K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
Saustall (HUCH! & friends)・Railways of the Western U.S. (Eagle Games)・Automobile (Mayfair)・Caylus Magna Carta (Ystari)・Power Grid: The First Sparks (2F)をプレイしました。
まずは軽く豚小屋。とある豚小屋で起きた殺人事件をみんなで捜査します。
珍しいことに、クルード系の推理ゲームなのにセットアップ時にはまだ犯人が決まっていません。プレイヤーの立場は警察で、情報ほぼゼロのゲーム開始時に当てずっぽうな推理をプロットしておき、カードプレイで意中の人のアリバイを成立させたり成立させなかったりという捜査活動を行います。最後にアリバイの成立しなかった容疑者のうち不幸な1人だけが犯人に仕立て上げられしまうという。さすが警察ずさんな捜査してんなーというゲームです。
あまりあからさまに行動すると意図を読まれてしまうので、1回通してプレイして独特のコンセプトを把握するくらいでないととちょっと難しいです。比較的短時間で終わるので、何回かくり返して遊んでみたいところです。
レイルウェイズ・オブ・ザ・ウェスタンUSはレイルロードタイクーン/レイルウェイズ・オブ・ザ・ワールドの拡張マップです。マップサイズは基本セットとほぼ同じで大人数向け。基本の東海岸マップよりはバランスよさそうに見えます。
追加ルールで燃料補給所と回転式都市マーカーが入っています。燃料補給所は線路建設のついでに設置し、消費することで輸送時に都市の色を無視したり2手番連続して長距離輸送を行なったりできます。回転式都市マーカーは、セットアップ時にランダムな都市に2色めを追加し、輸送するごとにダイヤルを回して2色めが順番に入れ替わっていくというギミックです。どちらもうまく活用できるとぐっと収入を伸ばせる面白そうなシステムです。どちらもマップとは独立した選択ルールなので、他の拡張に投入することもできます。勝ち。
オートモビル。高級車に参入するタイミングがなく、ひたすら大衆車を量産する経営。高級車の熾烈な販売合戦を横目に大衆車はいい感じにシェアを分け合うことができ、余剰在庫をそれなりに出しつつも勝ち。
ケイラスマグナカルタはイスタリボックスの拡張入り。王の恩寵のルールが追加され、元のケイラスから欠けた要素はほとんどなくなりました。ケイラスの恩寵と異なり、単純に勝利得点取る他に6種類の特殊能力が選べて、ゲームしてる感を強く感じられる面白い拡張です。勝ち。
最後は最初の火花。やはり一気に人口増やすと維持費が意外と重いので地道に前進するのが良いのかな、という印象。人口トップタイ、残り食料同数で同着1位。よくバランス取れてるゲームだと思います。