K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Pandemic: the Cure (Z-man)・Roll for the Galaxy (RGG)・Fresh Fish (2F)・Doodle City (Aporta Games)・Tank Hunter (アークライト)をプレイしました。
パンデミック:ザ・キュアを難易度イージーで。もともと1手番5アクションで病原菌ダイス1個を袋に戻すのに2アクションかかるのに、イージーでも最初から毎ターンダイス3個ずつ降ってくる時点で無理ゲー臭がしないでもないです。それでも序盤割と順調に進んでいましたが、一度ダイス目が崩れると手当できない地域が連鎖的に広がってゲームオーバー。ダイスゲーム化によって将来の予測がつきにくくなり、パンデミック以上にパンデミックらしいゲームです。
長年カミングスーンだったのがついに発売されたロールフォーザギャラクシー。レースフォーザギャラクシーのダイスゲーム化です。各面に探索・開発・植民・生産・出荷の5種類のアクションのいずれかが書いてある特殊ダイスをごろっと振って、1種類だけを自分が実行するアクションとしてひそかに選んでおき、残りのダイスは他のプレイヤーが同じ目をアクションに選択した場合にだけ相乗りできるというシステムで、元のRftGっぽい読み合いをするバッティングゲームです。
手札がお金と技術/星系を兼ねていたRftGと違い、お金は出荷アクション・技術/星系は探索アクションと入手手段が分かれてしまっているので、極端な戦法でぶん回すというのは少しやりにくくなった感じがします。それによって発展方向の計画性とアクション選択の重要度が上がっていて、これも元のRftG以上にRftGらしいゲームに仕上がっています。終了トリガー引き負け。青商品が安くて性能が微妙なのもRftGのまんまでした。
フレッシュフィッシュは最近出た第2版。初版では(文明的な生活に必須だという)食料品・発電所・ガソリンスタンド・ゲームショップの4種類の建物を建設するゲームだったのが、単純に4種類の食料品店を建てるだけのゲームになってしまっていて、雰囲気的には大幅にダウングレードしてしまいました。一方ルールは大幅に改善されて、道タイルの自動配置が非常に分かりやすくなりました。タイルの処理が手早くできるようになってプレイ時間がかなり短縮されています。ゲームのメインは補充なしでお金使うだけの競りで、残り金がプラス点、盤面からは失点しか出ないというシステムは変わっていません。2軒建てそこねて大敗。
ノルウェーの謎メーカーのドゥードゥルシティは各自5×5のマスからなる街に鉛筆で道路を引いてネットワークを作るゲーム。スタートプレイヤーがまとめてごろっと振ったダイスがら順番に1個ずつピックして、出目のマスに1本だけ道路を引くというのを繰り返します。すでに記入ずみのマスのダイスを選ぶしかなかったときと、ワイルドカードの6を選ぶとペナルティが累積して、ペナルティ限界に到達したプレイヤーが出たら終了、それまでにできた道路ネットワークの点を計算します。ダイスなので均等に出る方がむしろ珍しく、出目は寄るものと決まっていますが、同じ目ばかり振られるとどんどんペナルティが貯まって全然ネットワークが完成してないのに急に終わってしまいます。参加者のダイス運次第で伸び伸び道路引いて楽しむゲームになるか洗面器ゲーになるかが決まるという、運のしではありますが、プレイ中はそれなりに笑えるゲームです。2戦2勝。
最後はタンクハンター。タイガーII強かったです(小並感)。負け。各戦車のレーティングは中の人補正も入っているようで、垂直装甲のIV号戦車がそこそこ硬く設定されているのに対して傾斜装甲のT-34とM4シャーマンは防御力が低くなっています。傾斜込みの実質装甲厚が3車種ともほぼ同じに設定されているWoTと比べるとちょっと違和感があるような。