K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Fields of Arle (Z-man)・Imperial Settlers (Portal Games)・Tiny Epic Galaxies (Gamelyn Games)・Isle of Skye (Mayfair)・Viticulture (Stonemaier Games)をプレイしました。

2人でアルルの丘。畑耕したり動物買ったりするそのまんまアグリコラみたいなワーカープレースです。アグリコラと比べて驚くほど大量に食料が出るのでプレイ感はかなり違いますが。食料問題に困らない分、食べられない材木と馬を集めるのが重要そうです。

1人増えて3人で日本語版出るらしいインペリアルセトラーズ。建物カードを資源を払って建てて収入を増やしたり得点に変換したりする箱庭系のゲームです。建物カードには個人別の国デッキと共通デッキの2種類のカードがあるのですが、宵越しの銭は持たないシステムで初期の収入がかなり絞ってあるのに、国デッキの半分以上は高価なアップグレード建物なので、序盤に数少ない直接建てられて安価な生産設備を引き当てない限り国の特徴出す前に脱落する微妙なバランスはどうなんでしょうか。ぶん回り始めると割と楽しいのとプレイ時間短めなのはよいのですが。

キックスターターのタイニーエピックギャラクシー。同じ作者からタイニーエピックシリーズでいくつか出ていてどれも小箱の小品ですが、それぞれシステムもテーマもまるで違うそうです。これはダイスゲームで、ダイスごろごろ振って出目のアクションを処理することによって自分の銀河帝国を拡大します。植民地の切り取り競争をゲーム化していて、プレイヤー間の直接戦闘はありません。他人のアクションダイスに相乗りするシステムがあって、待ち時間にダレない工夫がされているのは悪くないですが、基本的に出された料理を次々たいらげつつ上がりを目指す展開にしかならず、ゲームの盛り上がりとしてはイマイチかなぁといったところ。

スカイアイランドは競りでタイルを買ってカルカソンヌ方式でつながるように並べて領土を作ります。競りということになってはいますが、値段をつけて売れるのを待ち、売れ残りを引き取る独特のシステムが特徴です。タイルの供給数が少ない上に、基本的に自分の手元に並んだタイルが勝利得点の源泉なので、全部売れてお金だけ手に残るよりは、ギリギリ売れない絶妙な値付けをして適価で枚数を確保するのがよいようです。手元のタイルがどのタイミングでどのように得点化されるかはプレイごとにランダムに選ばれた勝利条件タイルで決まるようになっていて、再プレイ性を高めているのは今風です。

最後にヴィティカルチャーはタスカニーのレベル3までの拡張入り。ボードが完全に差し替えになってまるで別ゲームですが、基本セットからいろいろとバランスが改善されてかなりよくなっています。モジュール化されているどの拡張も割と良いバリエーションを追加してくれるのですが、同じ作者のユーフォリア由来の悪い効果しかない代わりに勝利得点もらえる建物だけはコストの割にリターン低すぎで、さすがに注意書きされてる通りでした。悪い効果は工夫次第でそれなりに回避可能なので、建設費用が無用に高く設定されている部分だけなんとかすればなんとかできそうな気もします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です