K川氏宅ゲーム会

K川氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者5人。
Forbidden Sky (Gamewright)・Gravediggers (Twilight Creations)・Yellowstone Park(Amigo)・Power $truggle (eggertspiele)をプレイしました。

人待ち禁断の空3人。難易度ノーマル。回路に必要なパーツが揃ったと思ったら、電力ケーブルの長さが足りないことに気づいてリタイア。
人待ち禁断の空4人。難易度ノーマル。メディックなのでライフはいつでも回復できると油断していたら、脱出直前に雷の3連撃を食らって即死。

10年くらい前に出たクニツィアのグレイブディガー5人。墓にお宝を埋めて定期的に競りで埋めたお宝を回収して個人資産を増やすゲーム。クニツィアらしく競りは一捻りされていてそこは面白いのですが、自分の手番のアクションで墓にカードを埋めるのか、すでに埋まってるカードを見るのかがランダムに決定されてそれに従うルールはイマイチ。自分で埋めた宝の内容は当然自分は知ってるので、既存のカードを1枚だけ見るアクションは情報量的には下位互換で嬉しくありません。大敗。

これも昔のゲームですが箱絵がキモいイエローストーン公園。今でも当然のように面白いですが、負け始めたプレイヤーが引いても引いても使いにくいカードでどんどん深みにハマってしまう設計はさすがに古さが否めません。1点差で勝ち。

パワーストラグルも10年くらい前のゲーム。ボードは1つの会社で平社員はただのキューブ、課長以上に出世して初めて人間型のミープルになるという格差社会で派閥争いをするゲーム。イベントで有給休暇がなくなったり残業手当がなくなったりどんどん社員の士気が落ちていく終わった会社でひたすら私腹を肥やします。社内の各部署に自分色のコマを置いてエリアマジョリティをして課長→部長→役員→社長と出世して、部長になると使える特権を駆使して6つある勝利条件のうち4つを一早く達成した人の勝ち。ただ、その特権は交渉してプレイヤー間で売買できるので一筋縄では行きません。
ゲーム開始時に秘密裏にライバルプレイヤーがランダムに決められ、そのプレイヤーに特定のジャンルで勝つことも6つ中4つの勝利条件の一つなので、ライバルと戦略被ったときにどうするかの駆け引きが熱いです。
うすうす感づいていましたが、K川氏とお互いにライバル指定されしかもジャンルが被るという難しい配置でした。なんとか先じて1番にトリガー引くもタイブレークの資金差$50,000(最小単位)で負け。

ML.K 11月例会

札幌市北区民センターでML.Kの11月例会がありました。参加者7人。
Concordia Venus (PD-Verlag)・Fertility (Catch Up Games)・Forbidden Sky (Gamewright)・ボトムズタクティクス(国通)をプレイしました。

コンコルディアはビーナス拡張。チーム戦ルールはするっと無視して個人戦です。新しい役職カードのマギスターが追加されています。これは自分の使用済みのトップカードを再使用するという効果で、もともと同じ役職を2連発することはあまりないゲームなので強力ですが使い方としてはトリッキーになるでしょう。神様も新しいビーナスが割り当てられていて、これは同一エリアの家2軒ごとに2VPという計算で、効率的にはジュピターやサトゥルヌスとほぼ同等ですが両立は難しいというトリッキーな効果です。後から買うビーナスのカードは漏れなくデュアルユースカードで、既存のカード2種類と同一の効果を持っていて使用ごとにどちらか選んで使えるという柔軟性の高いカードです。基本的には盤面戦いやすくなる代わりに得点伸ばしにくい傾向でしょうか。マップは新マップのイオニア海。イタリア南部からギリシャ、トルコあたりまでが含まれます。海峡で陸地が分断されてて陸路は使いにくいのですが、海路だけではマップ全体をカバーできないという難易度の高いマップ。
5人戦でいつも通り微妙に不利なスタートプレイヤー。ビーナスに手を出してみましたが、イマイチ徹底せず3位。

卓分けしてファーティリティ。マップにタイルを配置して資源を集め、商店に出荷してVPを稼ぐセットコレクション。タイル配置時にタイル(と水面と小麦畑)で完全に包囲された1マスの空きを作ることでモニュメントを置くことができ、最終決算でモニュメント数の1位2位に大きなボーナスが入るのですが、リーチ状態作って下家にモニュメント建てさせてくれるような親切な人がいるはずもなく、完全に死にルールとなっています。というのはイマイチ原文ルールでも明確ではないというか図が悪いのですが、空きマスを作るときは斜めを埋める必要はなく、外周を利用してよいそうなので、本当はもっとモニュメント建てやすそうです。
3人戦で誰もモニュメント建てられずほぼ参考記録ですが2位。

禁断の空は前作の禁断の砂漠からの続きで、例の飛行船で脱出したはずが高空にある謎のロケット発射場に不時着しています。今度はここでロケットに乗り換えて再脱出するという話。今回はライフが普通のライフ点とロープ点の2本立になっていて、時々落ちてくる雷に当たるとライフが減り、時々吹く風に飛ばされて転落しそうになるとロープが減ります。どちらかでも0になると死ぬので、その前にロケットに起動用の電力を供給する回路を組み立てるという趣向。難易度ノービスで1敗1勝。おもちゃのロケットのギミックがよくできています。

ボトムズタクティクスは4人でラストマンスタンディング方式のバトルロイヤル。まっさきに弾切れでただのパンチングマシーンになって早々に脱落。

終了後は移動して裏例会。参加者4人。
Horizons (Daily Magic Games)をプレイしました。
宇宙人になってアクション選択で星系を開発する4Xタイプのゲームですが、戦闘はなくエリアマジョリティです。個人ボードは両面仕様で表の人間だと特殊能力なし、裏の宇宙人だと固有能力を持つ、というスタイルはEclipseっぽいです。エリアマジョリティのためのコマ置き場となる惑星がいくつあるかはどれだけ探査アクションが選ばれたかで決まるので、今回はみんな置きたいだけ置けたんじゃないでしょうか。カード効果も含めると割と派手ですが、それなりにバランスは取れているような取れていないような。勝ち。

レースイの湯

夕張駅のそばにあるホテルマウントレースイの温泉です。
ホテルはデカいですが浴場はそんなに大きくはないです。内湯3・露天1で内湯の1槽ジャグジーのみ水道水ですが他は温泉という普通の構成。露天の眺望はありません。
源泉は名前の通りの冷泉なので沸かし消毒湯です。ジャグジーがきつい塩素臭の発生源になっていますが、腰掛けると腰とふくらはぎにピンポイントでジェットが当たる構造で勢いも強く、スキー客にちょうどよい設計となっています。

データ
住所:夕張市末広2-4
料金:700円
時間:10:00~21:00
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり
2020年4月頃~休業中

鶴の湯温泉

早来町の鶴の湯温泉に行ってきました。
地図で見た感じでは国道沿いかと思ったら線路と川で隔てられていて道道側に回りこまないと到達できません。
内湯1槽のみの小規模な温泉ですが、湯船は大きめ。塩素消毒されていますが、なかなか硫黄臭がして温泉らしさを感じられます。褐色透明でツルスベ感のある湯。

データ
住所:安平町早来北町5
料金:500円
時間:10:00~21:00 (水曜定休)
加水なし・加温あり・循環あり・消毒あり

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者4人。
T.I.M.E Stories (Space Cowboys)をプレイしました。

タイムストーリーズは最新拡張の「海の兄弟」シナリオ。じきに日本語版出ますが駆け込みで英語版でのプレイです。
舞台は1685年のカリブ海。今回の目的は海賊になって、標的である同じく4人の海賊を殺害すること。いつになく明確な指令ですが何で人殺しせにゃならんのという疑問の残るオープニング。
デザイナー2人のうちの片方は日本語版がなぜかスルーされている前々作「信仰の光」と同じデザイナーですが、以前の一本道シナリオからいつもの完全双方向システムに回帰しています。カリブ海の海域の地図上を自由に航海してどの島からでも好きに回ることができます。島の中で完結してるものや島から島へ渡ったりのお使い的なミッションや謎が多く、とても1ランで終わるようなボリュームではないでしょう。ラン間で引き継げるものが多いので1ランのTU制限は最後の評価点以外にはあまり関係ないのですが。いくつもシナリオを重ねてるうちに、少ないリソースをやりくりすることを想定した基本システムにデザイナーの意図が収まりきらなくなってきたようにも思います。
詰まるような謎はなく難易度はそれほどでもない感じですが、真エンディングに行くルートはかなり細そうでした。

M上氏宅ゲーム会

M上氏の自宅ゲーム会に参加しました。参加者2人。
ボトムズタクティクス(国通)・Darkest Night (Victory Point Games)をプレイしました。

まずは最近発売になった国際通信社のボトムズ。フィギュアつきの限定版はどこのショップでも完売なのに、近所の人はみんな豪華さが足りないとか言って敬遠してて持ってる人見かけません。キックスターター発の海外フィギュアゲーに毒されすぎ? というわけで通常版です。
AT同士の戦いを扱った戦闘級のシミュレーションゲーム。プロット方式ですが、昔のツクダのボトムズとかと比べるとずっと簡略化されていて、この先3回分の移動速度だけをカードを伏せ出ししてプロットします。速度によって移動距離・可能な旋回角度・攻撃の有無が決まるので、具体的にどこに移動して誰を撃つかは順番来てから決めればよいようになっています。
コンポーネントの都合上、敵味方最大でも4機しか同時には登場しないので、より大規模な戦闘を再現するシナリオでは、撃破され次第増援が投入される仕様となっています。管理する手間考えると4機でも十分に楽しめると思います。
シナリオ2・4・7をプレイして3戦3勝。パーフェクトソルジャーのイプシロンがちょっと強いです。設定通りといえばその通りですが。

ダーケストナイトはマップ上を徘徊して手下をばら撒くネクロマンサーを倒す協力ゲーム。最近キックスターターで2版が出たようですが初版をプレイ。BGGあたりを見る限りでは、2版は拡張込みの完全版というだけで内容はほとんど変わってないようです。
下手にプレイヤー数でバランス取ることはせず、何人プレイでも4キャラクターを分担します。拡張全部入りだとよくあるファンタジー系の職業から独特なキャラクターまで各種取り揃えられているので選ぶのも楽しそうです。
と見た目は面白そうというか実際にも面白いは面白いのですが、1手番1アクションしかなく移動にも1アクションをきっちり消費するシステムとなっていて、実際にプレイするとやりたいことが全然できない厳しいゲームです。うまく機能している場合はよいのですが、一旦受け身に回ると回復拠点に帰るのにアクションを消費し回復アクションは別の手番を要求される上にランダム判定だったりで、盤面の悪化速度にリカバリが全く追いつきません。1手番2アクションくらいにしてそこで均衡するようにバランス取った方が柔軟性上がってよさそうに思いますが、メーカーやコアなファンにはこれが良いようです。