グルームヘイヴンソロプレイ100回目。ツーミニのソロシナリオ「囚われの野獣」です。
肝心の熊と分断されてそれぞれの個別に敵と戦わされます。
初期配置では右のエリートハウンドの部屋にビーストタイラント本人、左のフォレストインプの部屋に熊が配置されています。
さすがに熊といえどもデフォルトの移動3攻撃2ではフォレストインプにも及びません。Concentrated Rageの下段で熊を強化するのは必須ではあるのですが、ビーストタイラント本人の側もそれなりに火力出していく必要があるというシナリオです。
ビーストタイラントを活躍させる戦法ではConcentrated Rageの上段で敵をディスアームしていくのが基本戦術なのですが、それだと熊の強化ができないので上位互換のレベル4のAncient Wardがあると良いでしょう。一方、同じくレベル4のPunch Throughは最後にバームリングシャーマンを倒すときに役に立つので、どちらも欲しくなるという悩ましいシナリオです。全体的な難易度はそれほど高くないのでどちらを選んできたとしても勝機はあると思います。
手札の選択に比べるとアイテムは何でもいいというか普通にスタミナポーションで十分です。
Diaorienting Roarで熊と場所を入れ替えるのは禁止されていますが、Spirit Swapで敵を入れ替えるのは禁止されていません。最初のエリートハウンドが強敵で、ビーストタイラントがこいつに2~3回も殴られると死んでしまうので、安全にある程度ダメージを入れたら熊の方に送り込んで倒してもらいます。
次の部屋からは岩で区切られているだけで、相変わらず特別ルールで通過はできないものの射線は通りビーストタイラント側の敵もそれほど強くはないので、初回のロングレストでSpirit Swapは捨ててしまってよいでしょう。
後は途中のノーマルのレンディングドレイクやハウンドを倒しつつ適宜熊を回復させながら進めば危険はありません。
敵がいないと熊が移動しないシステム上、最後の部屋で合流してケイブベアとバームリングシャーマンと戦うときには熊ははるか彼方にいて全然間に合わないと思います。Venomous Allyの上段など、何か召喚獣を出して時間かせぎをしつつ熊が追いついてくるのを待って反撃に転じるのが良策かと思います。
シナリオ報酬はビーストタイラント専用両手武器のスタッフオブコマンド。効果の説明文が何言ってるのか良く分からないのですが、要するに、Commandアクションを手札から追加で1枚プレイできる、ということです。ただし、最初に2枚プロットしたカードからプレイしたCommandアクションと上段下段を合わせる必要があるという制約つきです。Concentrated Rageの下段からビーストタイラントの上段アクションを放棄して熊の攻撃力を+3しつつ下段Command攻撃を2連続でプレイすると最初の熊の攻撃と合わせて+3攻撃を3連撃にできるのでものすごい瞬間ダメージが出せる、という寸法。