M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
T.I.M.E Stories (Space cowboys)をプレイしました。
最近話題のT.I.M.Eストーリーズ。
未来世界のエージェントが過去の世界に自分の精神を投影して現地の人に憑依して事件を解決する推理ゲームです。場面場面ごとにいくつかの探索対象カードが並ぶので、好きなカードをめくると裏に戦闘とか能力値判定とか謎とかヒントとか書いてあるので、各プレイヤーで手分けしたり協力したりして解決してストーリーを進めていきます。基本セットの療養所シナリオと拡張1のゾンビシナリオをプレイしました。
どちらのシナリオもすべての場所をくまなく探していると到底時間が足りないようにできているので、時間切れ強制送還後のリトライで必要なアイテムだけ集めるように行動を最適化してクリアを目指すというのを繰り返します。
療養所シナリオは終盤の謎がどうしても解けずにリタイア。ゾンビシナリオは必要十分な情報を得て無事クリア(ただし4周め)でした。おそらくは取りこぼし防止なのか、どちらのシナリオも重要なヒントほど序盤に提示される傾向があるので、きちんとメモ取っておいた方がよいでしょう。
療養所シナリオは設定上プレイヤーキャラクターを含む登場人物が全員キチガイで正しい情報とノイズの区別がつかないことと、ゲーム中の謎かけがあまりにゲーム的で感情移入しにくいところが無駄に難易度を上げている感があります。ゾンビシナリオの方はヒントが分かりやすくヒントとして提示される上に、万一回収し損ねがあっても完全に進行が詰まることはないように設計されています。謎解きよりも戦闘に寄っているところはありますが、最初のシナリオとしてはゾンビシナリオの方が遊びやすいのではないかと思います。
1回プレイして仕掛けが分かってしまうと二度とプレイできない欠点はありますが、一度プレイする価値は十二分にあるゲームです。箱には90分と書いてありますが、これは初回プレイで正解ルートを通ることができたありえない場合の話なので、普通に3周するとこの3倍かかります。