M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者3人。
Beyond Humanity: Colonies (Three Headed Monster)・横濱紳商伝(OKAZU brand)をプレイしました。
ビヨンド・ヒューマニティ:コロニーズはキックスターター発の新作。
宇宙の彼方のとある星に入植してコロニーを建設する半協力ゲームです。
スマホアプリ併用型のハイブリッドボードゲームですが、コロニー施設のフィギュアには電子回路が組み込まれていてLEDでピカピカ光る上に、100枚ある手札のカードが全部非接触型のICカードになっていてプレイするときはリーダーに読ませて後の処理はスマホにやってもらうというハイテク盛り盛りなシステム。
ゲームとしては1ラウンド1ヶ月相当で20ラウンドのワーカープレースをやって、コロニーの施設を建設したり、惑星を探索しにいったり、市民の人気取りをして、ゲーム終了時に勝利得点を計算して一番多い人の勝ち。ただし20ヶ月保たずにコロニーが廃墟になったら全員負け、という感じでわりかし普通ではあります。
アプリがまだ開発中で、予定されていたキャンペーンモードがまだ実装されてないので単発のシナリオしかプレイできないですが、それでも聞いたことあるような星からそうでもないのまでたくさん用意されています。星の環境によってゲーム内のもろもろの効果が影響を受けるので(たとえば太陽光が弱い星だと太陽光発電システムの出力が下がるとか)、リプレイアビリティは十分でしょう。
とりあえずリストの先頭に表示されていたアルファケンタウリA星第2惑星を選択。難易度はベリーイージーです。
どの星で始めてもおそらく同じだと思うのですが、初期状態のコロニーは必要な物資(電力とか水とか空気とか)はひととおり十分に生産できてるんですが(でないと死んじゃう)、この星ならではの産業がないのでお金だけがありません。お金を稼ぐための施設を建設するお金がない、という状況で、地球から借金をして、外交努力で借金を帳消しにしてもらうという自転車操業のコロニー運営でした。
難易度の割にはときどき災害が起きたりでコロニー経営の綱渡り感はそれなりにありました。
最後に決算したら最下位。ただイベントの出方次第で誰が勝つか分からない展開だったのでバランスは悪くなさそう。アプリに隠されている情報が多いので、ヘビーに回して相場感つかむまではどうしても手探りになるでしょうが、なかなか未来のゲームを感じさせてくれる作品だと思います。
横濱紳商伝は箱に改訂版と書いてありますが、内容は変わってないそうです。
イスタンブールみたいにランダムに並べられたタイルでできた横浜の街を社長と部下が移動して行った先のアクションをするイスタンブールみたいなゲーム。
さっさと5パワーアクションをしてボーナスタイルを集めるのがよさそうですが、同じ5パワーボーナスタイルでも序盤に箱1個あっても微妙なので資源がもらえる方が優先とか、高得点を目指すにはいろいろと最適化が欠かせなさそう。最下位。