K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Spirit Island (Greater Than Games)・London (Osprey Games)・Dragon Castle (Horrible Games/HJ)をプレイしました。
まずはスピリットアイランド。島を侵略者から守る協力ゲーム。プレイヤーは精霊で島の住民はキノコ(にしか見えないけどもしかしたら小屋なのかも)というよくわからない設定ですが、攻めてくるのはプロシアとイギリスとスウェーデンで実在の国。コンコルディア風の個人の手札を使い捨てていって時々手番を使って回収するシステムをベースに、アメゲーらしく特殊能力を増し増しにしたゲームデザインです。割と煩雑なルールを把握するのは手間ですが、慣れればそれほど難しいところはない感じ。選択ルールも豊富で難易度の調整はかなり自由が効きます。とりあえず標準ルールでプレイしましたがこれだと敵国が一切登場しないので、どこから来たのか不明な謎の探検隊に侵略される謎の島状態です。たぶん敵国ルールを一通り入れたりプレイヤー側の精霊も今回未使用の4体に入れ替えたりしてからが本番でしょう。勝ち。
ロンドンは最近出た2版。初版にあったロンドンのマップがなくなるという大変更。マップ上の土地をどこでも好きに買えた旧ルールから、共通場にめくられている3枚の土地カードから選んで買うように変更されました。他にも建物カードの構成も少し弄られているようですが、大きな変更はこれくらい。先行したプレイヤーが有利な土地を序盤にさっさと押さえてしまって追い上げの足しにならない微妙な土地しか残らなくなる現象を緩和するための変更だと思うのですが、選択肢が少ない分、後半には結局売れ残りの土地が残るので善し悪しな感じです。全員黒キューブのマネジメントに失敗して10個以上抱え込んでの終了でしたが数えてみたら僅差勝ち。
覇王龍城は上海みたいに積んだ麻雀牌を上海みたいに崩しながら個人ボードに積み上げて得点するゲーム。セットアップ時の見た目はかなり綺麗で、牌の品質も上々です。基本的に1手番には同じ牌をペアで2牌取るか、ペアで取れないときは1牌と得点ブースト要素の屋根1個を取るかで、得点は最大でも1牌1点になるかどうかといったところので、うまいこと理想的な得点効率を目指していく緻密なゲーム。大差つけられ2位。