K村氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
三国志覇王(翔企画)・Rumis+ (Murmel)・YINSH (Don&Co)・Rosenkönig (Kosmos)・Twilight Imperium 3rd Edition (FFG)をプレイしました。
とりあえず4人。三国志覇王はカードゲームであることによるコンポーネントの制約をみじんも感じさせず三国志の雰囲気をうまく表現できている良作。優秀な軍師を多数揃えたのに頓死した袁紹・荊州を取り合う劉備と孫権・結局最後に勝ってた曹操とまるで史実通りの展開でした。
その後は、しばらく人待ちでひたすら2人用ゲームのペア戦を回しました。
1人増えてトワイライトインペリウム3版。プラスチックフィギュア満載の巨大ゲームです。
ルールは複雑でインストだけで2時間以上かかりましたが、一通り分かるとシステムの根幹は意外にシンプルです。最初にカタンのようにタイルを組み合わせて宇宙を作ったら、後は毎ラウンドの最初にプエルトリコのように役職を選び、1人ずつアクションを行って全員パスしたらラウンド終了という流れです。各プレイヤー有限のアクションチットを他人の役職の効果に相乗りできる回数・宇宙艦隊のスタック制限・自分のアクション数に分配する方式で全体的な行動回数を縛っています。
基本的には艦隊の生産と移動を繰り返して版図を広げるわけですが、技術開発で新兵器が登場したり、プレイヤー間でカードを交換して貿易したり、マップの中央に重要な星系があって各自の秘密勝利条件でその重要星系に関わりがあったりなかったりと、ゲームの雰囲気はエポックの銀河帝国の興亡に似ています。
宇宙船は大きいのから小さいのまで各種用意されていて値段と性能が違うのですが、収入もスタック制限も(ついでにアクション数制限も)厳しいので、手元のリソース管理にてんてこ舞いしているだけでも十分に堪能できます。他にも種族の特殊能力だとか、大量にあるアクションカードだとか、とにかく大量にあるコンポーネントを生かして飽きさせないゲームを狙っていて、やりごたえ感でいっぱいです。
今回は時間の都合で中立星系が全部征服されて各自の勢力範囲がだいたい決まったところまでしかプレイできませんでした。次回プレイに期待です。