札幌市北区民センターでML.Kの7月例会がありました。参加者6人。
Heart of Crown (FLIPFLOPs)・Vanished Planet (Vanished Planet Games)・革命万歳 (Wargames Club Publishing/HJ)・Ascension (Gary Games/アークライト)をプレイしました。
ゲームマーケットの話題作のハートオブクラウン。いわゆるドミニオンクローンの中では最もドミニオンっぽいのに全くドミニオンと違っています。洗練されたルールがプレイアビリティを向上させ、追加されたルールが新しいゲーム性を提供しつつ、プレイ時間もそう変わらないという、文句をつけるところのない傑作です。お姫様カード以外はイラスト領域小さめでルール文に十分な面積を割いているカードデザインも好感が持てます。1戦1勝。
唯一の商品の名前がそのまま社名な謎のメーカー、バニッシュドプラネットは暗黒宇宙怪物から銀河を守る協力ゲーム。HEXマップの中央から6隅にある各プレイヤーの母星まで触手が延びてくるまでに、宇宙の彼方に転移してしまった地球から指示されたミッションをこなすという全くもって意味の分からない設定ですが、ゲーム自体はまっとうな領土拡張・開発ゲーム。
最も簡単なイージーレベルでぎりぎりクリア。終盤宇宙機雷をフル活用して何とか宇宙怪物の侵攻を阻止しつつのプレイになりましたが、宇宙機雷の生産は1発1ターン以上かかるのに、それで稼げる時間は1ターンだけなので本当は得してないような気が。
ライナークニツィアの革命万歳は独特のシステムのバッティング+トリックテイクゲーム。ロシア革命ルールとフランス革命ルールがあるようでそれぞれ2戦ずつプレイしましたが、プレイしてて楽しいのは同時出しのロシア革命ルールのように思います。
アークライトのアセンションもドミニオンクローン。こちらは会場時間切れ。
終了後は移動して裏例会。参加者3人。
Heart of Crown・Ascension・Pandemic (Z-man/HJ)をプレイしました。
まずはハトクラを2戦。第2皇女と宮廷侍女の活用を試みましたが惨敗。デッキに突っ込める潜在的な得点は6人の姫の中で最大のはずですが、何か画期的な戦術を編み出さずに普通に使っても弱いだけでした。
購入可能なカードプールが山札になっているあたりがハトクラと良く似たアセンションですが、どのドミニオンクローンにもある邪魔な得点カードをデッキに入れることによるゲームの質的変化がないので、盛り上がりどころを見つけられないまま淡々とゲーム終了に向って進むあたりがちょっと拍子抜け。バランス面では頑張っていると感じられるところも多いのですが。
最後はパンデミックを猛毒株+変異種ルールで。序盤からいい感じで治療薬ができて幸先よしと思っていたら、猛毒化した黄色を放置していたせいで地球滅亡。