K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Champions of Midgard (Grey Fox Games)・Hansa (ABACUS)・Quadropolis (DoW)・Favor of the Pharaoh (Bézier Games)・Zombicide: Black Plague (Cool Mini Or Not)をプレイしました。
ミッドガルドの王者たちはワーカープレースメントで戦士を募って怪物を倒すゲーム。ミッドガルドっぽいのは怪物の名前くらいであまり北欧神話感はないですが。戦士は専用ダイスで表されていて、振って必要な数の当たり目が出れば怪物倒せるのですが、何も書いてないハズレ目ばかりなので大軍用意しないと勝てないようになっています。ところが肝心の怪物は海の向こうにいて、積載量の限られた船に食料とバランス取って積まないと到達できずワーカープレースメントなので当然良い船は早い者勝ちだったりするため、少ないチャンスを確実にモノにしないと成果上がりません。1点差2位。最初に選ぶ特殊能力で貿易港を無料で使える人が強そうでした。角笛振り直しさんは相当遠征でリスク取らないと能力使う機会がありません。
少し古いシャハトのハンザは1隻の船を全員で共有しているところが独特なピック&デリバリー。移動先の制約がキツいので、次の移動先が1つしか選択肢のない都市の行き先に商館用意して待ってるのが効きそうに思います。大差2位。
クアドロポリスは毎手番1枚ずつタイルをピックして並べて街を作るゲーム。グリッドの外周を指定してその列から1枚選ぶという独特でありながらどこかで見たようなタイルの獲得方法が特徴ですが、ゲームの後半になればなるほど選択肢縛られるだけで特に拡大再生産要素も何もなく、イマイチ爽快感の薄いのが気になります。街は種類によって周囲のタイルだったり連続件数だったり得点計算の方法が違ってるのはよくあるシステムですが、タイルを重ねて高層建築ができるのがありそうでなかなかないように見えてやっぱりよくあるシステムという、何とも評価に困るゲームした。どど負け。
王への請願のリメイクのファラオの寵愛。ランダムセットアップになりましたが、ダイス操作よりそもそもダイスの数が十分にないと勝つ権利すらない基本システムは従来通りでした。最終ラウンドだけダイス増やせるタイルが逆転の要素を大きくしていて決定的な改良点ですが、出るかどうかはセットアップ次第です。負け。
ゾンビサイド黒死病はファンタジー世界が舞台の協力型のゾンビゲー。ゾンビが際限なく湧くので次々と撫で切りにしつつマップ上をあちこち探索していくハック&スラッシュに寄ったゾンビゲーです。チュートリアルシナリオに6人用と書いてあったので1人2キャラずつ担当して開始。6キャラしか入ってないので選択肢作ろうと思ったら拡張買うしかない商売上手です。チュートリアルは簡単すぎたので、協議終了してシナリオ1へ。さすがにシナリオ1だけあってそれほど難易度高くなく、ほとんど倒す手段のない大ゾンビも卒なく焼き払って手堅く勝利。孤立禁止の鉄則が有効なのはマップの狭い序盤だけでしょうけれど。