K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Aeroplanes: Aviation Ascendant (Mayfair)・Manhattan Project (Minion games)・Cheeky Monkey (Piatnik/F2F)をプレイしました。
まずはワレスの新作エアロプレイン。1919~1939年までの航空会社の経営競争のゲーム。飛行機を買って、空港を設置して航路を開設し、乗客を募集します。例によって3時代あって、時代ごとにヨーロッパ・アフリア・アジアの3エリアの空港数でエリアマジョリティ式に得点が入ったり、乗客数-空席数の順位で得点が入ったりします。借金はなく、バランスシート上の経営手腕よりも、いかに空気を輸送しないかが重要になってきます。
ラウンドごとにダイスで決まるランダムなスタートプレイヤーから時計回りに1巡という、独特の手番順決定方法のアヤで路線の取り合いや客の奪い合いが発生する熾烈なシステムはさすがワレス。見たことあるようなシステムの中にこっそりと強すぎるスパイスが混ぜ込まれています。路線開設チェックもダイスなので、輸送3部作の中では相当に運に翻弄される方でしょうか。プレイ時間は長いですが密度はトップクラスです。
残念ながらルールはあい変わらずのワレス語。重要事項がこっそり注釈に書いてあるくらいはかわいいもので、解釈の分かれそうなところが全然ハッキリ書いてなくてプレイに支障をきたすレベル。ショップの和訳も微妙に間違ってそうです。
同点所持金差でタイブレーク勝ち。
マンハッタンプロジェクトは拡張入り。ちょっとルール変更が入ってリチウム鉱山は鉱山に数えないことが明確化されました。ブラジル・北朝鮮・イスラエル・インド・オーストラリアでイスラエル担当。全然原爆作れずいいところなし。多人数プレイで必要な原爆の数が少ないときに1枚捨ててミサイル工場作るのはちょっと重すぎでした。
最後はチーキーモンキー。ただの坊主めくりと思いきや意外と高い戦略性を誇るすごいゲーム。昔のクニチー恐るべし。サルしか取れずどど負け。