K藤氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Ora et Labota (Lookout/HJ)・4 in 1 (AMIGO)・Steam (Mayfair)をプレイしました。
さっそく祈り働けをプレイ。HJの日本語版です。ローゼンベルグのワーカープレースメントの収穫シリーズ最新版ということで、非常に洗練されたシステムが特徴。もうラウンドごとに収入スペースに資源を積み上げるだけの簡単なお仕事はありません。ホイールを1マス回すだけですべての産物の蓄積量が一度にアップデートされます。
定期的な食料供給義務も廃止され、プレイ中の心理的な負荷が大幅に軽減されました。実は数ラウンドごとに特定のタイミングでしか建設できない「村」カードのコストとして食料が大量に必要となり、これが主要な得点源になっているので、安定した食料供給力の確保が勝敗を分けるところは変わっていません。それでも常に4枚の選択肢から自分の発展のペースに合わせて戦略を変えていけるので、単純に固定コストに追われていただけのゲームとは一線を画しています。
今回はフランスバリアントの方を採用。風車とベーカリーを建ててパン焼きまくり作戦で、隙を見て他人のブドウ棚を借りて大量に獲得したブドウを同じく隙を見て借りた醸造所でワインに変換。割と好きなように展開できましたが、やや及ばず。
4 in 1はミューをプレイ。ナポレオンの変種で、事前に競りで陣営と切り札を決めます。競りの2位も切り札を決められることと、副官はナポレオンが3位以下のプレイヤーから自由に指名するのが特徴です。どこまで自分の情報を晒すかによって切り札や陣営の選択肢が変わってきて有利にも不利にもなるという、かなりテクニカルな競りを要求されます。ちょっとナポレオンになるリスクが大きすぎな感もありますが、興味深いゲームでした。勝ち。
1人減ってスチームは拡張2のカリフォルニア2090マップをプレイ。未来のカリフォルニアが舞台で、毎ターン火山が噴火したり地震が起きたりして線路の修理費用を徴収されます。マップは細長くて狭いのですが、3人固定でゲーム終了時にはほぼ盤面が線路で埋め尽されるように設計されています。山がちで敷設コストは高め。災害システムは当たり外れあって喰らうと痛いですが、おおむねフレーバーの域を出ない普通のシナリオでした。
最初の順番競りで2番手。マップ北側で1番の優良路線の近くから開始しましたが、結局及ばず僅差2位。