M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Crimson Scales (Boardgame613)をプレイしました。
クリムゾンスケールの続き。
今日はランダムシナリオを中心に4シナリオ。
シャードレンダーが引退した後の入れ替わりはエンベロープVから出てきた隠しクラス。隠しクラスなので紙コマだけでフィギュアがありません。一応STLファイルは公開されているので自分で3Dプリンタで印刷することは可能となっています。
さすがに隠しクラスだけあって癖の強い性能ですが、回し方が分かればなかなか楽しいです。
ここからはネタバレ要素
クラスVのバンキッシャーは、トレイルオブアッシュ拡張のメインルートのラスボスが味方になったもの。種族はバルラスで高HP型。
手札は9枚しかありませんが、他に10枚のVカードがサイドボードになっていて、主に喪失カードを切るたびに好きなカードを選んで手札に加えることができます。
Vカードは1回使用すると捨て札になることなくサイドボードに戻ります。ダメージキャンセルには使用できません。おおむね喪失カード1枚とVカード2~4枚の交換となること、Vカードは休息前にちょうど手札を使い切るための数合わせにも使えることを考えると、実質的な継戦能力は他のクラスとそんなには差がない感じです。
Vカードはすべてユニークカードですが、上アクションは3~5火力の攻撃で条件によって何らかのペナルティあり、下アクションは移動3で使用回数1回の貼りっぱなしを兼ねている、というパターン化された構成。
10種類のカードから好きに選んで必要に応じて高頻度で使い回すことができるので、状況対応力が高いのが利点と思われます。
高性能のカードがVカードに集まっている反動で、標準の9枚の性能がものすごく悪いのが欠点。イニシアチブが壊滅的に遅く、マナ消費が多いのにマナ生成がありません。序盤はとにかくVカードを増やすのが優先で、ある程度ストックできれば速いVカードと遅い標準カードで行動順の制御も楽になる、といった塩梅です。
Vカードはレベルが上がっても中身が変わらないので、積極的に強化していくとよさそう。FAQによるとコストはレベル1相当でよいらしいです。