでフルプレイで6時間程度と、規模の割りに現実的な時間内に終わるのもよいです。

ML.K 9月例会

9/22はML.Kの札幌市北区民センターで9月例会がありました。参加者9人。
Bluff (FX Schmid)・The Lord of the Rings (FFG)・Runebound (FFG)をプレイしました。

少し遅れてきたら既に1卓立っていたので、時間あわせにブラフ。

卓を組み換えて5人で指輪物語+友と敵+戦場。今回はなんとか粥村を抜けることができましたが、ヘルム峡谷で敗北。とりあえず現状では全く勝ち目が見えません。

4人ルーンバウンド+サンドオブアルカリム。勝利条件は様々なクエストをクリアして伝説のアイテムを集めること。アドベンチャーチップも何もないヘクスで移動を終了したときはダイスを振ってイベントが発生するので、移動ダイスで思うような目が出なくても手番が完全に無駄になることはなくなりました。かなり良い改良だと思います。さすがに長時間ゲームなので途中終了。やはりどんどん成長が加速する基本システムは調整しないとよろしくないと思われます。

その他、世界史(名工大)・プエルトリコ(alea)・チャイナレイル(Mayfair)・サンファン(alea)・ブラフがプレイされていました。

近所の中華料理屋でみんなで食事してからM上氏宅に移動して夜の部。参加者5人。
Colosseum (Days of Wonder)・Bluff (FX Schmid)をプレイしました。

コロッセウムは一見大雑把に作ってあるように見えてどうやら緻密に設計されているみたいです。5人プレイだと、3番が1人だけコロシウムを拡張してもメダルのマスを含むことができないので理由もなく不利に見えるのですが、ゲーム終了時にはなぜか貴族が3番の周りにやたらと滞留していて貴族ボーナスで一気に勝利をさらっていきました。他人と演目がかぶらないよう独自路線を進むのがよさそうです。初期の演目の配分の運不運の影響とか競りの選択肢が薄いとかでちょっと大味な感があるのですが、もしかしたらこれらも計算ずくの設計なのかもしれません。

ブラフは1個同士の勝負を制して勝利。

K川氏宅ゲーム会

9/21はK川氏の自宅ゲーム会に参加しました。ML.Kの後輩のY沢氏がひさしぶりに札幌に帰ってきたので、これを迎撃するために平日だというのに集まりました。参加者5人。
San Juan (alea)・Big Bang (同人)・Ra (überplay/alea)・18FL (Deep Thought)をプレイしました。

とりあえず人待ちで4人サンファン。初回の建築でK川氏が図書館を建ててきます。低コストで強い建物の出が悪かったので、この優位を保ったまま6コスト建物を3軒建ててK川氏の圧勝でした。

1人増えてBigBangはグレーテストエクリップスシナリオ。アイアコス+ヒュプノスの冥闘士陣営を担当。大抵真っ先に標的になるアイアコスですが、ハーデス担当だと思われていた割りには意外と保ちました。聖闘士陣営を全滅させて勝利。

ラーはüberplay版。ルールをよく読むと初期得点が5点ではなく10点であるという意外な事実が判明。これだと前半のマイナス点は気にせず最終ラウンドで決算する資源にのみ投資するという作戦は使いにくそうです。勝者はaleaゲーなら何でも強いマスターアリアN田氏。私は残念ながら1点差の2位。

1人減って18xxをやりたいというY沢氏のリクエストで18FL。SR1を終えてK川SAL+追加タイル・Y沢SR+港・私FEC年金生活・M上L&N+追加駅。何度やってもFECのうまい使い方は思いつきません。SR3には私ACL・K川FEC・Y沢Plantを設立。すぐに5列車まで進みます。2社持ちの2人は資金操作で主力は数字+3Eもう1社は数字列車1両の体制、1社持ちの2人は内部留保して2両目を買います。全員1社ずつJAX中心の優良路線の会社ができましたが株価はずいぶんと差がつきました。Y沢氏のSRは株価が高すぎて上限で止まってしまいましたが、基本的には優良会社は最後まで2段前進するのであまり差は詰まりません。さすがに何度もやると18FLサイズのゲームは展開が固定してくる気配です。ただ今回はマイアミ周辺にあまり駅が置かれなかったので、2社持ちプレイヤーの1両だけの方の会社も意外と稼ぎました。勝者は株価株数の分でK川氏でした。

K藤氏宅ゲーム会

9/17はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。連日連夜のゲーム会です。参加者4人。
China Rails (Mayfair)・Volle Wolle (Zoch)・Hermagor (Mind the Move)・Caylus Magna Carta (Ystari)をプレイしました。

まず3人チャイナレイルズ。チベット行き路線で大商いができて勝利。地名がピンイン表記で読み難いことを除けば好ゲームだと言ってよさそうです。

4人になったのでとりあえずフォレヴォレ。どど負け。

評価の割に立たないヘルマゴール。そこそこ計画通りに進められたのですが、いまいち伸びず3位。あまり無駄使いをしてはいけないようです。

ケイラス・マグナカルタは序盤に建てた金鉱がよく利用されたので、手持ち資源がどんどん金に変わっていきました。この金を利用して立て替え建物を2軒建てて大勝。

K藤氏宅ゲーム会

9/16はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
China Rails (Mayfair)・Munchkin Cthulhu (SJG)・Burg Appenzell (Zoch)・Zanzibar (Winning Moves)・Volle Wolle (Zoch)をプレイしました。

とりあえず盤面の第一印象の不評なチャイナレイルズですが、やはりデマンドカードの構成できちんとバランスが取られていて、結局3人とも北京新疆間の路線を引いてそこそこの収益を上げていました。雲南地方でまとめて取引ができた分で差をつけることができて勝利。

マンチキンクトゥルフは2入り。なんとなく基本セット(普通のファンタジーRPGの)より弱いモンスターが多いような気がします。バランス調整されているんでしょうか。

チーズのお城はメビウス便の新作。各自4匹の鼠のコマを城の中に派遣してチーズを集めます。ただし床が可動式になっていて、落し穴に落ちると鼠を失なってしまいます。穴は3つしかなくてセットアップ時にちゃんと見ているはずなのですが、突然意外なところからスライドして現れた穴にハマって鼠が落ちる様は笑いを誘います。

ザンジバルは島のあちこちに自分の商人を派遣してポイントを稼ぐゲーム。移動システムが特殊で、強い商人は移動力が低い代わりに他プレイヤーの弱い商人を排除して進むことができ、逆に弱い商人は移動力が大きい代わりに他のコマを排除する力がありません。ただし自分の商人同士では強弱に関係なくブロックしあうので、一番邪魔なのは自分のコマという罠。そして高得点を得るには狭いエリアに自分の商人を集中させる必要があるので、一旦商人を集めてしまうと、次の手が詰まるので要注意。土地の得点はほどほどでカードを回して、商人を一箇所に集中させる必要のない産物の得点を重視した方がよいのかもしれません。終盤の大事な局面で密集地域で身動きがとれなくなって最下位でした。

フォレヴォレはD8・D10・D12を振って合計で自分のビッドした目を出して羊の得点カードを獲得するゲーム。ビッドの低いプレイヤーはダイスを振る権利がない代わりに、他のプレイヤーが宣言通りの目を出せなかったときに獲得しそこねたカードを全部もらえるので、欲しいカードだけがちょうどよく取れる程度にビッドしないと得点カードをまとめてさらわれてしまいます。

K川氏宅ゲーム会

続けてK川氏の自宅ゲーム会にも参加。参加者4人。
China Rails (Mayfair)・Big Bang (同人)・18FL (Deep Thought)をプレイしました。

面子が違うのでやはり新作のチャイナレイルズからプレイ。今回はN村氏がチベット方面へチャレンジャブルな線路を引いていきます。そしてこれが意外と稼ぐのが驚異。ゲーム自体は新疆路線で高額取り引きをたて続けに成功させたY田氏の勝利でした。K川氏は大都市接続に必要ない無駄路線をほとんど引かずとも勝負形に持ち込めていたので、そういう戦い方でもいけるようです。

BigBangは悪陣営でダンテ、味方はアイオリア。対するは氷河+カミュの師弟コンビ。カミュは初手でダンテの鋼球鎖に粉砕されてしまいました。氷河の後ろにムウが隠れていたのが意外でしたが、残り全員をアイオリアが光速で殴り倒して悪陣営の勝利。

18FLはY田氏Plant+追加駅、K川氏SR+港、私SAL+追加タイル、N村氏FEC年金生活の順でスタート。PlantとSRで協調路線かと思いきや、SRはPlantの路線への乗り入れを拒否してあらぬ方向に線路を引きます。SRの収入は港トークンの効果でそこそこの水準を達成しましたが、あての外れたPlantの収益は予想を大きく割り込み、Y田氏はこの時点で大打撃を被ります。SR3にN村氏が今日は相場師作戦に徹するとして会社を建てるのを見送ったので、Y田氏L&N、私ACL、K川氏FECを設立して全員2社体制。一気に廃車にならない列車まで進みます。K川氏はFECを4列車1両にとどめSRに5+3Eを集めます。私は内部留保と公開市場の株の配当でなんとか2社とも3E+数字列車の体制、Y田氏は2社に1両ずつで伸び悩みます。N村氏はK川氏の両社の副社長に収まりましたが社長には追い付けず、株価配当ともに世界一のSRの社長のK川氏が順当に勝利しました。