ML.K裏例会

4/8は某所でML.Kの裏例会がありました。と、その前に投票も忘れずに。
参加者3人。18EU (Deep Thought)・Fire & Axe (Asmodee)をプレイしました。

まず18EU。6,9,10,13,14と連結重視で盤面中央部の会社を押さえてみました。K川氏は3,8,11,12,15でうまくペアにはなってますが盤端に分散しています。N田氏は1,2,4,5,7と低地諸国から北ドイツにかけての会社を確保しました。全員5社ずつで残金も同程度。
例によって3列車と4列車が次々と売れていって、あっというまに5列車時代に入ります。運よく(悪く?)最初の2台の5列車を購入できましたが、手出しで100以上吐かされました。早期にパーマネント列車を確保できると会社の経営は楽なのですが、18EUは5列車では航続距離が不足ぎみなので、本当は6列車以上が欲しいところです。
北イタリアからアルプスを越えてバイエルン経由でウィーンに至る路線を私の2社で完全に押さえてしまったので、内部に取りのこされた会社は閉鎖したり株に交換したりで、小会社5と11のあたりが広く空になりました。6列車が出てから8列車まで早かったのですが、全会社が設立され各社必要十分なパーマネント列車を確保する見込みができた時点で、路線のよさから私の判定勝ちとなりました。

Fire & Axe はAsmodeeの再版時にカードが追加されています。使うかどうかは選択ルールです。今回は追加カードを入れてみました。強力な攻撃カードが多くて殺伐とした展開になるので人を選ぶようです。序盤は快調に襲撃を成功させ、何枚かサーガカードも獲得できていましたが、中盤以降大都市への襲撃や移民のダイスが奮るわず結局最下位でした。

ML.K裏例会

3/31は某所でMK.Kの裏例会がありました。参加者4人。
Fire&Axe (Asmodee)・Arkham Horror (FFG)をプレイしました。

Fire&AxeはViking Fury(Ragnar Brothers)の再版です。スェーデン・デンマーク・ノルウェーのバイキングをヨーロッパ各地や遠くはアメリカ大陸に派遣します。まず交易で現地人を油断させ、襲撃して街を破壊し、最後には自分が植民するというミもフタもない蛮族っぷりです。
待ち時間が長めなのと運の要素が多分にあるのが難点ですが、得点の方法が多彩なので戦略の組み立ての優劣が大いに影響するようです。価値の高い地域に重点的に植民してみましたが、カードプレイで支配地域を削られた分一気に後退して最下位でした。数あるAsmodeeのゲームの中ではやりごたえのあるゲームとしてかなり高評価です。

アーカムホラーの旧支配者はシュド=メル。中盤に噂カードの処理でもたついている間にアーカムの崩壊が一気に進みます。結局は破滅値が上がりきって最終戦闘、猶予が3ターンしかなくては魔法と物理の両方に抵抗力のあるシュド=メルを倒すことはできませんでした。

ML.K 3月例会

3/24は札幌市北区民センターで北大ML.Kの例会がありました。参加者6人。
Kabale und Hiebe (HiG)・Ave Caesar (Ravensburger/Asmodee)・Caylus (Ystari)・Fist of Dragonstones (Days of Wonder)・Super Munchkin (SJG)・Greed (AH/TDC)をプレイしました。

まず4人で陰謀。みんないい感じで種類を散らして最終ラウンド。一人だけ6種類をコンプリートしたM元氏の圧勝でした。

一人増えてアベカエサル。Asmodeeの新版です。ゲームには特に変更はありませんが、マップが見づらくなっているような気がします。Q-Jetでいいじゃんというのは国家機密です。全員不敬罪に問われることなくゴールイン。残念ながらビリでした。

ケイラスは王の恩寵の勝利得点を各段階1点ずつ減じてみるテスト。それでも勝ったのは建物で先行して中盤以降馬上槍試合と城の建設から王の恩寵で勝利得点を伸ばしたK川氏で従来の強戦略とあまり変わらず。最初から最後まで城の建設から王の恩寵の勝利得点にのみ全力投資した私も2位という結果でした。王の恩寵の勝利得点はまだ高いようです。でもこれ以上点を減らすと資源をもらった方がましになるのでもう調整の余地がありません。どうしたものか。王の恩寵で資金を貰うのが不利っぽくて誰も取らないのでこっちを強化するべきかもしれません。

めったに立たないフィストオブドラゴンストーン。山賊に全財産持っていかれてさんざんでした。

1人減ってスーパーマンチキン(+2)。日本語化されていないと読むのが大変です。Y田氏が最後にレベル1の雑魚モンスターを倒して華麗?な勝利。

最後に1人増えて短時間のグリード。みんなあまり冒険しない地味な展開でしたが、K川氏が倍近い大差で勝利。

終了後、某所に移動して裏例会。3人でアーカムホラーを3連戦。旧支配者はシュブニグラス・アブホース・ハスターでした。3人だと手数が足りなくてゲートを封印できないくせに旧支配者は強いので2連敗。なんとかハスターだけは倒すことができました。

K藤氏宅ゲーム会

3/21はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Goa (HiG)・Struggle for Rome (Kosmos)・Arkham Horror (Chaosium/HJ)・テリトリー(グランペール)をプレイしました。

最初はゴア。ちょっと(だいぶ)遅刻していったらちょうど1ターン目を始めるところでした。中盤カードを引いても引いても植民地建設で1枚追加のカードばかりで急ブレーキ。このカードは1枚あればいいんですけど。結局3位でした。

続けてローマ帝国の危機。通称ローマカタン。巷の評判の割に好ゲームでした。みんなカタンの名前に期待しすぎです。序盤の陣取りが流動的だったり後半に挽回可能なチャンスが残されていたりでオリジナルの欠点はむしろ克服されているように思います。プレイ時間が長いのがよくないんでしょうか。略奪をやめて定住しはじめるとコインを入手しにくくなるので、それまでに国家設立資金をちゃんと貯金できるかどうかが重要なようです。騎士王取っていいところまでいったんですが、華麗に逆転されてしまいました。

アーカムホラーは温故知新で旧版。序盤から古き印が潤沢だったのと凶悪な旧支配者が引かれなかったので無難にアーカムの平和を守ることができました。ゲートを閉じるのに手間取っている間に盲目のものに襲われて気絶したりしてたので、私の貢献分はゲート1個と怪物1匹だけでしたが。

あまり話題になった記憶のないテリトリーはチップを並べて勢力争いをするアブストラクト色の強いゲーム。展開は読みにくいですが、バランス的には悪くないように思えます。見ためが地味なのがもったいない。1点差で勝てました。

ML.K裏例会

3/17は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Arkham Horror (FFG)・Merchant of Venus (AH)・スロットブラザース(任天堂)をプレイしました。

アーカムホラーは拡張全部入り。ただしダークファラオの呪いの神話カードは抜いています。ダニッチ村にゲートが開く確率を下げないためです。
最初の旧支配者はツァトゥグァです。街の機能のほとんどが停止するのでトロフィーでお買い物できなくなります。引けば仔山羊か犬か色といった感じで盤上の怪物が強力だったので、まずはクルーやアイテム集めから取りかかります。おおむね順調でしたが中盤に神話カードのイベントでゲートの封印ができなくなってしまいました。ここでブレーキがかかったせいで破滅値の上昇に追い付けずツァトゥグァが覚醒して最終戦闘に突入。ターンごとにトロフィーを消費して無くなったキャラから順に脱落するので2~3ターンくらいしか持ちません。ツァトゥグァ本人の戦闘修正も高いので2/3くらい削るのが限界で探索者側の敗北となりました。

旧支配者をシュド=メルに変えて再戦。今度は神話カードでゲートの出現位置が重複するたびにアーカムの街が一箇所ずつ崩壊していきます。早急に封印しないとゲートが開いても開かなくても展開が苦しくなるという強力な能力です。今回も怪物の引きが冴えていて、ティンダロスの猟犬から逃げ惑い異次元の色彩に消耗させられます。ほとんど有効な手が打てないまま恐怖レベルだけがどんどん上昇していき、最後にはアーカムが全壊して自動的敗北となりました。

次は金星の商人。オプションの戦闘ルールを入れてプレイしようと思ったら、K川氏のセットでは選択ルール用のコンポーネントが全部紛失しているという事実が判明。いつも通り選択ルールなしでのプレイでした。小惑星がどれも開けるたびにレリックという幸運な展開で私はシールドとエアフォイル、Y田氏はオートパイロットとスイッチスイッチ、K川氏はイエロードライブとミリガンギアとジャンプスタートを入手しました。私は序盤に小金ができたので早々にクリッパーに買い替え、Y田氏は赤黄ドライブ+フライター、K川氏はスカウトのまま我慢です。1ターン差でぎりぎり勝利することができました。

最後は物持ちのよいY田氏のスロットブラザーズ。10年以上前のゲームです。グリードのようにダイスをごろごろ振って役を作って得点します。K川氏の圧勝でした。

K藤氏宅ゲーム会

3/11はK藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Here I Stand (GMT)をプレイしました。

5人なのでイギリス+新教徒以外は一人一勢力です。ハプスブルグ家を担当しました。

例によってハプスブルグとフランスは最初から戦争状態なのでメス近郊でカール5世とフランソワ1世の主力同士が激突しますが、ここで傭兵に寝返られたハプスブルグ軍が全滅、カール5世が捕虜になってしまいます。オスマントルコはペルシアで反乱が起きた上にハンガリー野戦軍の捕捉にも失敗し籠城されてしまったので長期戦の構え、新教徒は順調に布教を進めます。

カール5世の釈放を求めてフランスにいろいろ条件を提示してみますが、トルコ軍の進捗がはかばかしくないのとローマ教皇から破門されたのが気に入らないのか、フランスは言を左右にして解放しようとしません。やむをえずフェルディナント公のオーストリア軍も対フランス戦に投入しましたが、さすがに二軍の感はいなめずパリにせまるのが限界です。一方単独でハンガリーがトルコに勝てるわけもなくウィーンとプラハまでイスラム化してしまいました。旧大陸でパッとしない代わりに新世界では好調で、探検も征服も植民もスペインの独壇場でした。その間イギリスは世界の動向とはあまり関係なく次々と再婚を繰り返しますが男児は生まれません。

宗教勢力は互いに宗教論争を仕掛けあいますが、どちらもダイスが振るわず期待ほどの成果はあげられません。それでもドイツ国内はちゃくちゃくとプロテスタント化していきます。教皇は宗教活動のかたわら軍事にも力を入れていて、フィレンツェを落としますがフランス支配下のミラノを奪うまでにはいたりません。

やっとフランスがスペインの面子を立ててくれる形で講和が成立しカール5世が解放されたので、再建したハンガリー軍に指揮官としてカール5世を送る方法でトルコの戦線に穴を開けてみました。ところがトルコは陸戦ではもう十分な戦果をあげたので今度は得意な海戦に方針転換し海賊行為でどんどんVPを稼いでいきます。

4ターンが終わった時点で時間切れ終了。勝者はいませんでしたが、トルコが頭一つ抜け出ていて教皇がなんとか続くといった情勢でした。

ML.K裏例会

3/10は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
1830 (AH)・The Traders of Genoa (alea)・San Juan (alea)をプレイしました。

先週と同じ面子で1830。個人会社はM&HとC&Aを獲得。K川氏はCSLとD&H、N田氏は馬とB&O。3人プレイなので高額個人会社を買っても公共会社を建てる余裕は十分です。また最初に会社を建てる順番が回ってきたので今度はNYNHにしてみました。K川氏はCPR、N田氏は前回B&Oを乗っ取られたのを教訓にあえてプライオリティを捨てて最後にPRRを設立します。順調にOR2には3列車が出た(出した)ので全力で個人会社を吸ってSR3にNYCを設立。N田氏はB&Oを起動します。3列車4列車が景気よく売れていくなか、D&Hを吸ったCPRが特殊能力でトークンを投入。一気にNY周辺が混みあってきます。N田氏がB&OとPRRで列車をうまく操作して初の5列車を購入しますが、K川氏に茶色タイルでNYへの路線を巧妙に塞がれてしまいました。私は2社で3334列車と持ってしまったので、Erieを建てて事態の打開を図りましたが、同時にB&Mを建てたK川氏と残り2両の5列車を買う権利をめぐって熾烈な株価テロを繰り広げるはめになりました。株価は崩壊しましたがなんとか先手を取って5列車2両を購入、さらに列車操作で私の下取りDとN田氏の手出しDが確定してN田氏投了。私とK川氏の勝敗は不明ということで終了にしました。

ジェノヴァはとても久しぶり。他人より一足早く資源を使いきったN田氏が終了スイッチを踏んで1ターン早く終わらせました。K川氏が土地の権利書に集中投資していましたが、N田氏の最初の1枚できっちり分断されていた(売却の誘いにも乗らなかった)ので全然伸びず、マスターアリアN田氏の勝利でした。

サンファンは知事官舎から市役所凱旋門コースで圧勝できました。引かないと建てられないゲームなので参議会と参議会でボーナスのある知事官舎は非常に重要です。

ML.K裏例会

3/3は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者3人。
Perikles (Warfrog)・Big Bang (同人)・1830 (AH)をプレイしました。

ペリクレスは選挙でギリシャ諸都市の支配を獲得して戦争するゲームです。6箇所の選挙を3ターン行なうので計18回となり、3人プレイだと均等に6回勝たないとバランスしません。もっと大人数の方がよいみたいです。最終ターンにアテネとスパルタの両方を獲得したK川氏が戦争でも他を圧倒しました。

BigBangは3人しかいないのでバトルロイヤル。いきなりポセイドンを担当してあっさりと全員をなぎ払って勝ちました。

1830は個人会社のビットで馬とC&Aを獲得。N田氏はD&HとB&Oで、K川氏はCSLとM&H。C&Aが200まで競り上がった他は定価で、全員特に文句ない配分。最初に会社を建てる番が回ってきたのでPRRを高めに設立できました。N田氏がNYNHを建てることにしたのでK川氏は社長株だけ手をつけたCPRを放置してB&Oを乗っとります。2ORには順調に3列車が出たのでC&Aを吸って3SRにC&Oを設立。同時にN田氏はNYC。K川氏はM&Hを吸わずにB&Oの経営に集中します。PRRとC&Oは2社とも3+4列車にしてほどほどに配当。N田氏はひたすらしゃがみ、K川氏はひたすら配当です。溜った資金でB&Mを設立して5+5+下取りDと購入。残りの5+6+6列車も他の3社に1両ずつ回ります。全社パーマネント1両体制で会社保有数が3社・2社・1社、株価は大差なく新しい会社を建てても逆転の目はなさそうということで中押し勝ちとなりました。

ML.K 2月例会

2/24は札幌市北区民センターで北大ML.Kの2月例会がありました。参加者6人。
The First World War (Phalanx)・世界史(名工大)・ヒロインバーサス(南海旅団)・Cosmic Encounter (Mayfair)をプレイしました。

最初は4人でWW1。またオーストリアハンガリーを担当。今回のドイツ軍はフランスから叩く作戦でした。史実とは違ってアルデンヌの突破を試みます。フランス軍をある程度押してから東に反転し、VP的には他を圧倒していましたが、ロシア軍の猛攻を受けたオーストリアが中盤で降伏してしまい、勝者はロシアでした。

この間、少し遅れてきたY田氏はアーカムホラーを1人プレイしていました。旧支配者はヨグ・ソトースでしたが次々と開くゲートに対応しきれず、しかもキャラクターが魔術師だったので最終戦闘で手も足も出ず敗北しました。

5人で世界史。ローマを取って序盤快調だったN田氏はエポック7に国がなくて打ち止め。K川氏のドイツが華麗に抜き去っていきました。

ヒロインバーサスはage版。初期ヒロインがなかなか引退しない展開でしたが、上位キャラに重点的にポイントを割り振っていたY田氏が無理矢理シベリア送りにしてヒロインの座を奪い、3連続で手を振って勝ちました。

1人増えて6人コズミックエンカウンター。完全に日本語化されているのでプレイ環境は良好です。引いた種族はキャバレリー族。同盟として参加したときにカードが使えるという強力な能力ですが、自分自身の戦闘の役には立ちません。他はジュース・ソーサラー・アメーバ・マグネット・フィルス。ソーサラーやマグネットとは相性が悪いです。フィルスは早々にペンタフォームのフレアカードでスニヴェラーに変化しました。全員3~4基地を取っていつでも勝てそうなところまで行きましたが時間切れでした。

終了後、某所に移動してBigBang(同人)をプレイ。グレイテストエクリップスシナリオで聖闘士側。シャカでしたが早々に倒されてしまいました。残されたY田氏がカノンで粘りますが多勢に無勢で冥闘士の勝ちでした。

ML.K裏例会

2/17は某所でML.Kの裏例会がありました。参加者5人。
Big Bang (同人)・Puerto Rico (alea)・文明の興亡(TSS)・Tempus (Cafe Games)をプレイしました。

まずは4人でBigBang。一輝で味方は紫龍、相手はカミュ・アステリオン。地力で勝る青銅聖闘士の勝利。

プエルトリコはマスターアリアN田氏が効率よく出荷点を伸ばしてミスなく雪辱を果しました。10金建物2軒でも追いつけませんでした。

文明の興亡は全員彗星迎撃文明を2~3個ずつ開発して万全の体制で最終ターンを終えましたが、全員チェックに失敗して地球文明は滅びました。このゲームは最終ラウンドだけプレイすればよいような気がとてもします。

5人になってテンパス。半島がいくつもできて内海の少ないマップになりました。初期配置で平地の豊富な2タイルを確保し悪くないスタートでした(黒)。初期配置で真ん中の1タイル分しか取れなかったN村氏(黄)が平地を求めてY田氏(紫)に執拗な攻撃を繰り返しますが、都市の守りは堅く突破できません。隣りのK川氏(青)が終盤に都市を置くスペースがなくなったので襲ってきましたがからくも守りきりました。ただしこれで貴重なアクションとカードを消費してしまいます。唯一戦争に巻き込まれることなく広々と拡張できたN田氏(赤)の圧勝でした。