札幌市北区民センターでML.Kの12月例会がありました。参加者7人。
エアリアルはガンダムじゃありません(同人)・Fancy Feathers (2F)・Jiangnan: Life of Gentry (Moaideas Game Design)・The Crew: Mission Deep Sea (KOSMOS)・Atlantis Rising (Elf Creek Games)をプレイしました。
エアリアルは〜は自作カードゲームのテストプレイ。4人。
1人がデリング総帥役になり、特徴カードをランダムに引いて「ガンダムである/でない条件」を秘密裏に決めます。例えばツノが生えてるか、シールド持ってるか、コアファイターついてるMSはガンダムなので不許可、ただし色が赤ければ他の条件にかかわらずガンダムとはみなさない、みたいな感じです。
残りのプレイヤーはベネリットグループの各子会社で、古今東西のモビルスーツを手札として持ち、1枚ずつ総帥に提示してガンダムかどうか判定してもらいます。何順か回して総帥の好みが推測できたら本命のコンペを行います。できるだけガンダムスレスレでガンダムじゃないMSを出せたプレイヤーの勝ち。
まあ1回笑いを取るだけの出落ちゲーではあるのですが、もう少し属性整理してカードデザインを改善すればモノになるかもといった感じ。
フリーゼのファザネリー。6人。
本来2人プレイ用のゲームなのですが、3箱買えば6人まで遊べるという、どこかで聞いたことのあるゲーム。
様々な鳥カードが1列に並んでいるので、順番にピックしたりしなかったりしてカードを獲得します。東海道システムというか、牛歩して1枚1枚拾っていくもよし、欲しいカードのところまで一気に進むもよし、という自由度。
鳥の種類によって得点条件が違い、人によって欲しい鳥とか誰にとっても欲しくない鳥とか様々用意されています。これ2人でやっても全然紛れがなくて苦しいだけな気がするので、最初から普通に多人数用のゲームとして売ってもよかったのでは。
結局のところ1人あたり獲得可能な枚数はそんな差はつかないので、得点効率を最大化するのが鍵のようです。負け。
台湾のパブリッシャーのキックスターターもの、江南。4人、
明王朝の時代の文化人になって芸術や文学の作品を発表して名声を稼ぐゲーム。
デラックス版なので厚紙で組み立てる船がボードの下に並んで壮観です。ただ、船の列の隣に平行して得点トラックが設置されていて、座り位置によってはトラックが全然見えません。船に載せてある得点タイルも見にくく、これ絶対設計ミスだと思います。この船はポーン乗せたまま1ラウンドに1歩ずつ移動していく仕掛けで、ただの船タイルより動かしやすくなってはいるのですが。
ゲームとしてはバックビルドとワーカープレースの合体。袋引きしたタイルで指定されたアクションマスにしかワーカーを置けません。初期状態はおおむね平等なのですが、ゲームが進むとプレイヤーによって行きやすいマスと行く機会のないマスが徐々に分かれていくという構造。不自由は不自由ですが、なかなか考えられてはいると思います。
初回プレイなので上級ルールは一切入らない基本ルールだけでプレイ。なんか都市を旅することによって得られる風景点が手間かからないくせに異様に高く評価されていて、普通に作品つくるより断然稼げる必須要素になっていました。バランス的にはちょっとどうなのかなという雰囲気。上級ルール入れると変わってくるのかもしれません。最下位。
海ザクルー4人。適当な難易度で勝ったり負けたり。
アトランティスライジング3人。今度は正しいルールで。どんどん島は沈んでいきますが、要は沈みきる前に必要なリソースを集めればよいので、危なげなく脱出成功。プレイヤー数多いと引き次第で思わぬところまで一気に島が沈んでしまうので、人数少ない方がそれなりに計算は立つ感じです。