K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Stephenson’s Rocket (Pegasus/Grail Games)・Blackout: Hong Kong (eggertspiele)・Roll for the Galaxy (RGG)・Nusfjord (Mayfair)をプレイしました。
まずは4人でスチーブンソンロケット。前世紀のゲームですが、謎に日豪2国で同時に別々の会社から再版されました。かつてメビウスが輸入したときの邦題は「スチーブンソンロケット」だったのですが、SNE版は「スティーブンスン・ロケット」。原音主義なのかもしれませんが、じゃあ「’s」のズはどこ行ったんだよという、ただの検索避けにしかなっておらずSNEのスタッフは本当に頭がおかしいと思います。
日本語版は絵柄以外はほとんどオリジナルに忠実なクローンですが、英語版は株券とお札をどちらもトラックにするなど、遊びやすくするためにコンポーネントをかなり弄っています。個人資産が公開情報かどうかオリジナルでは不明確だったのが英語版では明らかに全て公開情報になっていることと、あまり起きないのですが株券が足りなくなったときの処理を除いてゲーム内容はどちらも全く同じです。英語版では拡張としてアメリカマップと中国マップが同時発売されています。
というわけで英語版。せっかくなのでアメリカマップをプレイ。1830でおなじみの東海岸が舞台です。と言ってもマップ違ってもゲーム性がそう大きく変わるつくりではありませんが。一人で田舎を開拓するよりは他人と関係持った方が有利そうなので、東端のB&OとNYCから開発が進む展開でした。
鉄道ゲームというよりは、会社の合併を繰り返して何度も合併ボーナスをもらうのが得点の大部分を占めるアクワイアみたいなゲームでした。2位。
ブラックアウト香港。香港が大停電したのでみんなで復旧しようという一見協力ゲームっぽいシチュエーションですが、実際にはデッキ構築とリソース交換で陣取りをする対戦ゲーム。カードの回収システムが同じ作者のモンバサっぽいのですが、一番枚数の多い列からしか回収できないのでモンバサよりはずっと大人しい感じ。1ラウンドにプロットできる枚数を4枚に増やすミッションをどれだけ早く達成したかどうかか重要そうでした。2位。
ロールフォーザギャラクシーは最新のライバルリー拡張入り。交渉拡張とオーブ拡張の2つがセットになっていて、どちらかだけでも両方入れてもプレイできます。オーブ拡張の方が簡単そうだったので、そちらをプレイしました。
初期配置で各プレイヤーに黄色い巨大なオーブダイスが1個ずつ配られます。オーブダイスの各面は貼り替えて能力を書き換えられるようになっていて、新しく追加されたリサーチフェイズにダイスを割り当てることで、オーブダイスを改造できるという趣向です。オーブダイスの能力の中には(その面さえ出れば)出荷フェイズが有効になる、というのがあるので、従来イマイチ不遇だった生産出荷型がやや強化された感じです。
初手でオーブダイスに貼ったオーブダイスを自己強化する面が序盤からサクサク出てくれた分もあって1位。
1人減ってヌースフィヨルド。今回は木をたくさん生やして間伐でも大量の材木を確保しつつ空き地のマイナスを避ける作戦で。資源余りまくりなのに最終ラウンドですることがなくなり大敗。